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2021年 01月 28日

永遠のテーマ

永遠のテーマ_c0095801_17455345.jpg
たとえば

ショットの着底時であったり

はたまた、流下する落ち葉にフライが触れた際の

微細なマーカーの変化といったものは

「Sidwinder」のような「高感度のマーカー」を使い続けていくと
ある程度パターン化することが出来るようになってきます


とは言え

魚の活性が低いときには
マーカーに現れる、どんな些細な変化も見逃しては駄目なので

ルースニングは極めていっても

「聞きアワセ」「空アワセ」

は必ず必要なんですよね



出来ることなら、魚の魚信にだけ

スパーン!

とアワセを一発で決めたいところではあります…が

(あまり言いたくはないですが)
多分、コレ

永遠のテーマです(笑)











今日の冬季釣り場は

今まででも“三本指”に入れてもいい位に渋かったです

昼過ぎになって雪が降って来る前に、あまりの寒さに上がってしまいましたけど
前にも増して口を使ってくれません

まぁ、一応掛かるのは掛かるんですけど
ファイトの途中で、どうしてもバレてしまいます
永遠のテーマ_c0095801_17545934.jpg
そんな中、どうにかこうにか
ランディングが叶った一尾を見て…(-_-;)
永遠のテーマ_c0095801_18212927.jpg
♯28のニンフを鼻ツン(-_-;)
そりゃぁ〜釣れないワケですなぁ…

でもね
ナノスムースコートだから…掛かっちゃうんだよね〜
(まぁ、こういうことを見越してのフックチョイスなんですけどね)




ストマックを拝見
永遠のテーマ_c0095801_18234147.jpg
あまり出てきませんでした

写真のオナシカワゲラとそのシャックは
恐らく、脱皮直前か脱皮中に捕食されたんではないでしょうか

シャックが完全体で残っているところを見ると
食べられてから胃袋内で脱皮が進行したのかも知れませんね


捕食前の、このカワゲラをフライで再現するなら
シャックを加色した色合いで…

とか

ストマックサンプルひとつから
色々と戦略を立てるのも面白いものです


永遠のテーマ_c0095801_18322520.jpg
今回は、フライ、ショット、タナはほとんど変えず
ショットの打つ位置だけ変えて望んで見た結果

全くアタリが出なかったレーンであっても
イキナリ連続で掛かることがありました


ショットの打つ位置は
僕らが思っている以上に重要のようです
永遠のテーマ_c0095801_21482003.jpg
こっちの魚からは、シャックが全く出てきません

同じオナシカワゲラですが、若干色が濃い感じがしませんか?
もしかしたら、脱皮前の個体の色合いは、こうなのかも…


普段は石裏に身を潜めて暮らすカワゲラ達も
脱皮行為に関連する「何かしらの動き」が
捕食者(ハコスチ)のトリガーを引いてしまった…のではないか?

そんな風に

釣りが成立する背景まで
深く読み解き(あくまで憶測だけど…)
これらを、フライタイイングや
仕掛けのセッティングに反映させて行くことができれば

マッチ・ザ・ハッチというジャンルは
今よりも、もっと奥深い遊び方が出来ます



by sureyamo | 2021-01-28 22:23 | River fishing | Comments(0)


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