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2022年 04月 23日

増水の神流川

増水の神流川_c0095801_19464909.jpeg
解禁から渇水気味の神流川でしたが
ここ数日の降雨による影響なのか、笹濁り気味の増水傾向が継続中です


この場所も解禁から人気のポイントで
釣り人の影は絶えることはなく

知り合いでもいない限りは、一人でノコノコと入れる場所ではなくなりました(笑)


まぁ、その分
絶対的な魚影を誇るので…釣り人を避けてポイントを彷徨い歩くより
魚に出会える可能性は一番高いんですけどね




平水時よりも圧倒的に増加した流圧・流速のポイントは

さながら洗濯槽(笑)



アウトリガーマン(チェコニンファー)以外なら
横目でスルーしたくなりそう(笑)なポイント

こういうところこそ、アウトリガーの真骨頂
独壇場となりそうですけど…

そこを敢えてルースニングで果敢に攻めたくなるのは
天性の天の邪鬼気質ゆえ…の所業(爆)
増水の神流川_c0095801_17514824.jpeg
ルースニングと言えど、ショットやニンフを重くしちゃうと…
それは普通に「アウトリガー」なわけで(笑)


キャスティングがカクカクしない&マーカーの浮力(Sidewinde SSL)で、なんとかギリギリで支えられる重さ
フライフィッシングらしい軽快さを犠牲にしない範疇で…となると

ショットはいいとこ

7号留まりでしょうね




女波に入った瞬間に、マーカーはあっけなく水中に引きずり込まれちゃうんで
(女波とは、底に向かう波のこと)
激流の流れであっても、ティペット長をある程度取るのが大事です



何度も言う(書いちゃう)けど

フライ(とショット)は波を使って沈める!

フライやショットを重くするのは、手っ取り早く魚の鼻先に送り込めることを考えると
たしかに釣れるやり方であることに違いないんだけど

「フライが重いこと」による数々のデメリットを考慮すると
いまさら使う気にはなれません


なんでもかんでも“道具任せ”に頼るのではなく
流れを上手に利用しながら釣りを組み立てていくと…
不思議と
魚の反応に「不自然さ」がなくなってくる気がします
増水の神流川_c0095801_17515303.jpeg
増水で警戒心が薄れてるのと、適水温的なのもあって
ヤマメは幅広い層で活発に餌を追ってます

こんなとき、タナはあまり意識しなくても良いので
ラクです



小さいニンフでも良いんだけど
早い流れに拐われる前に、一秒でも早くヤマメに見つけてもらいたい…
そんな気持ちもあって

今回は♯12のメイフライニンフ
※ちなみにだけど…コレも凄く軽いです
増水の神流川_c0095801_17515237.jpeg
今日は、チビ共の授業参観を午後2時に控えているので(笑)
9時から11時までの、賞味2時間の短時間決戦だったわけですが

教育が行き届き過ぎてる、この区間のヤマメちゃんは
結構強敵!


そんな相手の6打数5安打は
まぁまぁ上出来だった気がします
増水の神流川_c0095801_17515076.jpeg
今回のアベレージは、概ねこんな感じで
大きなヤマメは釣れませんでしたけど

鉤傷で傷んだ魚は釣れませんでした


ここを訪れる遊漁者さんの

ルール遵守と魚の扱い

にしみじみ感謝!



by sureyamo | 2022-04-23 18:06 | River fishing | Comments(0)


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