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2023年 12月 09日

命を扱う、ということ

冬季ハコスチ釣り場にて失われた命
今季はいつもより多いように感じるのは

僕だけではないはず
命を扱う、ということ_c0095801_16395431.jpg
彼らを最後に釣った釣り人の大半は

まさかこんな結末になってる

なんて事実に
恐らく全く気がついていないことでしょうね

悪気のない無知が一番怖い(T_T)





初心者にはありがちな
魚の扱い方が、そもそも分かっていない…という基本的な問題の他に

大きな魚を釣り慣れていない初心者アルアルで

テンパるあまり、魚の方まで気が回らない(^_^;)

…というのは、まぁ理解出来なくもないんですけどね



でも中には

足で蹴って流れに戻す…とか(T_T)

まるで魚を

親の敵のように扱う者

↑こういう人にフライ歴の長い熟練者もいるというのが、なんとも興味深いところです
恐らくは「フライが釣れる」からって理由だけで、ただただ長くやってきたってだけのことだと推測されます


いまだ現役

で居たりする(誰のことを言っているのか、お察しの方も多いんじゃないでしょうか?)ので
困ったものです





それはともかくとして…


ネットで掬ったまま

水から出しっぱなし!

コレは魚に対して一番やっちゃいけないこと



返し付きの鉤なんか使うな!
ネットはラバーを使え…素手で触るな!とか、そんなレベル

以前の話です



大型魚の場合は、酸欠からの蘇生には
相当時間掛けないと駄目なのは当たり前のはなし

個体差を考慮すると
具体的に「何分経てばOK」とかの話でも無いから
ケースバイケースにはなっちゃうけど…

もちろん、すぐに泳ぎ出したから「もぉ〜大丈夫」なんていうのも
言語道断ですからね



そして、こういうのは
周りの釣り人もシッカリ注意しなくては駄目!
注意しない「見て見ぬ振り」する釣り人も、いったら同罪みたいなもんです

それこそ
やった当事者には、その場で注意喚起しなければ

全く無意味な話



ネットでいくら騒ごうとも、本人の耳に届かなければ同じです

もちろん、こういうこと書く以上、僕はキチンと現場で注意してきてますし…
今後もしていきます

もしそんな現場に遭遇したら
皆様からの援護射撃も、お願い致したいところであります





正しい知識をもって接してあげれば、たとえ何十回、何百回と釣られようと
年を超え、さらには来シーズンを通し生きながらえる可能性も十分にあったわけで

川底で白い腹を向け横たわる死骸を見るたびに

なんともやるせないものがあります



魚無くして釣りは成立しない!

魚は釣り人の共有財産
みんなで大事に扱っていきたいものですね


by sureyamo | 2023-12-09 22:32 | tips | Comments(0)


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