
解禁から渇水気味の神流川でしたが
ここ数日の降雨による影響なのか、笹濁り気味の増水傾向が継続中です
この場所も解禁から人気のポイントで
釣り人の影は絶えることはなく
知り合いでもいない限りは、一人でノコノコと入れる場所ではなくなりました(笑)
まぁ、その分
絶対的な魚影を誇るので…釣り人を避けてポイントを彷徨い歩くより
魚に出会える可能性は一番高いんですけどね
平水時よりも圧倒的に増加した流圧・流速のポイントは
さながら洗濯槽(笑)
アウトリガーマン(チェコニンファー)以外なら
横目でスルーしたくなりそう(笑)なポイント
こういうところこそ、アウトリガーの真骨頂
独壇場となりそうですけど…
そこを敢えてルースニングで果敢に攻めたくなるのは
天性の天の邪鬼気質ゆえ…の所業(爆)
ルースニングと言えど、ショットやニンフを重くしちゃうと…
それは普通に「アウトリガー」なわけで(笑)
キャスティングがカクカクしない&マーカーの浮力(Sidewinde SSL)で、なんとかギリギリで支えられる重さ
フライフィッシングらしい軽快さを犠牲にしない範疇で…となると
ショットはいいとこ
7号留まりでしょうね
女波に入った瞬間に、マーカーはあっけなく水中に引きずり込まれちゃうんで
(女波とは、底に向かう波のこと)
激流の流れであっても、ティペット長をある程度取るのが大事です
何度も言う(書いちゃう)けど
フライ(とショット)は波を使って沈める!
フライやショットを重くするのは、手っ取り早く魚の鼻先に送り込めることを考えると
たしかに釣れるやり方であることに違いないんだけど
「フライが重いこと」による数々のデメリットを考慮すると
いまさら使う気にはなれません
なんでもかんでも“道具任せ”に頼るのではなく
流れを上手に利用しながら釣りを組み立てていくと…
不思議と
魚の反応に「不自然さ」がなくなってくる気がします
増水で警戒心が薄れてるのと、適水温的なのもあって
ヤマメは幅広い層で活発に餌を追ってます
こんなとき、タナはあまり意識しなくても良いので
ラクです
小さいニンフでも良いんだけど
早い流れに拐われる前に、一秒でも早くヤマメに見つけてもらいたい…
そんな気持ちもあって
今回は♯12のメイフライニンフ
※ちなみにだけど…コレも凄く軽いです
今日は、チビ共の授業参観を午後2時に控えているので(笑)
9時から11時までの、賞味2時間の短時間決戦だったわけですが
教育が行き届き過ぎてる、この区間のヤマメちゃんは
結構強敵!
そんな相手の6打数5安打は
まぁまぁ上出来だった気がします

今回のアベレージは、概ねこんな感じで
大きなヤマメは釣れませんでしたけど
鉤傷で傷んだ魚は釣れませんでした
ここを訪れる遊漁者さんの
ルール遵守と魚の扱い
にしみじみ感謝!