今日は遠方の釣り仲間と毎年この時期の恒例となっている渡良瀬釣行の日
当初より懸念されていた水位も、このところ徐々に下がりつつあって当日までには、まぁまぁ普通に釣りができるレベルまで落ちてくれました\(^o^)/
旧知の地元仲間達やFF大先輩達、漁協の組合長もカワウ調査に傍らに陣中見舞いに来てくれました\(^o^)/
カワウが朝一番でポイントに入ってしまうので今回も夜明け前からの現着
霧雨からのスタートとなりましたが風もなく、この季節の釣りとしては悪くない状況だったわけですが晴れの日のハッチと比べると、今ひとつパッとしない
突発的に起こるヤマメのライズに一喜一憂するもなかなか定位してくれません
ライズが、こんな調子だと
手慣れた常連でさえロッドを振り出すタイミングは悩ましいものです
ライズが無くても叩けば出るような状況ではあるけれど釣るためには手段を選ばない…そういうのは、とうに卒業されている方々に
そんな釣り方を勧めるのはナンセンス!
流下している水生昆虫にマッチングさせたフライで
「ライズが取りたい」
…という思いで、この川にわざわざ来ているわけだし
ココまで来る道すがらを考えると、別にヤマメが釣れれば良いだけなら、他の選択肢は幾らでも他があったわけで…
そういう彼らの思いを汲み取るとコチラとしても是が非でも「望みを叶えてあげたい」となるのが
地元民としての人情
でもね
貴重なライズとなるとこういう場での“しくじり”はこの先の十数年は仲間内で、なにかと語り継がれることにもなりかねません(笑)からね
あぁ、恐ろしや恐ろしや
あれ、マコチャン…何謝ってるの?
あぁ、なんだ…釣ったんだ(瀑)
コッチの話に夢中で見てなかったわ
うそうそ、ちゃんと見てましたよ(笑)
今回のゲストのお一人は…そう…知る人ぞ知る「矢野シルクライン」の矢野さん
個人的には16年前の木曽・西野川のイベント以来でしょうかつい最近になって、神奈川県に移住され…そこの悪友に唆されて、この地に連れてこられたようです(笑)
関西圏の釣り場とは勝手の異なる…ましてやライズの釣りという事もあってなかなか大変だったと思います
話に聞くのと実際の現場に立つのとでは雲泥の差
こういうフィールドもある…という意味では貴重な経験だったのではないでしょうか
基本、今回もアテンドに徹しよう…と覚悟を決めていた自分ですが流れの緩い隅っこの方の…誰もが見落としがちなライズを見つけてしまうとついつい悪い虫?が疼きます(笑)
場所的にも、相手にしてくれるのは可愛い子ちゃんばかり…とは言え
ミスマッチングなフライは、シッカリと見限ってくるから
それなりに面白い!
ガガンボ→フタバ→ミッジピューパ…etcそんなフライローテーションを少しでも怠ると、直ぐに無視!
まぁ…良く見てること(^_^;)
いまさら、僕風情が「尺ヤマメ」のライズを取った満面の?ドヤ顔なんて誰も望んでいないと思うので(笑)
いいのいいの…こんな子でも僕は充分に楽しいから!
マコちゃんの二尾目は尺ヤマメ
しかし…
こちらも渡良瀬初挑戦のマコちゃんのお弟子さんは
その上を行く33cmΣ(゚Д゚)
パーマークがハッキリくっきりのヤマメもいいけれど
やっぱり本流では、こういう銀毛モノが似合います
これだけ喜んでくれると
釣られたヤマメも本望でしょ!
マコちゃんを師と仰ぐこともあり…
所々に見せる所作が、マコちゃんの複製版(笑)
一度ドリフトを指摘すると
即座に修正してくるセンスの良さはピカ一!
そして…時々やらかすところなんかまで
一緒(笑)

ライズも無くなり、自分もヤルことが無くなったので
Sidewinderでニンフィングへ…
アレほどドライフライを流していたのにもかかわらず…
三回目のドリフトで、あまりにも呆気なく…(^_^;)
もう、やめましょやめましょ!
こういう釣りは、今日の渡良瀬川には似合いません(笑)
GW開けに、もう一度仕切り直しましょ…ってことで
今回はお開きとなりました