今日は貸し切り
…っていうのは全くの嘘です(笑)
たまには一番に…来てみただけで、この後は続々とアングラーがやってまいります
この静寂も今のうちだけ…でしょう
ココ最近、正統的なフライ?が、ほとんど役に立たずなんですが(T_T)
“トラウトガム”で爆釣されている方が、あまりに目につくことから
久しぶりに“ガム”を持参してきました
まぁ“トラウトガム”と言うのは、あくまで某社商品名“そのまんま”なんですが
類似商品が多数流通する現在でも、あまりに的を得たネーミングゆえ
その“総称”で充分に通じてしまっています
この手のフライは
※ちなみに記事内容は6年前のレベルにつき参考になりません(笑)
この時、数年間の丸沼通いで使い続けたのですが
その後はパタリと使わなくなってしまいました
その理由として
効果の方は万人認めるものの
フライとして進化のしようがない
という全く個人的な理由に過ぎませんでした
放流魚…という観点では丸沼もハコスチの冬期釣り場も
魚の密度以外、状況的には全く一緒
流石に皆さんが散々使って、掛けたせいでしょうか
目の前の“ガム”に対しては、魚の方も、いささか冷静に対峙している印象でしたけど
何の前触れもなく
突然スイッチが入ったかように、イキナリ食ってくる事が多かったりして
釣りとしては、なかなか「ストーリー」が成立しにくい(笑)
丸沼のリトリーブの釣りで使っている時もそうでしたが
フォール中だったり、ベタ底放置プレイでは
かなりの確立で魚に丸呑みされてしまいます
特に、昨今の管理釣り場では、疑似餌の丸呑みを抑制させる意味合いから
「マーカーの使用」を禁止する所もポツポツと出て来ました
マーカーの釣り=「丸呑み」というのは、いささか乱暴な解釈?と言えなくもないのですけど(笑)
この流れからすると
コチラ側がどう頑張っても、丸呑みされてしまう可能性が高いフライというのは
今後の展開次第では、規制の対象になる可能性はあります
現段階では
レギュレーションに抵触する部分はないので、使うことに問題はないですし
膨大なフライパターンを前に露頭に迷うことなく、純粋に釣りに没頭する!という意味においては
こうした究極的フライの存在は
あくまで初心者目線的にみて…だけど
あっても良いんじゃないかなぁ
とは思います
午後は赤久縄さんに移動
本業の方のクライアント様で
そこの社長様のご家族を釣り接待?してまいりました
今回は、いつものルアー・フライエリアではなく
渓流釣りゾーン
入場者数にあわせて、希望したエリアに規定量の放流を行ってもらいます
今回は割高なイワナ・ヤマメではなく、ニジマスを多めに入れて頂き
餌釣り、毛鉤釣り、ルアー釣りで楽しんでもらいました
最終的に残った大量の鱒は
「回収班」である僕の仕事(笑)
水深の浅い流れにひしめき合うような群れは、Sidewinderの格好の標的(笑)
せっかくなので、ここでも“トラウトガム”を投入(笑)
その反応たるや、恐ろしいもので…まさに
「マタタビを与えた猫」状態
水中で身を捩って
2〜3回転しながら噛みまくる個体まで出てくる始末
その光景は、少し異常さを感じるほどで
何が彼らを、ここまで狂わせてしまうのでしょう?
それほどに好反応な傍ら
肝心のフッキング率自体は低く
掛かっても、ほとんどバレてしまって
無事に釣り上げた魚は…一匹もなし(^_^;)
トラウトガム
確かに、その効果は絶大!なんだけど
個人的には「初心者には最初から使わせたくない」フライパターンになるかな
多分、これでフライフィッシングを覚えてしまった方は
長続きしないような気がします
…かくたる根拠はないけど(笑)
今回の経験で
フライフィッシングには、魚を食わせるまでのストーリー付けも
大事なんだなぁ
(それが漕ぎ着けであったとしても…ね)
と、つくづく感じたのでした