今日は釣りに行く予定はなかったんですがあまりにお天気が良くなりそうだったので(笑)半日だけなら…と
日曜の朝…重役出釣にも関わらず
フィールドは予想外にガラガラ(笑)
いくら魚影が濃いからと言って毎回毎回、同じところばかりでは流石に芸が無い?様々な流れに対応できないと、流し方だって上達しないので
今回は久々のヴィラ裏
この区間では最も水深の深い、岩盤の釜に入ります
先般、追加放流がされた…とのことでしたが小型のヤマメの姿は見られず
見慣れた?尺上の潜水艦隊が、ゆらゆらと川底に陣取っています(笑)
水深も2m以上はありそうな感じで水中糸は気合の3mからスタート(笑)
流れ込みからの投入にはなるものの筋読みが当たっていれば8号ショットでも、案外と底まで到達するもんです
それでも流石に到達までに時間が掛かるし、その間に中層の波の影響を受けるから継続したマーカー先行ドリフトが、なかなか難しい
パラサイターの不穏な動きからアワセを入れると想定よりも、だいぶ斜め方向にズレた川底でフッキングを嫌がるヤマメのギラツキ
仕掛けは流石に少し長過ぎだったみたいだったけどヤマメは咥えたニンフを、中々吐き出さないでいてくれたせいで
遅合わせでも続々とフッキング
釣れて上がってくるヤマメ達は大半が、こんな厳つい♂ヤマメでした
ここのヤマメも解禁から、かなり釣られている筈なんだけど
フッキングの掛けキズも、あまり目立ちません
使うフライが今は「小さい」ということもあるけど、バーブレスフックの使用率も増えてきている…と前向きに捉えることにします(笑)
C&R区間は、どこも絶賛カワゲラまつり中
流れが緩く停滞するようなポイントが多いと、落ち葉も貯まるし必然的にカワゲラも多いみたいですね
ヒメフタオ系のメイフライが多いのは
割と昔から、ヴィラまわりには見られる虫の構成ではあります
いつでもどこでも迷ったらブユ・ラーバ(笑)は、ここでもお約束
ただ今回は、コレらのフライを結ぶことは一度もありませんでした
なんたって
ダントツでヘヤーズイヤーの独壇場
前夜に追加で巻き足ししておいて良かった〜(笑)
スタート直後から高活性
開始一時間も経たずして大台に突入
新兵器となるセミオートマリールにも慣れ我が腕の一部になってまいりました
習うより慣れろ
…とは、良く言ったものです
まず、ロッドとラインを一緒に持たないこと(笑)
右手はロッド、左手はライン
…と、作業を完全に分離することが、このリールの利点を最大限に活かすコツのようですねただ長年の癖で、コレが意外に難しい(笑)
このリールの注意点をあげるとすればスタードラッグという独自ドラッグ機構でしょうか
よくあるフライリールのように、ドラッグノブだけ回しても調整が効きません
シッカリとスプールを止め
そこからドラッグノブを回すことで、初めて機能します
これを知らない最初の頃は
「一体全体どーなってるんだ??」
…と思いましたけどキチンと調整できる様になったら、逆に秀逸なドラッグ性能に
ビックリ!
魚が走っている最中、無理にノブで巻き上げてもスプールはキレイに空転してくれます
前のリールがダニエルソンだったから(笑)余計かも知れないけど…※ダニエルソンをディスってるわけではないです。アレはアレを使いこなすことに意味があるのです
とにかく一番のメリットは「ラインテンションを切らせない」…ということ
バーブレスフック常用者であれば、これがどれだけ重要なことか
全員が理解しているはずです
ロッドを持ち替えて、余計なフライラインをリールに巻き込む際にはラインテンションの掛かり具合が、どうしてもラフで不安定になるけど
トリガーで巻き上げてる限り、この心配は不要です
味気ない…と言われると、たしかにそうかも知れないけど確実に理には叶ってます
セミオートマチックリールで尺ヤマメとのファイトシーン
動画は、もしかしたら日本初かも知れない(笑)
ただ、残りの一時間半はシッカリ苦戦(^_^;)
終了(11時30分)までに、なんとか5本は追加できたけど…
急に反応が悪くなってしまいました
釜に配列したヤマメ軍団は、なかなか手強い
さらなる大台に乗せるとなると、朝の9時スタートではさすがに厳しい…かも
沢山釣りたいのは、大半の釣り人が望んでいることですが
※もちろん、そうでない方も多いけど
度の過ぎた数釣りは
結局、フィールド自体の価値を下げる事にも繋がって行きます
特設区「道の駅」と違って
一般C&R区間はあくまで一般河川という認識で
二十年以上からプライドを持ってやっている僕としては
釣り堀みたいだな…言われちゃうのは、正直寂しかったりするんだけど(^_^;)
それに異を唱えることも…これまた出来ません(笑)
※一般フィールドにカウンターを持ち込んでるようなノリの方は正直、品性を疑ってしまいます
節度ある釣果はもとより
↑具体的な数として決めるのは難しいけど
釣れていない方にはポイントを譲れるぐらいの器量は
欲しいトコロですね
※人として釣り場での挨拶は大事です
出来ることならば、もう少し区間が延長できると嬉しいですね
ポイントの選択肢も増え、釣り人同士の距離感も保たれてトラブルも減ると思います