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2025年 01月 15日

おさらい

前回の釣行までで、フカセニンフィングには、かなり手応えを感じていたのですが…
仲間からは、なかなかに厳しい状況の話しか入ってきません


自分が、たまたま良い条件の時に「あたっている」だけなのかしら(^_^;)?


…というわけで(笑)今日も行ってきました
おさらい_c0095801_15511392.jpeg
いつ来ても誰も入っていないポイントなんですが

魚たちの反応は…というと

やっぱり、すこぶる良好


いやむしろ…

前回を上回るペースの釣れっぷり(笑)







特段…自分だけ特別なことをヤッてるわけもなく(^_^;)
このブログでもYoutube動画でも赤裸々に紹介して来たつもり…なんですけど

現状のハコスチ釣り場で、なかなか釣果が出ない!

と真剣に悩まれている方も、確かにいらっしゃるようなので

今回は簡単におさらい
おさらい_c0095801_15511827.jpeg
★フライパターンについて

皆さんが
恐らくは一番気にしているであろうフライパターンについてなんですが
自分はフェザントクイルを巻いた…この程度(笑)

コレで必要にして充分

フライサイズも今現在は#18〜20といったところ
私的に特別小さい…というわけでもないです


トビケラのケースや、クロカワゲラ、各種ラーバー…さらにはシャックまでと
幅広い汎用性は期待をあまり裏切りません
目を引くパートもない、かなり地味な存在なんだけど…こういうのがダラダラと効く(笑)

ただ…基本はノーウェイトで、沈下速度はフックの自重に委ねていることもあって
全く同じパターンを各メーカーの様々な線形で巻いてはいます


マイクロビーズ(タングステン・ブラス・グラス)こそ使い分けますが
一回釣れてしまうと、そのまま使い続ける…流し続ける
何ていうことを、ついやってしまいそうなんだけど

状況は徐々に悪化します



特異、突飛なパターンは、目新しい反面見限られるのも早いです
ビーズも即効性がある分、同様なことが言えますね

長居(長見せ)禁物

それだけに頼るような釣りだと、やはり限界は早く迎えます





★狙う魚について

圧倒的な魚影に、ついつい目移りしそうになってしまいますが
中層付近でビターっと動かないような魚は、基本的に相手にしません


ベタ底に張り付いて、少し頭を下げてる(尻上がり気味)の魚が狙い目ですね

彼らは川底のリーフベッド状を流れてくる流下物を啄むように待ち受けていて
川底で身を捩るような仕草をするのは、大概がこの手合

実際に鼻先にフライが通せると

高確率で食ってきます!
※大概の場合で大きい個体が多い
おさらい_c0095801_15511765.jpeg
★ドリフト

基本は川底のデッドフリー


ドラッグはおろか、リアクションでバイトを誘う!なんていうのも
この低活性期の魚に要らぬプレッシャーしか与えない…と思っています
まぁ、最初からランガン目当てなら、それで良いかもですが(笑)


川底のリーフベッドスレスレを掠め転がするようなイメージで流す
それに必要十分なだけの長さのティペットを使用する

更にその際には
マーカーとフライは、縦一直線のマーカー先行で流すこと…でしょうか




★マーカー感度について

僕も最近まで、マーカーの感度には拘ってきた一人なんだけど
ここ最近の釣りで、その考えが少し変わってきました

殆どの方が「マーカー」の感度、その動きに意識を集中させるものだけど
大事なのはマーカーの動きではなく…


負荷の掛かり加減

当たり前だけど
負荷が抜けてると「マーカー感度」は全く意味がない…です



マーカーを介して“その先のテンションを手繰り探る”
ようするに…

マーカーは張り気味で、常にコントロール下におく


コレが本当に大事です



確かにマーカー単体の感度も重要ではあるけれど
引っ張られた時に抵抗が少ないことのほうが、遥かにメリットが大きいです

おさらい_c0095801_15511541.jpeg
僕の使うサイドストライカーは
いかなる状況であっても、常にコントロール下に置いてあって
恐らくは、誰よりも常に動いている(動かしている)と思います


ちなみに…なんですが
サイドストライカーの親糸側はループノットにしています
とても細かいことだし、明確な効果は不明なんだけど

神は細部に宿る

こういう小さいことの積み重ねが、割と大事に感じます




フライには、沈下過程の縦方向のテンションと
底波に乗って流れ下る方向のテンションに切り替わるタイミングっていうのがあって…
この、縦方向のテンションって言うのが
軽いフライを結んでいると、特に判りにくいんですよね(^_^;)

コレが読めるようになると、次の展開も期待できるのですが

目下、特訓中(笑)





今回は釣りの一つの方向性として提示してみましたけど
こういう釣り方が正しい…なんていうのは、ハッキリ言って

ない!です


思い思いの…自分が納得できる釣り方が一番として
それでも一尾でも多く魚を釣りたい…という前向きな気持の参考になると嬉しいです
おさらい_c0095801_15512135.jpeg
ブユと共に、ユスリカのラーバが出てきました
極小マイクロニンフの出番も近いですね

ユスリカのラーバが圧倒的ですが
黒いブユ・ラーバは、流れの中ではかなり目立つ存在になるはずで…流下が始まると
フックに黒いスレッドだけで巻き太らせた、シンプルパターンであっても
割と恒久的に効き続けたりします





正午の村内放送のタイミングで、丁度20尾目がヒット!
その後も、別の流れで更に一尾追加して…本日の釣りは終了となりました
もちろん、もっと釣れたけど…さすがに節操がない(笑)


自動ハリス止め使用のサイドストライカーは
最初の一尾目にラインブレイク(^_^;)されてしまい、以降は通常版で通しましたが


テストサンプルを使用してくれたFFショップのマスターは
概ね良好の手応えをいただきました

今後のラインナップとして、前向きに検討してみても良さそうです



by sureyamo | 2025-01-15 20:38 | River fishing | Comments(0)


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