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2025年 02月 12日

ループノットの重要性

今朝の神流川は
とにかく強烈に冷え込みました

愛用のサイドストライカー パラサイターもご覧の通り

ナナフシのようになってます
ループノットの重要性_c0095801_08012420.jpeg
いつもは9時半頃から、ゆっくり目のスタートなんだけど
今回は気合で9時(笑)

自分で6人目です



意外だったのはルアーマンが多かったこと
この時期、ルアーではかなり厳しく、相当に難しい状況なはずなのに…

優勢なフライマン勢が負けている場合ではありませんよ
ループノットの重要性_c0095801_08012761.jpeg
フライラインについた水が、ガイド中に詰まって凍るのではなく
最初からフライラインに薄氷でコーティングされている状態だと
逆にシュート性能が上がります(笑)
※硬くなるから余計

トップガイドと、その次のガイドに関しては、ほどなく凍って詰まっちゃうんだけど
ソレ以外のガイドに関しては氷がつかないことから
割と普通に使えてしまう…という珍現象(笑)

厳冬期の釣り、それなりに人よりは経験は多いと思うけど
こんなのは初めてです
ループノットの重要性_c0095801_08013183.jpeg
この氷の厚さをみれば
僕の言っている話も、少しは現実味があるでしょう(笑)






さて、今回のお題は「ループノット」

先日、このフィールドの釣り仲間でもあるH氏が、頻発するバラシ癖に悩まれていて
その助言に「ループノット」を提案させていただきました

かくいう自分も、丸沼に頻繁に釣行していた頃から結束はループノット派だったわけなんだけど
理由付けとしては、リトリーブ時のフライの動きの自由度を期待して
そうしていただけですけどね


でも一般渓流で、それも細糸を頻繁に使うようになってから
てっとり早い…という理由から結束は基本クリンチノットがほとんどでした
ループノットの重要性_c0095801_10050846.jpg
舞台が冬季のハコスチに変わり
寒さが厳しくなってからの釣りで、適当に結んでいたせいもあるんだけど…

フライがこんな状態で
流しきって上がってくる…なんてことが割とあって




あらら…コレって

結束部の締め込みで、フック自体が真っ直ぐに付いていないじゃん
(^_^;)



ナイロンの0.3号を使っていても、この有り様
フックが軽量細軸&アイが小径だったりすると、角度がついたままで留まってしまう(^_^;)

フッキング自体は辛うじてするけど…コレじゃぁ


しっかり奥まで刺さっている?

刺さりの角度が浅くなってる?

か…なんだか怪しくなってきますね
案外、こんな事がバラしの一因になっているんじゃないか?
考えられます




今回は実際に細糸を使用しつつも
敢えて全ての結束をループノットにしてみることに…
ループノットの重要性_c0095801_08012958.jpeg
結果からいうと

明らかにバラシは減りました(・・;)


流石に10尾ぐらい目からは、連続バラシが続いてしまったんだけど
それは恐らく、魚の方がスレてきて(笑)食いが浅くなった…のだと思います


バラしの原因は、魚の活性にも左右されることなので
理詰めで「バラし」をゼロに…なんてことは、そもそも出来ないってことを理解した上で

ティペットを細くすることで、バラシを若干抑制することが可能なのと
逆にティペットを細くしたくないって場合、特に「ループノット」は有効な対策でしょうね



フリーノットにすることでフック自体がある程度、自由に動くことができる
フック設計時の理想的な角度で針先が突き立てられる…ということなのかな

ちなみに
フライが風に流されて、体にフックが触ると
必ずと言って良い確率でフリースにフライがフッキング(^_^;)しちゃう

こんなことからも、これらの効果はあるものだと感じました




どうしてもバラしちゃうんだよな

…って方で
自分のフライの結び方に心当たりがある方は、一度試してみてはどうでしょうか?






上級者向けストライクマーカー


販売開始しました


なんとか解禁前に間に合わせました(^_^;)
宜しくお願い致します


by sureyamo | 2025-02-12 00:10 | River fishing | Comments(0)


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