今年も大人気のこの釣り場!
連日50名超えの遊漁者で、本日も大入り!大盛況
今回も?いつもの長靴スタイルでユルユルなスタート(笑)
※これまさにユールニンフ(プッ
それでも釣りに関しては、いたって真面目!
今日の縛りは
ゼロテンションニンフィング(ゼロテン)仮称
通常のニンフィングでは、魚の層まで速やかにフライを沈めることの他に
ラインテンションの張りを求める意味でも「フライを重く」したり「ショットを追加」したりすることは「常套手段」…というか
もはや“セオリー”
でも遠くに投げにくかったり魚がフライを咥えた瞬間に違和感を感じさせやすい(浅掛かり=バラシやすい)といったデメリットも…
少しでも長く…たとえそれがコンマ何秒かであったとしても魚にフライを咥えたままの状態で居させたい
それがゼロテンションニンフィングの目指すところ
一般渓流であれば、そこまでシビアに対峙(ニンフで)する場面というのは早々にはないけれど
こういったC&R区間の百戦錬磨な猛者達を一年中狙っているとどうにもココに行き着いてしまいます
研究熱心な諸先輩方の中には既に似たような釣り方を実践されている方も多いと思うんだけど
僕としては感覚や経験値でしか補えなかった、なんともモヤモヤした部分を誰でも比較的わかりやすく実践できるシステムとして考えたつもりです
なかなかニンフィングで釣果を稼げない方の悩みに…
“ニンフが思っているほど沈んでくれない”
…というのがありますが
※そのことにさえ気付いていない方が、実は大半だったりします(笑)
ニンフを沈ませられない原因は、フライだけのせいではない場合もあります
1つは「ティペットの太さ」と、もう一つは「フライの流し方」
ココらへんのお話は、追々させて頂くとして…
ゼロテンションニンフィングの話に戻しますと…
基本的に使用するニンフはノーウェイト
フックの自重が肝
使用するフックによっては、多少ウェイトを仕込んだほうが良い場合もありますが
いっても微々たるモノです
流れの強さにもよりますが
フライフック自体は、案外すぐに沈んでくれるものです
渇水期で流速が落ち、さらには水深が浅くなってきている場合には
フライの自重だけで、割とあっさりと底波を掴むことが出来ます
これは解禁当初の渓流と状況的には、ほぼ一緒
更にここがポイントなのですが
ショットの類は一切使用しない
深度調整は“タナ取り”で実はココが一番難しい部分とは言えます
ティペット(水中糸)は短くする分には良いのですが、足したい場合に一々全交換していたら
ティペットなんて何スプールあっても足りません(笑)
なので「秘伝のタレ」よろしく
“継ぎ足し継ぎ足し”(笑)
結構ココでブチ切られちゃうことが、多々あったりするんですけど(T_T)そんな時は“結びの甘い自分”を恨んでください(笑)
マーカーに負荷が掛かっていない状態が続くドリフトでは
肝心のストライクをマーカーで感じることは
ほとんど期待できません(↑当然)※ただそれはそれで…しっかり「負荷が抜けてる」ってことでもあるので、決して悪いことではないです
そんな状況下においてもストライクを出させるには…ドリフト中のマーカーには断続的、周期的に微細な負荷を掛ける必要があります
これが意図的に出来るようになると
負荷の微妙な変化が、マーカーにしっかりと現れるようになります
一見すると、無理ゲーチックな“ゼロテンションニンフィング”ですが
この辺のハードルが、ある程度クリアできると
だんだん普通に使えるようになりますよ
今回は地元大先輩のK師匠のお隣でマーカー釣りの極意を拝見させていただきました!
フライ上達の一番の近道はこういう達人達に
揉みくちゃにされること(笑)
そういう意味で、地元群馬界隈(一応埼玉県人だけど…神川町なんて群馬の延長みたいなもんです)は釣り場にも、達人にも“恵まれ過ぎな環境(笑)

あら珍しい!
いつも飲まず食わずの冬季釣り場なんだけど、本日の昼食は
新発売?の特上チリトマトヌードル
いやはや…
いきなり啜ったら「思い切り咽る」ので要注意(笑)
ゼロテンションニンフィングの気になる釣果の方は…というと残念
わずかに「つ抜け」には届かず
自分の練度は差し置いて(笑)
本領発揮は、まだもう少し先…といった感じでしょうか
何匹釣ったか…ではなく、どうやって釣ったか!
これが大事(…と慰めてみる)
ただこういう釣り方故なのか
虫の活性は釣果に現れやすいと感じます
自然との一体感
こういう釣りは
フライフィッシングでしか楽しめませんね