
ニンフのタイイングに、欠かす事のできないマテリアルのひとつが
ヘヤーズイヤー
巷では「ヘヤーズイヤー」という名で
ダビングファーとして販売されている商品は多数ございますが
その殆どが、混ぜモノによる嵩増しで…
別にそれが「悪い」という訳ではないのですが
今まで色んなヘヤーズイヤーを試した(個人的な)結果からして
純度の高いヘヤーズイヤーに勝るものは、ちょっと無いな…
と感じるところではあります
以前であれば、数百円で購入可能だった「耳だけ」の単品販売も
いつの間にか、無くなってしまったようです
結局、ヘヤーズイヤーを入手しようとしたら
「マスク」ごとの購入しかなく
価格的には
実質4倍近い値上がり!
懐の直撃(笑)は結構キツい(^_^;)
僕の使うヘヤーズイヤーは、昔から
地元のフライショップさんに特別にお願いして(笑)ブレンドしてもらっているのですが
この色目に仕上げようとすると
マスク一枚で、これだけ(一袋分)しか取れません
嵩増しの目的で、近似部位のファーを若干ブレンドしてもらってありますが
色目自体が明るくなり過ぎないように注意です

このぐらい暗い色目が理想
これを巻いたフライが水に濡れると、実際にめくった石裏に張り付いた
川虫の持つ色調や質感に、相当近いモノがありますし…
全く同じレシピのニンフでも、使うヘヤーズイヤーの色味や質感が違うだけで
(ヘヤーズイヤーだけのニンフを20年以上使ってきた経験から)
反応には違いを感じます
「ヘヤーズイヤーなんで、どれも一緒」
なんて言う方もおられると思うのですが
逆に、そういう方には是非一度、使ってもらって
その感想を聞いてみたいものです
そんなこんなで
同等の製品が市場に出回ることは、ほぼ無いのですが
どうしても…という方には、購入ルートはお教えしますので
お問い合わせください
結果的には値段は高くつきますが
効果まで考慮すれば…僕は「充分にお釣り来る」と思ってます