
急に潮の香りが恋しくなった…訳でもないんですけど(笑)
今回はなんの前フリもなく、イキナリ単独の日本海釣行してきました
深夜0時出発
こんな平日の「夜駆け」な釣り自体、かなり久しぶり
日常は子ども達の送迎やら何やらで、朝の8時と午後の4時には行動制限(笑)が掛かっているのですが
火曜日休みの嫁にお願いして、今回の自由行動が叶いました
夜が明けはじめ、空が白々としてくると
空は分厚い鱗雲
ウロコ…なんて、なんか幸先良さそうじゃない?
さぁ、ともかく今日だけは
帰りに時間を気にせず、釣りしまくりますぜ
上越市の本間釣具店で、餌のジャリメと予備の仕掛けを購入!
海なし県の人間にとって、釣具屋がAM3時から開いているなんて事自体
有り得ないのですが(笑)
平日にも関わらず、10人近いお客さんで賑わっています
向かった先は
柿崎港
米山の丁度向こう側は、実母の実家
柏崎の「野田」という地区
母方の祖母の晩年は、母の妹が桐生市で同居
祖母の没後には
野田の生家は“実家じまい”(正確には大工である母方のお兄さんが取り壊しました)
お盆の帰省先で幼少期に過ごした、数々の「夏の日」も
今となっては遠い思い出となりました
米山を見る度に、そんな感傷に
ついつい浸ってしまいます

早朝の柿崎港でのアジングは不発に終わり
隣接のサーフで「キス釣り」開始
いつも悩まされる風の影響もなく、波も穏やか
底荒れも無いんで仕掛けも絡まないし、エサ持ちも良いです
ただ
なんだか知らないけど「小さい羽蟻」(フライ的には♯32)みたいのがワチャワチャと発生し
目の前をブンブン飛び回り…それのウザいことと言ったら(TдT)
風が吹くと、パッといなくなるので
この時だけは、風が吹いてくれることを「願い」ました
キス釣りだと「さびく」のは常識とされていますけど
良い群れに当たると、放置だけでもブルンブルンとアタリは来ます
自分の場合、たまたまそんな釣り方で釣れていた事もあって、今回もロッドスタンドによる放置プレイのつもりだったのですが
今回、このやり方では
ほとんど釣れませんでした
あと気付いた点は、投げる方向の精度
アキュラシーのような「点」とまでは行かないまでも、投げる方向ぐらいはある程度コントロール出来ないと
釣れてる群れに対して効果的なアプローチっていうのは難しいということでしょうね
(そういう意味では飛距離よりも大事?)
そんな試行錯誤の釣り方でしたが
ピンギス混じりで12匹
(周囲は全く釣れていなかったので、この結果でも満足)
あと、尾数を稼ぐには、どうしても「多点」仕掛けですね(^_^;)
餌の消費に加え、手返しも悪くトラブルも多いですけど…これは今後の課題かな
そんな中、突如目の前に立ったナブラ
サーフからでも射程圏内でしたけど、使いたいロッドはキス天秤で「現在使用中」のため
見送る羽目に(T_T)
こういうことも想定した
タックルの準備も怠らないようにしたいものです
その後は一端黒井まで南下し、昼食+昼寝で一時間消化した後は…
更に南下
能生漁港
沿岸には似たような漁港はたくさん有るんですけど
なんというか…独特の雰囲気が好きなんです
釣れた経験ないくせに…(笑)
いつも仕事用の「175号」も大活躍
※漁港だから「175丸」か?
軽のくせにリッター10kmは財布に痛いけど
アンダーフロアミッドシップの恩恵で、乗っていて静かだし
ラゲッジ空間は広く、コーナーリングも微妙に(笑)良いです
※悪路には滅法弱い
ただし、アチコチくたびれて来ちゃっているのでのも事実
いつもジムニーばかり贔屓していたので(笑)今年はシッカリ整備してあげる予定です
なんだかんだ起業して5年経ちましたけど
よく働いてくれていますからね!

ここからはアジング本番…
なんですが
本命のアジがいません?(TдT)
両隣、総勢6名の常連と思しきオジサマ達の
12本(一人あたり二本計算)の遠投サビキを持ってして…誰一人としてノーフィッシュ
そんなところに持ってきて
「ジグ単」一筋なんて…
無謀もいいところ(笑)
使っているアジング用のロッドも
先端以外はビンビンなアクションであることと、ルアー自体が軽い事もあって
キャスティングそのモノが、そもそも難しいのですが
ソリッドティップの曲がりを利用した「ボーアンドアロー」で
普通にオーバーヘッドのキャスティングと同等の飛距離が出てしまうことを発見
多分この発見が、今回一番の収穫(笑)
前回のアジングでは、追い風だったこともあり
アジングタックルの飛距離的には不満は無かったんですけど
今回のような無風だと
(所詮、1g程度のジグヘッドなので)
やっぱ飛ばねー
となるわけですが
このたかだか「10m」程度のレンジの釣りが滅茶苦茶奥深く
面白いことに気が付きました
特に今回は、本命不在
好奇心旺盛な「フグ」共の猛攻で
ここで使う小型のワームなんて、悉く食いちぎられてしまうのですが
その際の微妙なアタリ…というか手応えを感じながらの釣り
(釣りというよりはネコジャラ的な遊び)
は想像以上の面白さで
結構夢中になってしまいました

頑張ったかいもあり、今回の釣りは
こんなメバルちゃんが締めてくれました
腕時計の針は午後7時
有に、14時間以上釣りをしている計算になるんですが
このまま、夜釣りに突入しちゃえるくらいまで元気があったことに
自分が一番驚いちゃいます(笑)
我ながら、まだまだ捨てたもんじゃない?なぁ…
って思ったものの
帰りの某SAで目を閉じたら、うっかり一時間近く爆睡してしまったのは
内緒(笑)
それでも、ナントカ無事に
日付が変わる直前に帰宅することは出来ました

翌日は潮を落として、シッカリ乾燥!
次の準備も万端です(笑)
※海釣り仕様の「釣りグルマ」になってしまった