今回のハコスチ釣行は
毛鉤釣手帖
の取材
斜に構えて写真を撮っているのが(笑)黒石商店の黒石さん黒石さん自体、それこそ◯十年前から、お名前だけは存じ上げていたのですが
今回が初対面
見た感じの印象が、そのままな感じの気さくな方で
肝心の取材?は、特に滞ることもなく終了となりました
取材…と言うより、釣りしながらの雑談に終始
どんな記事に書かれてしまうのか?一抹の不安を抱えつつ(笑)
ゲラが上がってくるのを待つといたしましょう
さて肝心の釣りですが
今日は朝から
なんか渋い
水温を測った黒石さんの話では
1〜2℃
やはり数日の気温上昇で、河原の融雪が一気に進んでいるようですね
のっけからの、いきなりの冷水温(^_^;)に
同行者一同、苦戦を強いられることになってしまうのでありました
伝家の宝刀「ブユ・ラーバ」を持ってしても
ストライクの連続性を継続すことは非常に困難
ただ、それでも時間の経過とともに徐々にストライクは増えてきて…
適時、ストマックから待望のクロカワゲラが
ご覧の通りでゴッソリ出てくるようになりました!
それでも盛期のときと比べると、その反応には、まだまだムラがある感じ
まだ食べ始め…って感じかしら?
場所によっては
まだまだ「ブユ・ラーバ」勢は優勢
ちなみに皆さん、サイトフィッシングって得意ですか?
サイトフィッシングって
フライを常に視野に捉え、捕食の瞬間を目視でアワせて釣る方法と
魚の挙動(モーション)から捕食を予測してアワせる…
一般的には、この二通りの釣り方を指していると考えます
前者が出来る方(それが可能な視認性の高いフライを使う方)は特に問題ないのですが
恐らく「魚の挙動」でアワせる
…っていう後者の方が一番多いんじゃないかと思います
魚の捕食時の挙動パターンさえ分かっていれば
仮にフライなんて見えなくても、それだけで充分に魚を掛けることが出来る…
言ってしまうと
経験則で勝手に積み上げられるスキルとも言えるわけで
そんなに高度な技でもなんでもないことから、僕も結構得意ではあるのですが(笑)
この概念は、比較的ローインパクトの釣り場では通用するものの
人気C&R区間等のハイプレッシャーなフィールドの場合では
魚の挙動が捕食によるモノなのかキャンセルによるモノなのかの見極め
これが出来ないと
スレ掛かりの誘発!
に繋がってしまいます
この見極めが出来ない僕の策は…
敢えて魚は見ない
※魚を見ちゃうと体が勝手に反応しちゃうので(笑)
マーカ―の変化に集中したほうが、結果的には良いように感じてます
特に低水温の低活性時の捕食モーションなんて
それが眼の前で行われてない限り、察するのなんて結構な無理ゲーです
ココらへんは、高感度のマーカーに頼っちゃったほうが
堅実かつ確実です
もちろんソレを持ってしても、スレ掛かりが完全に防げるわけでもないけど
確率的には随分と下げられます
まぁ、ココらへんも経験次第にはなっちゃうかも…ですけどね(笑)
時間の経過とともに、移ろいゆく捕食物と
それとリンクしてくる捕食層
地味に変動を繰り返すフィーディングレンジを意識し
常に焦点を合わせる努力をしていかないと、再現性は簡単に止まってしまいます
前から、ことあるごとに書いてますけど…
釣果というのは単なる結果
一番重要なのは
再現性を伴う連続性
あっ…あくまでコレは
個人的な評価基準に過ぎないけれど
目指すは
仮に魚が小さくても(笑)僕は嬉しいです
午後の高活性に便乗して
ライズ、もしくは水面付近に定位しているハコスチ相手の
ノーウェイト&ノーショット=フカセニンフのシステムがドンピシャリ!
※フライ手前10cmまでフロータント塗布
負荷ゼロ状態のSidewinderが
残像を残して、次々水中に引き込まれていく様は
実にエキサイトで興奮モノでした
駄目だ…面白すぎる(笑)