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2023年 12月 16日

沈下姿勢

フライフィッシングを長年やっていても
フライの沈下姿勢とかまで意識する機会というのも

なかなか無い

です

前にも一度記事に書いたことがあったけど
フライに巻き込む「レッドワイヤー」も然りで
撚りつける位置もなにも考えず、仕込めばいいや程度で巻き込んでいるだけだと
フライが逆向き(逆さ)で沈んじゃってた…なんてことは、あまり気にされていませんでした


機会があったら
いつもご自身が使っているニンフが、どういった姿勢で沈んでいってるのか
一度確認されると面白いと思います



沈下姿勢_c0095801_19273825.png
通常のニンフの場合
※ここではノーウェイト

ソラックス部が水を噛んで沈下の抵抗となることと、フック自体の重量バランス(ゲイプ側の重さ)から
尻下がりになるのが一般的です
※ティペットが引き摺られるカタチで追従するので、余計にそうなる

沈下姿勢_c0095801_19322746.png
逆にリバースド・パターンにすると
ソラックス部を中心に、アイ側を下にした(急角度)状態で沈下していく




沈下(フォール)というと、ついつい「静止」を連想してしまうけど
実際にはフライは沈んでいる過程であり…つまりは

「底に向かって泳いでいるようなもの」

完全に着底、ないしは宙吊りになるまで
フライは常に動き続けているのだから、フォールだからといって気を抜いてはイケマセン!




あぁ、話がそれました(笑)


まぁ…ともかく、個人的にフライは

水平沈下

が理想と考えています
☆水平沈下するようなフライは水を良く捉えてくれる…気がする(笑)☆




マテリアルの量と取り付けバランスを見ながら
クロカワゲラをタイイングをすると…

沈下姿勢_c0095801_20324933.jpg
こんな感じになっちゃったりするんですが



緻密にタイイングされたニンフより
こんなぶっ飛びかけたフライの方が効いてしまうのも

フライフィッシングの面白いところです



by sureyamo | 2023-12-16 20:45 | tips | Comments(0)


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