
ここ最近の丸沼常連、群馬の『Tさん』のブログで公開される釣果報告に
焦る日々(笑)が続いていたのですが
ようやく自分にも丸沼釣行のチャンスがやってきました
と言っても、午後4時には次男のお迎えに、地元の保育所まで戻らなければならないので
釣りの方は、どう頑張っても正午まで
(帰途に高速を使えば、もう少し粘れるけど)
最近、そんな中途半端な釣りばかり
だけど現状で置かれている立場上、仕方ありませんよね
圧倒的弾不足が否めない現状の中、フライは前夜に突貫補充
そんな事もあって、出発時間を見事寝過ごしてしまい
現場到着は7時
メインの流れ込みには釣り人は2名のみ
釣れている?という割には人が少なく、少し拍子抜け
スリットには常連(千葉の)Tさんの姿
丸沼は泊まり込みで、昨日に引き続き二日目というTさんの話では
昨日は、結構釣り人も多かったという
温泉スリットを左右から攻める
開始して間も無く、Tさんのラインが沖に向かって張り詰めます

50、60cmと、立て続けに良型を連発!
同じスリットを攻めているハズなのに、こちらにはアタリすらありません
(Why?)
堪らずお話を聞くと、狙いは『ベタ底』
※自分もさっきから、同じ『ベタ底』狙ってるんですけど(^◇^;)
何か違うのでありましょうねぇ
自分もTさんに習った超デッドスローのリトリーブに変えてみるものの
状況は変わらず
ただ、そんな感じで続けていううちに
イキナリひったくられる様なストライク!
そのままストックしていたラインを全て放出
逆転をはじめたリールのドラッグを、慌てて締め上げ
上がってきたのは

40cmにも満たない感じのレインボートラウト
ご覧の通りのヒレピンですが、恐ろしい瞬発力!!
一体、何が掛かったのかわからないぐらいでした
丸沼では、こういう個体が徐々に釣れるようになってきたように感じますね
以前であれば、岸釣りで釣れる成魚放流魚の大半は、ヒレの丸くなった個体ばかりだったんですけどね
時間が10時を回った頃、ようやく風が吹き始めます
少し投げ難いくらいの風が、ここの釣りにはベスト
縮む飛距離に高まる期待(笑)
ちょうど、ベタ底の当たりが遠くなった頃でもあったので前夜に巻いた『ノーウェイト・マラブー』(レッドワイヤーが見当たらなくて‥‥)を結んでみます
今までのデッドスローから一転、早引きのリトリーブにスイッチした途端
アタリ連発
うまく乗せられれば、45〜50cmをアベレージの元気印なレインボーが
ツーハンドロッドをギャンギャンに締め上げてくれます
若干スキニーな個体も混じりますが
ほとんどが栄養状態良好のナイスプロポーション
この強烈なファイトが何より良い証拠
まさか、ここ丸沼にもハコスチが入ってるのかなぁ?
いや
噂のハコスチにも負けず劣らずかも❤️
ハコスチみたくジャンプこそしないけど
ネットインのその瞬間まで
全く諦めを見せない、そのファイトに圧倒されまくり
※後日確認したところ、これが噂の頂鱒とのこと
強めのレッドバンドとピンク色のヒレが特徴とのことで、30センチ程度の個体でも赤身
そして、その味は絶品!
いやぁ、それより何より、やっぱりこのパワーでしょう
♯6スイッチロッドを使ってハコスチは何匹も釣っていますが
14ftの♯8ダブルハンドを、ここまで締め込む様は
完全にハコスチは超えてます
論より証拠
是非、一度お試しください

このノーウェイトなマラブーは根掛かり対策をしておらず
結構な頻度でロストしてしまいました
仕方なく、定番『ズル引きちゃん』に切り替えたものの
此方も同じくらいに『あたり』は有りました
ウェイトは関係ないのかもしれませんね
『二回リトリーブすれば、そのうち一回は当たる』
こんな高頻度のストライクというのは
実に久しぶりな気がします
(セットフック出来なければ意味ないんですが)
まだまだ釣れそうな雰囲気プンプンの丸沼でしたが
あっという間のタイムアウト
あぁ、次はいつ来れるのかなぁ(笑)