人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Down & Across

inaxff.exblog.jp
ブログトップ
2020年 05月 01日

ショックストライカー(仮称)の使い方

ショック・ストライカー(仮)の使い方の説明


実際に使用した時の写真のほうが判りやすいでしょ?

ちなみに、このストライカーに方向性はありません




少し濡れると、こんな感じになります

この状態では双方に張力が掛かっているので、少し細くなっていますけど
フリーになれば、もう少し太くなります

かなり離れたレーンを流しても
この「くびれ」は充分に認識できます


ショックストライカー(仮称)の使い方_c0095801_19285431.jpg
このストライカーが流れと同じ向きの「縦型」で流せていれば
ストライカー(マーカー)とショット(及びフライ)は
同一線上のレーンでドリフトできている事になります


ドリフトの過程で、これに角度がつきそうになったら
(「角度がつく」ということは、マーカーとショットが同一線上に流れないということ=余計なスラック)
メンディングを下流側に入れ、めくりあげるようなイメージで修正
縦型の流下姿勢を、終始維持することを心掛けます




ショット(フライも含め)が底波を捉えると
それまで表層流に同調していたストライカーのドリフトが
やや引きずられるような、ドラッグの掛かったドリフトに変化するのですが
その際、先端が少し沈む(ひとコマ分)位の
ドリフトテンションが理想的です

これは
ティペット長とショットの重さを変えてあげることで
かなり幅広く調整できます


=追記=
ノーウェイトニンフの場合には、フライの重量は無視して良いですし
川底も一定ではないので
実際の調整自体は、そんなに厳密に行う必要はないです





この調整が決まると

ショット(フライも含め)が
底石はもちろん、枯れ葉等の流下物に当たった際の微細な変化
底波の引きおもりと言った
流下の障害となる様々な抵抗(もちろん、魚のアタリもね)が
色々感知できるようになります





そしてもう一つの特徴として
キャスティングが、とても楽…ということ


マーカーを付けず、軽いショットのみ付けた時のキャスティングと
全く変わりません

バックキャストで、ショットの重量がロッドに乗った際
ゴムのように伸びたストライカーの反発力も相まって
想像している以上、軽快に飛んでいきます

ループが展開するパワーというより、ショットの自重で飛んでいく感じなので
風の影響はあまり受けません


従来型のマーカー特有なキャスト(意図的にループを作らない、Tipの軌道を離す)を
意識しなくても良いです


これは、どちらかというと
初めてルースニングに挑戦する初心者の方にこそ

もってこい

ではないでしょうか

ショックストライカー(仮称)の使い方_c0095801_19285218.jpg
従来のマーカーで

「特に不自由を感じてない」

という方には
多分、ご理解してもらうのは難しいかな…と思いますけど(笑)



これ…一度試すと癖になります





by sureyamo | 2020-05-01 07:04 | item | Comments(0)


<< フッ素グリス      究極のストライカー >>