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2021年 01月 30日

水面直下を制す

水面直下


マッチ・ザ・ハッチを嗜んでいるフライマンなら、誰しも気になるフレーズであり
様々なシチュエーションで語られることも多いんですが…

一言で「水面直下」で片付けてしまうのは
後々、誤解や勘違いを招いてしまうことにも成りかねません

ここは、シッカリと共通の認識を持っておいた方が
後々、間違いないと思うので…改めて記していきますね




水面直下といっても、流下ステージの違いで
大きく分けて3パターン

水面直下を制す_c0095801_21553719.png
巷で一番使われているであろう
「水面直下の釣り」と称しているのは

A

のステージのモノを指している場合が…殆どでしょうね
(こういう状況が多い、ということが言えます)



ステージ的には水面直下であることには違いないので
決して間違いではないんだけど…

あまりに広義過ぎるので、個人的には

「膜下(膜面下)」

という認識で区別しています



この「膜下」のステージでは
ボディーだけが沈む「半沈み」「ぶら下がり」といった
フライパターンで対応出来てしまうので

難易度的には全然大したことはない…というか
むしろ簡単な部類
(ドラッグ掛かりにくいし)



僕が思うに
「水面直下」のステージは

B〜C

であり

このステージの攻略こそが、一番の課題と考えています



水面直下を制す_c0095801_22574308.png
水面直下の攻略法としては

a と b

と言うのが一般的になるでしょうね


中には、小細工なしのニンフ(イマージャー)で
a の釣りをされる強者もいらっしゃいますけど…(-_-;)




ここの記した c のシステムに触手を動かした方は
僕と同類(笑)


ただ…このシステムは、かれこれ20年以上前に
流し毛鉤をヒントに、僕が考案したシステム

当時、しゃかりきに通っていた大谷川で繰り返される
早朝の水面直下のライズ相手に、実戦投入させた経緯があります

まぁ、結果としては
最初の一投目で、見事にフライを

絡ましてしまい

ましたけどね(笑)


追記:絡んだフライを結び直し、Aの釣り方でイワナの30cmが釣れました(笑)


端末に結びつけたマーカー(バイオストライク)がトラブルの原因だったのですが
それ以降、このシステムは封印していました

で今回は、このマーカーに「Sidewinder」を使ったら
案外うまくいくんじゃないか?

と、こっそり考えています


因みに
このシステムで使用するフライは
下巻き時にティペットを巻き込んでのタイイングとなります


このシステムではフライが独特の動きをすることもあって
カディスのピューパパターンが、最も理にかなっていると思っています




もちろん、まだ試してはいないので、何とも言えないのですが
興味がある方は試してみては如何でしょう?



by sureyamo | 2021-01-30 22:01 | tips | Comments(0)


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