
少しばかり仕事の方が立て込んでしまったので
神流川冬期ニジマス釣り場に立つのは二週間ぶり位でしょうか
外気温的には4℃と、いつもほどの寒さでは無かったし
朝のうちは風も弱く、気持ち良いスタート!
昨年のこの時期のストマック画像から
♯20あたりのユスリカのラーバあたりかなぁ?と踏んで
割と自信たっぷりに結んだフライなんだけど…
コレまた全くもって無反応(^_^;)
今年の傾向で、少し大きめのメイフライニンフにしたトコロで…
ようやくのヒット!
捕食の一部始終を見ていたのですが
水中で、かなり激しいヘッドシェイキングを繰り返しても
うまく吐き出し切らなかったみたい(笑)で、最終的には「ココ」にフッキングしてしまいました
※この間中、マーカーには一切変化なし…と言うのも恐ろしい現実
まぁ、そういう事態に陥った際に
敢えて水流の影響を受けやすくなるよう“軽くてよく刺さるフライ”に仕上げてあるわけで
そういう意味では思惑通りであり、このハコスチ側に落ち度はないですね
強いて言うなら
このフライに「目を留めてしまった」ことが…そもそもの間違い(爆)かと
確認でストマックを採取してみると
案の定

こっちも同様
この時期にして、これだけヒメフタオ科のニンフがまとまるのは
初めて見ました
温暖化の影響で羽化が前倒しなんでしょうか?
去年の同時期には、あれほど圧倒的捕食率を誇ったオナシカワゲラは
今年は出てきてないです(^_^;)
そもそも、ユスリカは…どした?
ドライフライ主体の表面的な視点だと
ついつい見逃してしまうことの多いストマック内容物ですが
こと、マッチ・ザ・ハッチ的なニンフィングをしていると
なかなか水面上には現れない、流下の現実なんかが見えてきたりして…ついつい気に留まってしまいます
ココからのフィードバックは、いずれ遭遇するであろう、どこかのライズシーンで
必ず役に立つことでありましょう
ドライの釣りもニンフの釣りも、一本の線で繋がっている…
その一部分を切り取って楽しむ…も良し!
全部をひっくるめて楽しむも…また良し!ということでしょうね
ちなみに
シャックを気にされる方も多いと思いますけど
シャックイーターとしての本領発揮であるとすれば、まず、こんな程度じゃ〜済まないんで(笑)
Out Of 眼中(プッ)でOK!
今回のテーマは
「ティペット10x縛り」
普段であれば、お隣さんに迷惑が掛かる(魚を無理に止めると簡単に切られる)ことから
実戦でも、ほとんど使うことはありません
あるとすれば…それは、ほぼ「ネタ」(笑)
敢えてココまで落とさなくたって
魚自体は十分に釣ることが出来る状況であることは承知の上で
0.15号がどこまで持つモノなのか
これ…一度真面目に試してみたかったんですよね
だって…太くすれば取れるのは当たり前(笑)
糸の強度に頼る前に、他にもっと何かすること(←ココ重要)がないのか…を
考える良い機会です
今日は自分を含め
数人しか遊漁者の方々はいらっしゃらなかったので
心置きなく魚を走らせられます
そういうメンタルな部分がプラスに作用したみたいで
フライを一度も交換しない、そのままの状態で
連続8匹まで普通に取り込む(意外と時間は掛かってないです)ことができました
案外、大丈夫なモノなんですね
ちなみに、前回の釣行からストリッピング以外のガイドを、全てトルザイトリングに変更していたんですが
それも良かった…のかしら?
※八尾目を釣った後、ライントラブルで終了したので
切れた…というワケではないです
↑
このクラスがアベレージのハコスチ
そんなに大きくは無いですけど、このぐらいが一番元気あるんですよね
ティペットをチョッピリ太くすると
(それでも0.2号だけど)
慢心から?ラインブレークしちゃいました(笑)
お昼少し前くらいに、いささか食いが悪くなり…
ここでようやく「ミッジラーバ」へ変更
ワイヤーの色目(微妙な差)でも反応に差が出る\(◎o◎)/!
こんなフライ(スレッドレスフライ)ですが、なかなか勉強になりました
↑
因みに、この色が一番良かったです
今回は、11時49分までに
なんとか「ツ抜け」達成
その後、更に2つ追加
午後は、あいにく次の仕事の打ち合わせで鬼石町まで降らなければならなかったので…泣く泣く撤収(^_^;)
ゆっくり一日、フルで遊べる日は来るんでしょうか?