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2021年 06月 09日

塩分補給

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急に潮の香りが恋しくなった…訳でもないんですけど(笑)
今回はなんの前フリもなく、イキナリ単独の日本海釣行してきました


深夜0時出発

こんな平日の「夜駆け」な釣り自体、かなり久しぶり
日常は子ども達の送迎やら何やらで、朝の8時と午後の4時には行動制限(笑)が掛かっているのですが
火曜日休みの嫁にお願いして、今回の自由行動が叶いました
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夜が明けはじめ、空が白々としてくると
空は分厚い鱗雲

ウロコ…なんて、なんか幸先良さそうじゃない?

さぁ、ともかく今日だけは
帰りに時間を気にせず、釣りしまくりますぜ


上越市の本間釣具店で、餌のジャリメと予備の仕掛けを購入!

海なし県の人間にとって、釣具屋がAM3時から開いているなんて事自体
有り得ないのですが(笑)

平日にも関わらず、10人近いお客さんで賑わっています


向かった先は

柿崎港
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米山の丁度向こう側は、実母の実家
柏崎の「野田」という地区

母方の祖母の晩年は、母の妹が桐生市で同居
祖母の没後には
野田の生家は“実家じまい”(正確には大工である母方のお兄さんが取り壊しました)

お盆の帰省先で幼少期に過ごした、数々の「夏の日」も
今となっては遠い思い出となりました


米山を見る度に、そんな感傷に
ついつい浸ってしまいます

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早朝の柿崎港でのアジングは不発に終わり
隣接のサーフで「キス釣り」開始

いつも悩まされる風の影響もなく、波も穏やか
底荒れも無いんで仕掛けも絡まないし、エサ持ちも良いです


ただ

なんだか知らないけど「小さい羽蟻」(フライ的には♯32)みたいのがワチャワチャと発生し
目の前をブンブン飛び回り…それのウザいことと言ったら(TдT)
風が吹くと、パッといなくなるので
この時だけは、風が吹いてくれることを「願い」ました


キス釣りだと「さびく」のは常識とされていますけど
良い群れに当たると、放置だけでもブルンブルンとアタリは来ます

自分の場合、たまたまそんな釣り方で釣れていた事もあって、今回もロッドスタンドによる放置プレイのつもりだったのですが

今回、このやり方では

ほとんど釣れませんでした



あと気付いた点は、投げる方向の精度

アキュラシーのような「点」とまでは行かないまでも、投げる方向ぐらいはある程度コントロール出来ないと
釣れてる群れに対して効果的なアプローチっていうのは難しいということでしょうね
(そういう意味では飛距離よりも大事?)


そんな試行錯誤の釣り方でしたが
ピンギス混じりで12匹
(周囲は全く釣れていなかったので、この結果でも満足)

あと、尾数を稼ぐには、どうしても「多点」仕掛けですね(^_^;)
餌の消費に加え、手返しも悪くトラブルも多いですけど…これは今後の課題かな
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そんな中、突如目の前に立ったナブラ

サーフからでも射程圏内でしたけど、使いたいロッドはキス天秤で「現在使用中」のため
見送る羽目に(T_T)


こういうことも想定した
タックルの準備も怠らないようにしたいものです



その後は一端黒井まで南下し、昼食+昼寝で一時間消化した後は…

更に南下

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能生漁港

沿岸には似たような漁港はたくさん有るんですけど
なんというか…独特の雰囲気が好きなんです

釣れた経験ないくせに…(笑)
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いつも仕事用の「175号」も大活躍
※漁港だから「175丸」か?

軽のくせにリッター10kmは財布に痛いけど
アンダーフロアミッドシップの恩恵で、乗っていて静かだし
ラゲッジ空間は広く、コーナーリングも微妙に(笑)良いです
※悪路には滅法弱い

ただし、アチコチくたびれて来ちゃっているのでのも事実
いつもジムニーばかり贔屓していたので(笑)今年はシッカリ整備してあげる予定です

なんだかんだ起業して5年経ちましたけど
よく働いてくれていますからね!
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ここからはアジング本番…
なんですが

本命のアジがいません?(TдT)


両隣、総勢6名の常連と思しきオジサマ達の
12本(一人あたり二本計算)の遠投サビキを持ってして…誰一人としてノーフィッシュ

そんなところに持ってきて

「ジグ単」一筋なんて…

無謀もいいところ(笑)




使っているアジング用のロッドも
先端以外はビンビンなアクションであることと、ルアー自体が軽い事もあって
キャスティングそのモノが、そもそも難しいのですが

ソリッドティップの曲がりを利用した「ボーアンドアロー」で
普通にオーバーヘッドのキャスティングと同等の飛距離が出てしまうことを発見
多分この発見が、今回一番の収穫(笑)






前回のアジングでは、追い風だったこともあり
アジングタックルの飛距離的には不満は無かったんですけど

今回のような無風だと
(所詮、1g程度のジグヘッドなので)

やっぱ飛ばねー

となるわけですが

このたかだか「10m」程度のレンジの釣りが滅茶苦茶奥深く
面白いことに気が付きました


特に今回は、本命不在
好奇心旺盛な「フグ」共の猛攻で
ここで使う小型のワームなんて、悉く食いちぎられてしまうのですが

その際の微妙なアタリ…というか手応えを感じながらの釣り
(釣りというよりはネコジャラ的な遊び)
は想像以上の面白さで

結構夢中になってしまいました
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頑張ったかいもあり、今回の釣りは
こんなメバルちゃんが締めてくれました


腕時計の針は午後7時

有に、14時間以上釣りをしている計算になるんですが
このまま、夜釣りに突入しちゃえるくらいまで元気があったことに

自分が一番驚いちゃいます(笑)


我ながら、まだまだ捨てたもんじゃない?なぁ…
って思ったものの

帰りの某SAで目を閉じたら、うっかり一時間近く爆睡してしまったのは
内緒(笑)

それでも、ナントカ無事に
日付が変わる直前に帰宅することは出来ました
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翌日は潮を落として、シッカリ乾燥!

次の準備も万端です(笑)

※海釣り仕様の「釣りグルマ」になってしまった


by sureyamo | 2021-06-09 00:53 | and others | Comments(0)


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