人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Down & Across

inaxff.exblog.jp
ブログトップ
2023年 03月 29日

中津川釣行

去年の10月に河川清掃で訪れた

中津川C&R

中津川釣行_c0095801_21174110.jpeg
何やら、いま

その中津川が盛り上がってる…らしい




…と言うことで
地元の交流メンバー達による、手厚いアテンドと言う名目の…

「なんなら、ちょっとお前さんも釣ってみ?」

(釣れるもんなら…)

…といった「お手並み拝見」が
この目メンツが揃うとなれば、ソコは当然含まれているわけですよ(笑)




こういうアウェイ感に対しても
自分の中の謎のスイッチが入ってしまう一因だったりして…(^_^;)

一路
深夜割引の関越道→圏央道→中央道…

現着深夜一時半(←気合入りすぎ)





中津川漁協事務所のど真ん中
ガードレール越しに、このロケーションが展開されてます

横を流れる川がこんな雰囲気だと、ライズが気になって気になって…

前の車にカマ掘りそう(笑)
中津川釣行_c0095801_21291669.jpeg
昨日から急激な減水!

減水自体、ライズの期待値的な視点であれば
むしろウェルカム状態ではあるのですが
減水することで招く、いままで露呈してこなかった複雑なヨレ筋であったり
魚の心理的なプレッシャーなんかを加味すると

楽観視するの早計かもしれませんけどね




散発ながら見られる数々のライズは「定位している」ようなモノではなく
目ぼしい餌を求め、物色しながら移動している感じ
中津川釣行_c0095801_21350250.jpg
ライズの釣りとしては、決して難しくはない展開なんだけど


水面にフライが落ちた瞬間
何処から魚がすっ飛んでくるかさえ分からないし…
魚も慌てて出るような感じなので

よく弾き、よくバラす!

そんな釣り(笑)
中津川釣行_c0095801_21510656.jpg
白系CDCを使用した♯28クラスの極小ミッジを目で追おうとすると
対岸の映り込み(暗部)を上手に使わないと、ほとんど目視不可
※これが明部の場合には逆光パターン

見ている方からすれば滑稽なポーズだけど
やってる本人は結構「マジ」



あれ?なんかこの感じ…

結構久しぶりだぞ(爆)

中津川釣行_c0095801_21505257.jpg
中津川釣行_c0095801_07312445.jpeg
何処かのC&R区間(笑)と比較すると、ヤマメ自体は小ぶりなんだけど…
それは僕の感覚がオカシクなってるだけの話で


普通に充分、立派なサイズであるし
最後の最後まで手抜きのないローリングはヤマメならではの引き味


ヤマメってこんなに引く?って思うくらい

充分楽しめました

中津川釣行_c0095801_07243140.jpeg
一見、何が何やら…って感じだけど

消化具合から結構時間も経ってるところからして
恐らくは夜?に喰われてると思うんだけど
※未消化パーツから、ほぼほぼ推察はできるけど
「ふ〜ん、そうなんだ」程度で流して良しと思います

だって
釣りが出来ない時間帯に喰われてる虫の同定に
意味はないですからね(笑)




これは、いつか言おうと思ってたことでもあるのだけど…


虫の知識なんて、名前も含め

必要最低限だけ知ってれば良し!


この教えは
僕の知りうる限りの歴代のツワモノ(著名人は除外)達から耳タコで聞かされているし
僕自身も常々感じてること
※釣りに絡んでくることは別



どこかでマウント取りたい(笑)のかどうかわかりませんけど


普段、聞き慣れない水生昆虫の固有名詞を
現場の会話の節々にブンブンぶっ込んでくる方に限って
言うほど、至って釣りは「普通」レベル…というのは
この世界ではデフォルト(笑)
中津川釣行_c0095801_07303106.jpg
漁協前のフィールドはこんな感じ


このあと、一時的とは言え
本格的な雨となりました

中津川釣行_c0095801_08032912.jpeg
集中する釣りが続くと、流石に…

そんなときは“動く個室”の存在は大変便利(笑)
少しでも横になれるプライベート空間があれば、モチベーションも急速回復



その後…
中津川釣行_c0095801_08020535.jpeg
点々とポイントを案内してもらいました

渋い場所ばかり…だけど

それが狙いなんでしょ(爆)

中津川釣行_c0095801_07291659.jpeg
「ドライフライで散々釣られている魚でも、ニンフ持ち込めば余裕でしょ…」

そんな風に考えてた自分が

とても愚かだった


と言うことを…このあと、散々思い知る羽目になるのでした






流れが変わるとシステムの調整が欠かせないわけですが

この見立てが合うまで

「ストライク」のスの字もなし(T_T)


ただし…一度決まりさえすれば、そこはお約束でもある

お題目も余裕でクリア♡
中津川釣行_c0095801_07443570.jpeg
中津川釣行_c0095801_08023922.jpeg
どれかフライか分かる〜?(笑)

層さえハマれば…そこは期待通りのスケル(透ける?)トンフライなのでした






地元神流川を
ここの釣り場の引き合いに出すのもどうかと思うけど
同じC&R区間として感じた感想は…

段違いの難しさ


上野村で「半日ツ抜け」できるレベルの方であっても

ここでは(あくまで現状ね)良くて数匹
下手すればオデコもオカシクないと思います(^_^;)



恐らくコレって、単に放流量の問題もあると思うのだけど
市街地を流れる…という立地もあって
一番良い時間と思われる釣り人の出入りが日常化してます(笑)

ハッチ事情という点からもバックウォーター特有?な小型種の多さがあって
マッチ・ザ・ハッチの難しさを一段二段、引き上げている気がします


フライサイズ♯22・24 ティペット8Xぐらいで
ヒーヒー言ってる(笑)ようでは

堀を越えるのも疎か
本丸に切り込むのなんて、到底無理でしょうね(笑)
※まぁ、たまたま釣れるのを期待するのであれば、この限りではないですけど
中津川釣行_c0095801_07481336.jpg
そういう意味では
マニア向けなフィールドでもあるのだけれど

ここの地元の仲間達の盛り上がりを見ていると…
かれこれ、もう25年ぐらい昔の

渡良瀬川の最盛期

桐生地区の“熱狂ぶり”をにわかに思い出しますね



みんなライズが気になって気になって…

仕事が手に付かない(^_^;)って感じ

の…そういう空気感が凄く懐かしく感じました




そんな悩ましい環境にいる仲間達に、僕からの送るエールは…

皆さん、ご愁傷様(笑)

でもチャンと仕事は…しろ!(プッ


by sureyamo | 2023-03-29 09:00 | River fishing | Comments(0)


<< 満開🌸      晴釣雨巻 >>