ブユラーバ
ここ最近の釣りで、
なにかとお世話になってるフライパターンになります
ココまで来るとフライタイイング…と言うのも憚ってしまうのですが
実質、コレ以上に
ヤリ様がない
…というのが本音だったりします
ガマカツ R11-BM
このフックなくして、僕のブユ・ラーバは語ることが出来ない!というくらい
フック形状の印象が前面に出ます
すでに廃盤となって久しいのが残念
ブユラーバのサイズ的には、河川に寄ってバラツキがありますが
中流域では平均4〜5ミリ前後
水が冷たい上流域に行けば行くほどに小型化の傾向が多く
そういう場所では2ミリ未満の個体も目に付きます
水通しの良い石裏とか見ると、靴状の蛹がゴッソリと生息していたりしますし
河川ゴミとなっているトタン板の裏なんかにコロニーを見つけた日には
集合体恐怖症の方なら
卒倒必至!
でありましょう
生息数が結構な量となれば、流出時の捕食率も自ずと上がりますし
それがめぼしいハッチが見込めない低水温下であることからも
ストマックポンプからブユラーバだけを見かける頻度は
それなりに高くなります
経験上の事象を踏まえてみると
フライパターンとして準備は必要不可欠といって良いです
この手の極小フライは「使い手を選ぶ…」というより、むしろ
「使い手が選ばない」(笑)ことの方が多いです
特にプレッシャーの高い釣り場では、これは
チャンス以外の何物でもありません
実績を積み上げることは「最強の武器」です
また
ミッジニンフ(ラーバ)となるとフライ自体の自重を上げるには
サイズ的な限界もあります
そういう意味では
ゼロテンションニンフィング(フカセニンフ)との相性は良好
フライの重さだけに頼らない釣り方なので、フライはそのまま使えます
ストライク自体は繊細にはなりますが
魚がフライを咥えている時間は明らかに長くなります
水中での存在感も控えめなので
完全にスレるまでには時間稼ぎ(複数匹掛けることが出来ます)できるのも
この手のフライの特徴に思います