
先般の丸沼の釣りが呼び水となったかどうか不明だけど
久しぶりに湖系のフライを
巻いて見る気になりました(笑)
2008年から、私的に再開した丸沼詣も
早いもので今季で13年目
(ここ数年は年に2〜3回程度になってしまいましたけど)
今に至るまで、色々なフライパターンを模索して来たわけですが
改めて「湖における効果的なフライの条件」とは何なのか…
自分なりの考察を交え、考えてみました
「湖で実績のパターン(マテリアルも含め)」というのは
確実に存在はすると思う反面
そこに至るまでのプロセスで、フライに求められる重要なファクターというのは
もっと他にあるように思います
湖という広大な水域において
過密とも言えない魚影に対して、たかだか数センチのフライの存在感を
いかにアピールしていくか
どんな魅惑のフライも、魚がその存在に気付いてくれて
「ナンボ」
ということ
嫌な言い方を許してもらえるのであれば…
存在に気付いて貰えなければ、ゴミ同然(笑)
※これは釣り全般に言えることだけど
どんなフライが意識されやすいか…ということは鱒側の視線に立って考えれば
実に簡単で
単純に目立つこと=大きいこと、色目や動きが派手であること
となるけど
これらを極端に嫌う傾向(スレてる)にある鱒の場合には
速攻で見切られる危険性も出てくる「諸刃の剣」でもあります
そんなナーバスな鱒たちであっても
少なからず意識しているのが
着水時のインパクト(波動)
であり
そこが、一番着目すべき共通点に考えます
現実に
こういう視点で湖のフライセレクトを考えておられる方は
恐ろしいほど少数派?なのが現実
(いや、俺は考えている…という方は流石です!)

具体的に言うと
フライに内包するウェイトの有無
とか
軽量なソフトハックルの場合だったら、使用するフックの線径
…とかにまで、こだわること
止水の場合は
静かなソフトプレゼンテーションより、積極的なアピール!
着水時の波動が、釣果をかなり左右している
…と思います
こういう方向性で考えていくと
フライは「しっかりターンオーバー」させるのが必須
フライパターンだけで「どうにかなる」問題でもない
ということは肝に銘じておきたいです
湖に立ったら周りのフライマンを見渡して見ましょう
釣れている方のシュートは、殆どの場合で
フライがシッカリ、ターンオーバーしていると思います