解禁三日目の上野村神流川C&R一般区
昨日の悪天候とは打って変わって(僕は釣りに行きませんでしたけど…)風もなく穏やかな、最高の釣り日和となりました
釣人の数としては、やや多めですけど今日が日曜日であることを考えると………ガラガラ(^_^;)
夜明け前着の自分は、空が明るくなるまで車中で待機
同時刻帯に来られていたフライマンの方々とはまるで申し合わせたタイミングでの遊漁スタートとなりました
今回の“お題目”は
改めて…
「透けるトンニンフ」がどれだけ効くか…の勝手に実釣検証!
あっ、「透けるトンニンフ」って言うのは、この前紹介した「エグゾスケルトンニンフ」のことです考えてみたら昆虫って
全部外骨格(^_^;)でしたね
このフライだけ「外骨格」を称するのは、ちょっとおかしな話になっちゃいますから…普通に
「透けるトン」ニンフに命名変更
まぁ、なんでも良いです
皆さんの好きに呼んでください(笑)

この時期の定番フライとなると
ブユ・ラーバであるとかフェザントテール
ユスリカ・ラーバ…そして、極小ニンフ(ユスリカ・ピューパ)
使うフライが同じ
になりがち
C&Rのような、と〜っても特殊な環境下では
皆と同じことを繰り返している限り
釣れない魚…というのが必ず出てきます
そういうシーンでこそ
このフライの真価が問われるわけです…だって
ここで皆さんが求めてるフライって
そういう時でも釣れるフライですもんね?(笑)
通常の一般河川においては
ニンフごとき(笑)に、ココまでしなければ釣れない…なんてことは
全く無い(笑)です
このフライに限らずだけど
フライが軽いことで、表層〜中層の魚も積極的に狙うことができるのも強み
重いニンフなら、沈下過程の僅かな瞬間に
リアクション的に反応させていた魚達を
ドリフトで食わせることができる!
そんな、ニンフの食わせ方一つにこだわるようになれば
あなたも一人前の変態です(笑)
実際には、こんなフライをどうやって沈めるのか…ていうのが課題になってくるわけですけど
投げる前に、キチンと目視で沈下速度を確認すること!
そして、そのイメージを頭に浮かべながら、どの辺を流したいのか…を逆算し
具体的にどこにフライを落としたら良いのか…を決める!
ドライフライのドリフトでは考えも、求められもしなかった
3次元で流すことの難しさを改めて知ることにはなるんだけど
ハードルは高ければ高いほど、克服しがいも「有る」というモノ
※ドライフライの釣りだけしかしていなかったら、フライフィッシングなんて、とっくに飽きてやめてたかも知れません
ここ数年の傾向として
初心者に最初から「簡単に釣らせることばかり(フライパターンしかり)優先させる」きらいが
一部業界の中にあって…
それは“敷居を下げる”意味合いで、一見良いことのように思えるのだけれど
実際には奥も浅く
長続きも難しい(^_^;)
「フライなんて…こんなもんかぁ」と、タカ括るっていうか…
多分、シラけちゃうんだと思うのです
せっかく初めたフライフィッシングなのに、数年で辞めちゃう方も結構多いのは
そういうことも原因になってるんじゃないかなぁ
事実、そういう方を、いままでたくさん見てきましたし…ね
そう考えるとフライフィッシングって、ちょっと敷居が高いぐらいが
案外丁度良いのかも知れない
…と、最近は良く思います
上達するのに、それなりに時間(苦労する)を掛けるってことも
実はかなり大事なんでしょう
現に、自分の釣り人生を振り返ってきて思うのは
“遠回り”だったり“無駄”だと思ってきたことが…今の自分の
礎になってますからね
解禁日の釣りで、再び発症の「回転病」ですが
使用するティペットを0.3号のフロロカーボンにしたら…
呆気なく問題解消(笑)
「透けるトンニンフ」縛りが
足枷にならないくらいの釣れっぷりとなりました
まぁ、解禁直後だから、まだまだ何でも有りですけどね(笑)
役場前のプールで、解禁日から狙っていた推定45cmの挙動不審なハコスチがおりまして
今回は、コヤツをナントカならないものか…と試行錯誤
上流から流し込んでみたり、レーンを左右に振ってみたりと
様々な手を尽くした結果
ようやく中層付近にて捕食挙動のひとつ
「イヤイヤ」発動(笑)
遂に釣り上げることが出来たのでした…しかし
釣り上げてみたら

なんと…オスヤマメ(42cm)
最初からヤマメだって分かってたら…
どっかの段階で(テンパって)しくじってたかも知れません(笑)
まぁ、こんな感じで
10時少し過ぎぐらいには、カウント13に到達
今日の検証はココまで!
釣りに行けば行くほど、新しい発見が未だにあります
こりゃぁ…キリがねぇ(プッ)
後の時間は
神流川C&R区間常連の方々と
ユルユルな?フライフィッシングを堪能させて頂きました
本日、河原でお声掛け頂きました皆様方も
お疲れ様でございました