水面のフライより、水中を流れるフライの方が
魚には良く見られています
そんな中
今まで釣れていたフライが、何かの拍子にイキナリ見限られるようになることは、よくあることで
そういう実体験をされた方も多いと思います
マッチ・ザ・ハッチの前座的なニンフィングの場合
お目当ての羽化を目論見んでいる以上、結ぶフライパターンには制約があるもので…
パターン(サイズも含め)は変えたくないけど
今まで流していたフライとの違いを主張させたいと考えると
ここで重要になってくるのが
フライパターン以外のバリエーション
フライパターンはそのままで、使うマテリアルを変えていく…という方向性でしょうか
パターンもマテリアル(ヘヤーズイヤー)はそのままで
フックの色だけ変える
…ということは、かれこれ二十年近く前から個人的にヤッていたりはするんですが
ただ最近は、カラードフックも入手が難しい…と言うことと
思っているほどの効果も感じられないことから(笑)
最近は
マテリアルのバリエーションを増やす方向性で考えています
モール(もぐら)
も、そんなチョイスの一つになります
昔から個人的に多用しているマテリアルの一つなんですが…一般的には超マイナー(笑)
ヘヤーズイヤーと比較しても毛質に関しては短く、繊細にして…かつ特徴的な光沢を有しています
それ以外にも
CDC
まぁ、このマテリアルをニンフに使う方は
猛者の多い僕の地元でも、早々お目にかかることはありませんけど(笑)
色目を合わせることで
案外と“シャック”としても機能してくれます
しっかりと水を含ませることは大前提ですが
浮くために一役も二役も買っている螺旋状のフリューも
水流の影響をモロに受けること請け合いで
これはコレで
シッカリと流れを掴んでくれることでしょう
こんなのはホンの一例にすぎません
固定概念を捨てて、様々なマテリアルを模索してみると
新しい発見もあることでしょう