去年の10月に河川清掃で訪れた
中津川C&R

何やら、いま
その中津川が盛り上がってる…らしい
…と言うことで
地元の交流メンバー達による、手厚いアテンドと言う名目の…
「なんなら、ちょっとお前さんも釣ってみ?」
(釣れるもんなら…)
…といった「お手並み拝見」が
この目メンツが揃うとなれば、ソコは当然含まれているわけですよ(笑)
こういうアウェイ感に対しても
自分の中の謎のスイッチが入ってしまう一因だったりして…(^_^;)
一路
深夜割引の関越道→圏央道→中央道…
現着深夜一時半(←気合入りすぎ)
中津川漁協事務所のど真ん中
ガードレール越しに、このロケーションが展開されてます
横を流れる川がこんな雰囲気だと、ライズが気になって気になって…
前の車にカマ掘りそう(笑)
昨日から急激な減水!
減水自体、ライズの期待値的な視点であれば
むしろウェルカム状態ではあるのですが
減水することで招く、いままで露呈してこなかった複雑なヨレ筋であったり
魚の心理的なプレッシャーなんかを加味すると
楽観視するの早計かもしれませんけどね
散発ながら見られる数々のライズは「定位している」ようなモノではなく
目ぼしい餌を求め、物色しながら移動している感じ
ライズの釣りとしては、決して難しくはない展開なんだけど
水面にフライが落ちた瞬間
何処から魚がすっ飛んでくるかさえ分からないし…
魚も慌てて出るような感じなので
よく弾き、よくバラす!
そんな釣り(笑)
白系CDCを使用した♯28クラスの極小ミッジを目で追おうとすると
対岸の映り込み(暗部)を上手に使わないと、ほとんど目視不可
※これが明部の場合には逆光パターン
見ている方からすれば滑稽なポーズだけど
やってる本人は結構「マジ」
あれ?なんかこの感じ…
結構久しぶりだぞ(爆)

何処かのC&R区間(笑)と比較すると、ヤマメ自体は小ぶりなんだけど…それは僕の感覚がオカシクなってるだけの話で
普通に充分、立派なサイズであるし最後の最後まで手抜きのないローリングはヤマメならではの引き味
ヤマメってこんなに引く?って思うくらい
充分楽しめました
一見、何が何やら…って感じだけど
消化具合から結構時間も経ってるところからして
恐らくは夜?に喰われてると思うんだけど
※未消化パーツから、ほぼほぼ推察はできるけど
「ふ〜ん、そうなんだ」程度で流して良しと思います
だって
釣りが出来ない時間帯に喰われてる虫の同定に
意味はないですからね(笑)
これは、いつか言おうと思ってたことでもあるのだけど…
虫の知識なんて、名前も含め
必要最低限だけ知ってれば良し!
この教えは
僕の知りうる限りの歴代のツワモノ(著名人は除外)達から耳タコで聞かされているし
僕自身も常々感じてること
※釣りに絡んでくることは別
どこかでマウント取りたい(笑)のかどうかわかりませんけど
普段、聞き慣れない水生昆虫の固有名詞を
現場の会話の節々にブンブンぶっ込んでくる方に限って
言うほど、至って釣りは「普通」レベル…というのは
この世界ではデフォルト(笑)

漁協前のフィールドはこんな感じ
このあと、一時的とは言え
本格的な雨となりました

集中する釣りが続くと、流石に…
そんなときは“動く個室”の存在は大変便利(笑)
少しでも横になれるプライベート空間があれば、モチベーションも急速回復
その後…
点々とポイントを案内してもらいました
渋い場所ばかり…だけど
それが狙いなんでしょ(爆)
「ドライフライで散々釣られている魚でも、ニンフ持ち込めば余裕でしょ…」
そんな風に考えてた自分が
とても愚かだった
と言うことを…このあと、散々思い知る羽目になるのでした
流れが変わるとシステムの調整が欠かせないわけですが
この見立てが合うまで
「ストライク」のスの字もなし(T_T)
ただし…一度決まりさえすれば、そこはお約束でもある
お題目も余裕でクリア♡
どれかフライか分かる〜?(笑)
層さえハマれば…そこは期待通りのスケル(透ける?)トンフライなのでした
地元神流川を
ここの釣り場の引き合いに出すのもどうかと思うけど
同じC&R区間として感じた感想は…
段違いの難しさ
上野村で「半日ツ抜け」できるレベルの方であっても
ここでは(あくまで現状ね)良くて数匹
下手すればオデコもオカシクないと思います(^_^;)
恐らくコレって、単に放流量の問題もあると思うのだけど
市街地を流れる…という立地もあって
一番良い時間と思われる釣り人の出入りが日常化してます(笑)
ハッチ事情という点からもバックウォーター特有?な小型種の多さがあって
マッチ・ザ・ハッチの難しさを一段二段、引き上げている気がします
フライサイズ♯22・24 ティペット8Xぐらいで
ヒーヒー言ってる(笑)ようでは
堀を越えるのも疎か
本丸に切り込むのなんて、到底無理でしょうね(笑)
※まぁ、たまたま釣れるのを期待するのであれば、この限りではないですけど
そういう意味ではマニア向けなフィールドでもあるのだけれど
ここの地元の仲間達の盛り上がりを見ていると…
かれこれ、もう25年ぐらい昔の
渡良瀬川の最盛期
桐生地区の“熱狂ぶり”をにわかに思い出しますね
みんなライズが気になって気になって…
仕事が手に付かない(^_^;)って感じ
の…そういう空気感が凄く懐かしく感じました
そんな悩ましい環境にいる仲間達に、僕からの送るエールは…
皆さん、ご愁傷様(笑)
でもチャンと仕事は…しろ!(プッ