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2025年 02月 07日

悩む喜び

この界隈は

群馬のチベット

…なんて揶揄されたこともありましたけど

今シーズンは目立った積雪もなければ、事故が多発するような路面凍結もなくて
例年に比らべたら通いやすい今シーズンです
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今日もいつも通りのフリース1枚という
寒さを完全に舐め腐った軽装出来ているのだけど

キンキンに冷やされた北風は、フリースなんか全くの素通しで
体に突き刺さり…骨の芯まで寒さが響き渡ります

そんな寒さのせいなのか…それとも
そんな思いまでしても、なかなか釣れないせい?なのかは定かでは無いけど
(多分、両方)

平日の遊漁者数も20名を切る様になって来ました



でもまぁ、考えようで
こんな状況でも十数名が集まるっているのも

ある意味で狂気(笑)
※ワカサギと違って、魚は持って帰れないのにも関わらず…
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肝心の釣りの方も、前回同様

開始直後の30分ぐらいスカされる

スロースタート傾向は変わらずです



極小フライから、更にミニマムへのサイズ転換は
その効力を全く発揮せず…



まぁソレも納得で

コレもソレも
自分を含めて、みんなで徹底的に追い込んできた因果応報とも言えるのだけど
ソコからの、さらなる悪足掻きから

新たな活路を見出すという…泥沼的

デスゲーム

の様相に突入
悩む喜び_c0095801_17441051.jpeg
簡単に釣れないことが、さらに釣りを熱くさせる

変態を熱くさせると厄介

…だということを
ここのハコスチには嫌と言うほど味わっていただきます(笑)




フライサイズを#16まで上げ…

結局、何を表現したものなのか…
なんだか分からないようなパターンが

軒並み

「本日ヒットパターン」

に昇格




人に聞かれたら「クロカワゲラ」と申告してしまう僕は
大嘘つき野郎です(笑)
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ガマのR17 ナノスムースコート

こんなペラペラな細軸フックを1.5mの川底付近まで
本気で送り届けよう…という考え方は
多分、まともな思考回路のフライマンであれば

まぁまぁ考えない…

とは思うんですけどね(笑)






ブユ、マイクロニンフを使っている限りは
ファイト中、もしくはフッキング直後に、かなりの確率でバラしてしまうのですが

このフライ(フック)にしてからのバラシは数尾のみで収まりました


ナノスムースコートのフッキング性能は
相変わらず秀逸です
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この低水温時においても
銀系の引き味は…やっぱり別格


濃い系(←美ハコ)も
意図的に岩に回り込んでラインを擦り切ろうと能動的に動く個体が多く
銀系は瞬間な初速をもってして、パワーで一気に振り切ろうとする印象を感じたりするんですが…

多分それは系統…とかで、安直に区分するのは早計で
案外個体差?みたいな感じかも知れませんね





ともかく

「短時間で数を掛けたい」自分とすれば、大型個体のフッキングは
時間の浪費かフライロストのリスクしかないですが…

何故か掛かるのは、アベレージより上ばかり(笑)
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ただ、よくよく考えると
こんな低活性期でも、シッカリとフライを咥えてくれることだけで

感謝しなければならない

ことですね

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だから…

そんなハコスチ達は、成魚放流モノとは言え
僕はいつだって大真面目に真剣勝負!

これは僕が魚に対する礼儀だと考えます
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風が吹き、水面にできた波でストライカーが微妙に早く流されるようなドリフトになると

ストライクはビタッと止んでしまう

僅かな差だとは思うんですが
通えば通うほど、新たな発見がありますね

今日はお昼のサイレントで終了
出だしこそ渋かったですが、中盤戦から盛り返し
気付けは、ほとんどいつもと釣果となりました




こんな感じで釣りをしていると
あっと言う間に解禁になってしまいますね(笑)

解禁日は何処に入ろうか…次回は少し下見してこようかな



by sureyamo | 2025-02-07 20:03 | River fishing | Comments(0)


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