
午後から大荒れ予想?
そんな巷の気象予報を全く知らないまま(笑)
来てしまいました
GW真っ只中であるにも関わらず
相川橋上に数えるほどの釣り人しか居ない光景は、ちょっと異様?!
確かに、コロナの影響も当然あると思うのだけど
最近のアングラーは、気象予報に敏感…というか
ちょっと悪天候な予報が出ると、出足がメチャ鈍る印象があるんだけど?
単に僕の気のせいかなぁ
雨に濡れながらの釣りは、糸は絡むし、フライは沈むし
濡れたアイテムの後処理も、なかなか面倒臭いので
基本的には僕自身も、あまり好きではないですけどね(笑)

春先からの渇水気味な水位での釣りに慣れてしまうと
今現在の渡良瀬川のこの水量を「増水でやりにくい」と感じる方も多いと思います
昔からこの川をホームグランドとして来ているフライマンにとって
この時期の水量は、これが
平常値なハズ
田んぼに水を引く、GW中のこの時期にしては
ここ十数年の水量が少なかっただけです
(以前より河床が上がった(埋まった)影響で、流れが全体的に早くなってしまい、釣りにくくなりましたけど)
ライズが始まったのは
流芯を2つ跨いだ、さらに奥の緩流帯側
護岸の中段から狙うのには、限界ギリギリなレンジ
手前の流芯に魚が動いて来くれれば、それこそ楽勝なんですが
勿論…そんな都合の良いことは起こりません(笑)
ここ最近患っている「二度目の五十肩?」で、苦痛を伴うキャスティングを駆使(笑)
身を削る思いで(-_-;)フィーディングレーンにねじ込んだ、パイロットフライ(ガガパラ)は
4回連続チップ(-_-;)
フライを突くだけで、全く喰って来ません
そこで登場…変化球(笑)
直近で成魚放流魚も混じるものの先発隊(初回放流分や年越し組)は、GW頃から徐々に体高が出てきて
引き味もグンとアップ!
渡良瀬育ちのヤマメは、こうでなくっちゃ!
胸部がコロッとしたシルエットが特徴なマダラ系カゲロウのスピナー(ほとんどエラブタマダラ)は
GW中、ヤマメの朝食メニューに登場するレシピとしては定番中の定番
インジケーター無しの#20のスペントスピナーを
15ヤード+15ft先のレーンにスピンさせること無く投射し
かつ、視認しながらナチュラルドリフトさせるなんて所業は
若い頃にしか出来ません(爆)
ならば…と
流下サイズを無視した(以前、捕食した記憶が残っているであろう)#16のオオクマDDというのが、実は変化球の正体
永くこの釣りを嗜んでいくと
1から10まで、全てをハッチにマッチさせることだけが
特効策でないことは結構あるものです
それでも
いつも、こう上手くいくわけでなく…
今回釣れたのは、たまたまの「ラッキーパンチ」(笑)
午後になり、予報通りの大荒れの天候になり
今回も早めの撤収を余儀なくされました
振り返ってみれば
ライズの釣りが成立したのは、本当に僅かな時間
マッチ・ザ・ハッチの釣りは「手返し」なんだと、つくづく思い知らされました