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Down & Across

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2024年 06月 27日

INAX流スパークルダン

ニンフ率98%

…といっても言い過ぎでないくらいな(笑)私的フライフィッシングですが
ここ数回の釣行から、ドライフライにも目覚めてしまいました

改めて真面目に向き合うと
ライズの釣りは、これは当然のことだけど

面白いです\(^o^)/



僕の場合、ドライフライのシーンでは
ほとんど…と言い切ってしまっていいほど、メンディングはしません

ルースニングの時より運動量(笑)が、かなり抑えられる…ということは、つまり

手が抜ける(←疲れない…という意味)


ニンフィングのときはメンディングのやり過ぎて
右肘を半年で二回痛めるぐらい酷使していたので、余計にそう感じます

まぁ、ドライフライを復活するにあたり
折角なら新しいドライフライパターンも考えてやろう…って感じで、一人で勝手に奮起しています







僕のドライフライシステムの基本はロングティペット(システム全長19ft)で
これはもう、かれこれ二十年近く変わってません

このシステムと、最も相性の良い…とされるフライに求められる特性は
一にも二にも

投射性


…と個人的に思っています

ただし
自分の(投射)フィーリングに見合うパターンとなると
かなり限られて来る!

そんな中から、とりわけ「シビア」なライズに対応できるパターンとなると
更に少数派となるわけなんだけど…

最近の僕の一番の注目は

スパークルダン


すでに経験豊富な貴兄におかれては
「あぁ、アレか」となるところでしょうが



…僕が巻くと、結局こうなります(爆)

強いて言えば、斜め浮きクリップルって感じでしょうか
INAX流スパークルダン_c0095801_14474591.jpg
「タイイング過程の画像」ではなく
これが完成品(笑)なんですけど…


前述の投射性はもとより
フレアさせたヘアによる圧倒的な姿勢の安定度をはじめ
テール材のアピールなんかも含めると
かなり実戦的、かつ効果的なパターンであることは揺るぎない事実です


手強いライズほど、シンプルなフライが効く

のは自分の釣りでは、もはや定石です



投射性を求める上で(個人的に)重要としているフックの自重(線径)
今の流行も加味したフックセレクトとなれば…ここは

TMC201R
(バーブを潰すのが面倒いけど)


シャックは天然UVを纏うウィングファー(ホワイト)の
パーマのきつい部分をチョイス


肝心のウイングはディアは

宮崎県産、日本鹿の冬毛
※ボディーヘヤでもお腹付近

#22フックとの対比で分かるように
エルク・ホックとタメを張れそうな細さですが
こっちのほうが髄質の関係なのか、フレアは容易でキレイに立ち上がります



構成自体はシンプルだけど

結構な贅沢仕様

ですね





マテリアルなんて、何使っても「あまり変わらん」と思っていた時代もあったけど

「些細なところで大差がつく」

なんて事例が、最近身近なところで(^_^;)あったりするもんで
あんまり“高を括らない”方がいいのなかぁ…と
最近は思うことが多いです


by sureyamo | 2024-06-27 15:08 | fly pattern | Comments(0)


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