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2024年 03月 03日

「透けるトンニンフ」縛り

解禁三日目の上野村神流川C&R一般区

昨日の悪天候とは打って変わって
(僕は釣りに行きませんでしたけど…)
風もなく穏やかな、最高の釣り日和となりました



釣人の数としては、やや多めですけど
今日が日曜日であることを考えると………ガラガラ(^_^;)
「透けるトンニンフ」縛り_c0095801_15570062.jpeg
夜明け前着の自分は、空が明るくなるまで車中で待機

同時刻帯に来られていたフライマンの方々とは
まるで申し合わせたタイミングでの遊漁スタートとなりました






今回の“お題目”は

改めて…

「透けるトンニンフ」がどれだけ効くか…
の勝手に実釣検証!



あっ、「透けるトンニンフ」って言うのは、この前紹介した「エグゾスケルトンニンフ」のことです
考えてみたら昆虫って

全部外骨格(^_^;)でしたね


このフライだけ「外骨格」を称するのは、ちょっとおかしな話になっちゃいますから…普通に

「透けるトン」ニンフに命名変更

まぁ、なんでも良いです
皆さんの好きに呼んでください(笑)

「透けるトンニンフ」縛り_c0095801_15564486.jpeg
この時期の定番フライとなると

ブユ・ラーバであるとかフェザントテール
ユスリカ・ラーバ…そして、極小ニンフ(ユスリカ・ピューパ)

使うフライが同じ

になりがち


C&Rのような、と〜っても特殊な環境下では
皆と同じことを繰り返している限り

釣れない魚…というのが必ず出てきます


そういうシーンでこそ
このフライの真価が問われるわけです…だって
ここで皆さんが求めてるフライって

そういう時でも釣れるフライですもんね?(笑)





通常の一般河川においては
ニンフごとき(笑)に、ココまでしなければ釣れない…なんてことは
全く無い(笑)です
「透けるトンニンフ」縛り_c0095801_15565692.jpeg
このフライに限らずだけど
フライが軽いことで、表層〜中層の魚も積極的に狙うことができるのも強み

重いニンフなら、沈下過程の僅かな瞬間に
リアクション的に反応させていた魚達を

ドリフトで食わせることができる!

そんな、ニンフの食わせ方一つにこだわるようになれば
あなたも一人前の変態です(笑)




実際には、こんなフライをどうやって沈めるのか…ていうのが課題になってくるわけですけど
投げる前に、キチンと目視で沈下速度を確認すること!
そして、そのイメージを頭に浮かべながら、どの辺を流したいのか…を逆算し
具体的にどこにフライを落としたら良いのか…を決める!

ドライフライのドリフトでは考えも、求められもしなかった
3次元で流すことの難しさを改めて知ることにはなるんだけど
ハードルは高ければ高いほど、克服しがいも「有る」というモノ
※ドライフライの釣りだけしかしていなかったら、フライフィッシングなんて、とっくに飽きてやめてたかも知れません


ここ数年の傾向として
初心者に最初から「簡単に釣らせることばかり(フライパターンしかり)優先させる」きらいが
一部業界の中にあって…
それは“敷居を下げる”意味合いで、一見良いことのように思えるのだけれど

実際には奥も浅く

長続きも難しい(^_^;)

「フライなんて…こんなもんかぁ」と、タカ括るっていうか…
多分、シラけちゃうんだと思うのです

せっかく初めたフライフィッシングなのに、数年で辞めちゃう方も結構多いのは
そういうことも原因になってるんじゃないかなぁ
事実、そういう方を、いままでたくさん見てきましたし…ね


そう考えるとフライフィッシングって、ちょっと敷居が高いぐらいが

案外丁度良いのかも知れない

…と、最近は良く思います


上達するのに、それなりに時間(苦労する)を掛けるってことも
実はかなり大事なんでしょう

現に、自分の釣り人生を振り返ってきて思うのは
“遠回り”だったり“無駄”だと思ってきたことが…今の自分の

礎になってますからね
「透けるトンニンフ」縛り_c0095801_15565851.jpeg
解禁日の釣りで、再び発症の「回転病」ですが
使用するティペットを0.3号のフロロカーボンにしたら…

呆気なく問題解消(笑)


「透けるトンニンフ」縛りが

足枷にならないくらいの釣れっぷりとなりました


まぁ、解禁直後だから、まだまだ何でも有りですけどね(笑)







役場前のプールで、解禁日から狙っていた推定45cmの挙動不審なハコスチがおりまして
今回は、コヤツをナントカならないものか…と試行錯誤

上流から流し込んでみたり、レーンを左右に振ってみたりと
様々な手を尽くした結果

ようやく中層付近にて捕食挙動のひとつ

「イヤイヤ」発動(笑)




遂に釣り上げることが出来たのでした…しかし

釣り上げてみたら
「透けるトンニンフ」縛り_c0095801_15564705.jpeg
なんと…オスヤマメ(42cm)

最初からヤマメだって分かってたら…
どっかの段階で(テンパって)しくじってたかも知れません(笑)


まぁ、こんな感じで

10時少し過ぎぐらいには、カウント13に到達
「透けるトンニンフ」縛り_c0095801_15565336.jpeg
今日の検証はココまで!

釣りに行けば行くほど、新しい発見が未だにあります

こりゃぁ…キリがねぇ(プッ)






後の時間は
神流川C&R区間常連の方々と
ユルユルな?フライフィッシングを堪能させて頂きました


本日、河原でお声掛け頂きました皆様方も
お疲れ様でございました


by sureyamo | 2024-03-03 19:09 | River fishing | Comments(0)


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