2022年 02月 09日
いま現在販売させていただいている「Sidewinder」なんですが自分の釣りで製品版を実戦投入することは殆どなく 実際に使っているのは 試作品ばかりです
マーカーの感度を究極的に求めていくと結局のところ、浮力と相反する部分が避けて通れません 個人的な釣りであれば「慣れてしまえば」どーってこと無いって事も市販品として販売する…となると事情は変わってきます どんなレベルの方が、どんな使い方をするか こちらの想定外の使い方で(笑)評価されてしまうことを考えると感度を落としてでも、使い勝手を優先させなければ 商品としては駄目
いくらマーカーの性能を上げた所で それと引き換えに、視認性や浮力の犠牲は我慢してくれ…とは言えませんもんね
個人的に「凄いのが出来た」と思っていても受け手の側の理解や技術が付いてきてくれないと(時期尚早)
誰からも評価の得えられない「ひとりよがり」なアイテムで終わってしまう(笑)わけです
まぁ、そういうモノは世の中にゴロゴロ転がっていますけどね 僕が個人的にテストしているSidewinder(かれこれ一年)は 製品版とは、ちょっと別素材で半分以下の細さです しかるに、キャスティング時の抵抗は一層軽減されます もちろん、浮力的には格段に落ちるんですが 足りない分の浮力は全長を伸ばし、全体の的な質量をあげることでカバーしています 長くなることで視認性も若干上がり水面に引っ掛かる面積が稼げる(アンカーが効く)分 メンディング等の力加減に(シビアでなくなる)幅が生まれました
高感度に関しては フライ(ショット)の着底で“スッ!”と沈んでしまうくらいに敏感 特に軽いニンフ(イマージャー)を使った中層から表層にかけてのイマージャー的な釣り方との相性は抜群です まさに本来の「Sidewinder」の持ち味は ココに全て凝縮されている!と言っても言い過ぎでない気がします
このタイプ(仮称:SSL)は製品化対象外(非売品)(笑) ※無茶苦茶な使い方で低評価されたくないので ご自身で製作されるか…僕に直接ご相談下さい(笑)
by sureyamo
| 2022-02-09 09:56
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