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2021年 11月 01日

久々に“ガム”った感想を語る

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今日は貸し切り

…っていうのは全くの嘘です(笑)



たまには一番に…来てみただけで、この後は続々とアングラーがやってまいります

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この静寂も今のうちだけ…でしょう



ココ最近、正統的なフライ?が、ほとんど役に立たずなんですが(T_T)
“トラウトガム”で爆釣されている方が、あまりに目につくことから

久しぶりに“ガム”を持参してきました


まぁ“トラウトガム”と言うのは、あくまで某社商品名“そのまんま”なんですが
類似商品が多数流通する現在でも、あまりに的を得たネーミングゆえ
その“総称”で充分に通じてしまっています



この手のフライは
2015年の記事で既に紹介しています

※ちなみに記事内容は6年前のレベルにつき参考になりません(笑)
久々に“ガム”った感想を語る_c0095801_19401287.jpg
この時、数年間の丸沼通いで使い続けたのですが
その後はパタリと使わなくなってしまいました

その理由として


効果の方は万人認めるものの

フライとして進化のしようがない

という全く個人的な理由に過ぎませんでした





放流魚…という観点では丸沼もハコスチの冬期釣り場も
魚の密度以外、状況的には全く一緒



流石に皆さんが散々使って、掛けたせいでしょうか
目の前の“ガム”に対しては、魚の方も、いささか冷静に対峙している印象でしたけど


何の前触れもなく
突然スイッチが入ったかように、イキナリ食ってくる事が多かったりして
釣りとしては、なかなか「ストーリー」が成立しにくい(笑)
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丸沼のリトリーブの釣りで使っている時もそうでしたが
フォール中だったり、ベタ底放置プレイでは

かなりの確立で魚に丸呑みされてしまいます


特に、昨今の管理釣り場では、疑似餌の丸呑みを抑制させる意味合いから
「マーカーの使用」を禁止する所もポツポツと出て来ました

マーカーの釣り=「丸呑み」というのは、いささか乱暴な解釈?と言えなくもないのですけど(笑)

この流れからすると
コチラ側がどう頑張っても、丸呑みされてしまう可能性が高いフライというのは
今後の展開次第では、規制の対象になる可能性はあります

現段階では
レギュレーションに抵触する部分はないので、使うことに問題はないですし


膨大なフライパターンを前に露頭に迷うことなく、純粋に釣りに没頭する!という意味においては
こうした究極的フライの存在は

あくまで初心者目線的にみて…だけど

あっても良いんじゃないかなぁ

とは思います











午後は赤久縄さんに移動

本業の方のクライアント様で
そこの社長様のご家族を釣り接待?してまいりました


今回は、いつものルアー・フライエリアではなく
渓流釣りゾーン

入場者数にあわせて、希望したエリアに規定量の放流を行ってもらいます

今回は割高なイワナ・ヤマメではなく、ニジマスを多めに入れて頂き
餌釣り、毛鉤釣り、ルアー釣りで楽しんでもらいました
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最終的に残った大量の鱒は
「回収班」である僕の仕事(笑)

水深の浅い流れにひしめき合うような群れは、Sidewinderの格好の標的(笑)



せっかくなので、ここでも“トラウトガム”を投入(笑)


その反応たるや、恐ろしいもので…まさに

「マタタビを与えた猫」状態


水中で身を捩って
2〜3回転しながら噛みまくる個体まで出てくる始末

その光景は、少し異常さを感じるほどで
何が彼らを、ここまで狂わせてしまうのでしょう?


それほどに好反応な傍ら
肝心のフッキング率自体は低く

掛かっても、ほとんどバレてしまって
無事に釣り上げた魚は…一匹もなし(^_^;)






トラウトガム

確かに、その効果は絶大!なんだけど
個人的には「初心者には最初から使わせたくない」フライパターンになるかな

多分、これでフライフィッシングを覚えてしまった方は

長続きしないような気がします

…かくたる根拠はないけど(笑)





今回の経験で

フライフィッシングには、魚を食わせるまでのストーリー付けも

大事なんだなぁ
(それが漕ぎ着けであったとしても…ね)


と、つくづく感じたのでした




by sureyamo | 2021-11-01 21:58 | River fishing | Comments(0)


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