ルースニング前提で設定されたテーパーリーダーというのは
話題にあがらない…というか
聞いたことないですね
※頂いたコメントで、ティムコさんよりマーカー専用のリーダーは出されているようです
そもそも
普通にドライフライで使用しているテーパーリーダーで、充分こと足りたりするし…
それは自分も例外ではないです

ドライフライ、ルースニングに関わらず
いつも使っているのは
kty-SS
これに、だいたい5ftのティペット(7〜9X)を追加した
全長19ft
どこに行っても、だいたいこれで問題はないです

それでも
「Sidewinder」の誕生と、開発過程の実釣検証などで
以前の発泡マーカーのときよりも「積極的にマーカーをコントロールする」場面が増えるに従って
これらのリーダーでは、微妙なコントロールが難しいと感じる事が多くなってきて
バットを切ったり、先端を詰めたりの試行錯誤
その末に辿り着いたのは

kty-SL
バット径が一際細く、ロングスローテーパー形状ということもあって
素で使うには
なかなか手強い?リーダー
(…ということもあって、なかなか人気がない?)
流石に、このままスッピンで使うのは僕も持て余し気味(-_-;)なので
ここから更にバット側を5ft詰めた…
ジャスト
全長12ftにすると…

まるで「Sidewinder専用リーダー」(笑)言って良いほど
化けます
※実際にはSidewinderを介してティペットが追加されることになるので
総全長で17ft前後くらいにはなります
図面上、バットから5ftのカットアウトとなると
実質的には
バットなし ほぼ全テーパー
ピーキーそうな印象なんだけど
細さと長さのバランスが良いのか、コレはコレで結構扱いやすいです
水切れの良さも手伝って
緩めなロールキャストでもリーダー自体は軽くリフトしてくれるし
その気になれば
ティペット部だけ残したテーパー部だけ持ち上げたりすることだって、案外普通に出来ちゃう
マーカーをドリフトの後半まで、きっちりコントロールするために
自在に操れる(操る気になる)こんなリーダーの存在が「必要不可欠」
…とまでは言わないけれど(笑)間違いなく
ドリフトを操る面白さが、ひとつ追加されますね
更に、これで釣れたりすると
得られる達成感も
半端ない(笑)
釣果とは
「大変上手く流せました!」
…という魚からの評価!でもあるわけで
そんな楽しみ方、捉え方で遊ぶのも、良いんじゃぁないでしょうか