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2019年 06月 28日

フォーム加工

フォーム加工_c0095801_15041428.jpeg
久しぶりにフォーム材を活用したフライタイイングです

作ろうとしているのは


『ケバエのボディ』


この『ケバエ』ですけど、その後もネットで色々と調べてみたところ
北海道では、それなりに周知されているフライだということが分かってきました

偏食され出すと、この手にフライでないと釣れない事も多いらしく
そうなると、ますます気になる存在

もう

巻かずにいられない





てな訳で

まずは即興でボディー作り



浮力の持続性と共に
フライのタフさも求められます

なにせ湖で使うとなると、対象となるトラウト達はそれなりに大型で
たいそうご立派な歯をお持ちになられます
数匹つったくらいで壊れてしまってはダメ!!


これらの条件を、ある程度満たしてくれるマテリアルとなると
シンセティック、それもフォーム材の出番です

フォーム加工_c0095801_15042074.jpeg
今回は、数あるフォーム材の中から、こちらをチョイス!

ちなみに、CAPSさんからも(別の商品名で)同じマテリアルが販売されています

このフォーム材の一番の特徴は
すごく軽くて柔らかいです


今回は、虫のサイズが小型になるので
フォーム材でもSサイズ?クラスのモノを使ってみました


まずはニードルで穴をあけ
次に『シマザキホローボディー』を製作するときに使用する治具を流用

ハサミで若干整形します
フォーム加工_c0095801_15041679.jpeg
体節を表現するためのスレッドを入れて

先端のギリギリ手前で、ウィップフィニッシュ

コーテリーで先端を少しだけ溶かしたら
即座に指で馴染ませて終了


フォーム加工_c0095801_15041847.jpeg
黒のマッキーで色を塗ったら出来上がり

何個か作ったら、段々とソレっぽい形になって来ましたよ(笑)


こんなパーツを作り溜めてから、次の作業に移りたいと思います






by sureyamo | 2019-06-28 16:59 | fly tying | Comments(2)
Commented by wdrxs298 at 2019-07-01 16:22
フォーム材 ありました 先ほどショップに電話にて確認 確保いたしました ありがとうございます  CAPSの奴も探して購入しましたが 若干 材質が異なるようで ちょいと固めです 硬くても問題ないフライに使用します  
今回のフォームはワイドゲープのショートシャンクにモンカゲニンフのボディをエクステンドにて装着するので なるべく柔らかい奴が欲しかったので探しておりました  

ケバエのフライですが  ケバエというより 秋の北海道で16番~18番のテレストリアル全般に汎用性の高いフライとして  https://youtu.be/oR_4t2lzvPk

巻いております  動画のウイングとは別にボディの上に透明なウイングを別に乗せるようにアレンジしております  
また 動画のブラウンのハックルの代わりに ストリーマーにしか使わないような 特大サイズの黒のハックルのあえて根元の柔らかめのファイバー部分を数回巻き カットして(太めのハックルファイバーが レッグになります)使っております 

サイズも12~18番まで巻けて かつ 汎用性も高く 丈夫  フォームに多少 鱒の歯で傷がついても大丈夫   長さはなくてもファットなので 多くの黒いいろんな種類のテレストリアルが浮いて潮目 風目に流れている状況では いろんな意味で多用しております  阿寒湖 屈斜路湖 然別湖にて 多くの回数と時期で使ってみて  ほぼこれ一本で サイズだけ変えて使っております   これのボディの背中部分にニードルで穴をあけフックシャンクにインジケーターを巻き穴に通し 背中から上部に引き抜いてインジケーターのみ水面から浮かぶようにすると 本物のテレストリアルが半沈した状態を模倣できるし インジケーターのみ水面上ですから トラウトからも目につきやすく 選んでいる状態でも 真っ先にこのフライに走ってくるケースが多いです

ウイングとインジケーターとレッグの太さがキーですから 同じフライでも いろんなバリエーションが楽しめます 
 
動画にウイングに数本の光物を混ぜておりますが  これが 結構重要な気もします(あくまで気持ち)

時間あったらまたメールか画像か動画か送信いたします


Commented by sureyamo at 2019-07-01 23:51
wdrxs298さん

こんばんは、そして書き込みありがとうございます。
質のバラツキが少ないのが、シンセティックマテリアルの強みなハズなんですが‥‥‥
途中で規格が変わってしまったのでしょうか?

お役に立てずに恐縮ですm(_ _)m

動画も拝見いたしました。
湖で使うフライは魚を掛ける以前に、遠投時にラインスピードを上げることも多々あることを考えると、基本的に繊細なマテリアルは合わない気がします。そういう意味では(釣れる釣れない‥‥の前に)なかなか合理的なパターンに思います。
 また、各部位を様々なマテリアルに置き換えることで、バリエーションを容易に広げることが出来る!というのも面白いです。とても参考になります。
 ありがとうございました。


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