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2024年 05月 06日

キス釣りシーズン到来

GW真っ只中
地元での釣りも捨てがたいけど…

連休の喧騒も過ぎ去り、魚もナーバスで多少釣りにくくなってからの方が
なにかと新しい発見があるというもので…

淡水の釣りは、そうなってからジックリ向き合えば良いかなって感じ
なので今回は、家族サービスも兼ねて
お隣さん家族と一緒に、今シーズン初となる潮釣行に行ってきました




真夜中の二時半でも
海辺沿いの道路は太公望の路駐でいっぱい(^_^;)

ほとんどの釣人は漁港の波止場が目的のようで
隣接するサーフはガラガラ


キス釣りのシーズンとしてはこれからが本番ですけど
今年は何かと季節が前倒し気味…ですからね
キス釣りシーズン到来_c0095801_09033159.jpeg
やっぱり海は気持ちいいですね
風も程々で気持ちいい一日が過ごせそうです

流石に釣人が全然いないサーフに一抹の不安もよぎるものの…

夜明けの第一投目から
20cmを軽くオーバーの良型のシロギスという幸先の良いスタート
キス釣りシーズン到来_c0095801_09023566.jpg
ウチの次男坊は、釣りに関して
どちらかというと、常々無関心気味なんですが(笑)

こんな状況下だと流石に「やりたい」「やらせろ」…と

まぁ面倒くさいこと、この上なし


こんなこともあろうかと
今回はSLK(スーパーライトキス)仕掛けだけを3セット分持ちこんだのは
ある意味で正解だったけど

預けたStellaを砂の上に放り投げられないかと
常にヒヤヒヤ(^_^;)
キス釣りシーズン到来_c0095801_09023934.jpg
次男坊に、更に輪をかけて釣りに興味のないΣ(゚Д゚)
今年中学生になった長男も
キス釣り前線に乱入

車の中でYou-Tubeでも見てくれていたほうが
コチラとしてはラクなんだけど(笑)



魚釣って何が面白いんだ…

と本気で思っているウチのような子供達に
その場の空気感だけで無理ヤリ?釣りさせる行為は、子供も大人も双方不幸!

なので
Inax家では、本人自身が本気で自発的に釣りする気になるまで

基本的には

放任



さらに…本人がヤリだしても、教えることは

必要最低限


本人の中に「?」を湧かせ、それを自分の頭で解消させる…
まずは、そういう思考回路から植え付けないと長続きはしないです
※どうせヤルなら長続きしてもらいたいので…


大人からすると釣らせたいあまり、ついつい口を出したくなっちゃうし
ちょっと貸してみろ!…ってなっちゃうんだけど(^_^;)

本人の中に「?」が湧くまでは…

そこはグッと堪える



子供らの引き起こすトラブル(大人にもいるけど)の数々を傍目に見ていると
一つのことに集中するあまり、他のことが疎かになっていたり
物事を同時に進行出来ていなかったりすることが、かなり起因しているんだけど

そういった“マルチタスク”のスキルを鍛えるのに
釣りって凄く有効なんだなぁ〜とつくづく思います


そういうこともあって、個人的に思うのは

釣りが上手い方は仕事もできる!

とは考えていて
多分ソレは、大方勘違いでもないと思いますけど…
皆さんはどうでしょう(笑)




なんか

仕事はできるけど、あえて仕事をしない…って方が多そう(瀑)
キス釣りシーズン到来_c0095801_09024714.jpg
シロギス釣りは、魚信が大きく出る…という特徴があることから
初心者にしてみると、とても

コツを掴みやすい釣り



これをロケット天秤による遠投多点仕掛けで釣るとなると
一気に敷居が上がってしまうわけだけど…

SLKによるキス釣りは、この敷居を思い切り引き下げた感があります
(むしろ、餌付けと魚外しを覚えさせるほうが大変)


一気に数を稼ぐ多点釣りとは異って、かなり非効率な釣りにはなりますが
アタリだったり、引き味を一尾一尾楽しむことが出来ます


生き餌の消費も最小限
1パックのジャリメで半日は持ちますから
大の大人が半日550円で遊べるなんて…(笑)なかなか無いでしょ!

それも天然ギスのお土産付きで…\(^o^)/



まぁ、ジャリメが苦手な人もいるでしょうけど
コレは慣れ(笑)


ジャリメの体液がカピカピになった指でも
そのうち普通に🍙食べられるようになります(笑)
キス釣りシーズン到来_c0095801_09032255.jpeg
更に嫁までも参戦

ついに僕の使えるタックルは無くなりました(^_^;)
力を加減できず、なまじ飛ばす嫁は…なかなか釣れません

この時期のシロギスは、圧倒的に波打ち際

ストライクの出る水域を、横方向に広範囲に探ることが好釣果の秘訣なんですが…
何度言っても沖に飛ばす…

そんな大人は子供同様…放置(笑)

キス釣りシーズン到来_c0095801_09024974.jpg
色んな仕掛けを使ってきたけど
やっぱり秀逸なのは、つりピット(高崎)オリジナルのキスミーシンカー!

そこそこ飛ぶし(←飛ばす必要は無いけど)ストライクも出やすく、乗せやすいです

自分の場合は、片側を自動ハリス止め+シモリ玉に付け替えた
プチカスタム仕様

なんかひと手間加えたくなるのは…もはや性分(笑)



自動ハリス止めにしているのは、とにかく頻繁に針交換をするからで…
実はコレがかなり重要になってきます

キス釣りでは砂に釣鉤を這わせるように流す!
一般的な感覚だと、石や岩に鉤先が当たることで、刺さりが“甘くなる”という感覚ですが

実は砂地の方が“あっ”という間に甘くなる
※フックが赤く塗装されている針だと、非常にわかりやすいです


とっても細かいことだけど
まずは、こういう事象に気付くかどうか…っていうのと、それにどう対処していくか?ってことが

釣果に直接に影響してくる!

釣りっていうのは、そもそもそういう細かな所で差がついていくのです




僕がニンフィングでフックポイントの重要性に気付かされたのは
実はこの“キス釣り”の影響をかなり受けています


フライフィッシングの場合
フックポイントの鋭さより、フライの体裁のほうを優先させたがるけど
(フライが壊れていなければ、まだまだ使い続ける…とか)

ニンフィングも、こういうところが
“脇の甘さ”だったりするんじゃなかろうか…と、最近は考えたりもします
キス釣りシーズン到来_c0095801_09030860.jpg
風による影響なのか、波打ち際が徐々に濁り始めます

仕掛けに海藻が付き出して、底荒れ的な様相を呈してきたら
一気にアタリがなくなりました


ただ…その状況が慢性化してくると
多少濁っている状況にも関わらずアタリが出始めます


そのかわり、バラシが圧倒的に多くなる

今回は釣れてくるサイズが大きいので、針のサイズは9号と大きめでしたが
ちょっと食いが浅いと判断!


針のサイズを6号まで落とすと…
ここから怒涛の、一投一尾のルーティーンに突入


こうも果てしなく釣れてしまうと、引き際を失ってしまい
キリが無くなります


今回は正午に納竿とし
70匹にて打ち止めと致しました


嫁は「あと5分」とか延長を希望していましたが…無視(笑)
キス釣りシーズン到来_c0095801_10401055.jpeg
結構深底なザルだから、これでもズッシリ重い!

今夜はキッチンが鱗だらけになりそうです(^_^;)



by sureyamo | 2024-05-06 10:52 | 海釣り | Comments(0)


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