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2025年 03月 12日

カワゲラディ

今日は午前中だけでも
ヴィラ裏の岩盤の修行を目論んでいたのですが
ポイント到着時には既に先客が…(^_^;)

そんなこともあろうかと(笑)第2候補地へ直行すると
カワゲラディ_c0095801_20124390.jpeg
誰もおりません(笑)


ヤマメ達の魚影は
濃厚とまでは行かないものの、程よく散ってて良い感じ


このポイントでは
先日からかなりライズが見られる…という事前情報は当たっていたようで
魚は表層に近い流れに定位

しきりにライズを始めています



例年だと、解禁日の早朝からボコボコとライズはあったんですが

今年は遅れていて
ドライフライの釣りを目論んでいたフライマンには、なかなか厳しい状況が続いていましたからね
カワゲラディ_c0095801_20124173.jpeg
水面には目に付く水生昆虫が確認できないのだけれど
水中ではヤマメの動きは慌ただしいです

ついつい
早春のライズ=ユスリカのピューパ(ミッジング)と考えてしまうけど
この川でのソレは、あまりに安直で早計な判断

それらのフライで、たまたま間違って釣れてしまうこともあるけど
大半のライズにシカトされるのが通例です


僕のブログを昔から読んでいる方はご存知だと思うのだけど…

水温が低かろうが、なんだろうが
夜から朝マズメ…水温上昇の見込める昼前ぐらいから、ユスリカ本来の羽化が始まるまでの時間帯で
魚達が反応しているのはカワゲラの水中流下(シャックも含む)
…と言うのが、ここ神流川の傾向です


とりあえず、ライズしている個体は無視
一旦沈めて底に張り付くヤマメを手堅く釣って、ストマックの確認が先
カワゲラディ_c0095801_20125611.jpeg
全体的に上ずりはじめるヤマメ達

そんな、なかなかレンジが安定しない魚よりも
底付近であまり動かないヤマメのほうが、断然釣りやすいですからね


そんなヤマメのストマックからは…
案の定
カワゲラディ_c0095801_20121713.jpeg
オナシ属をメインに
色々な種類のカワゲラが高比率で食われていました

…となると、今日の主役は

コレ
カワゲラディ_c0095801_20123051.jpeg
色目がドンピシャでしょ?

本当はメイフライをイメージしたニンフのつもりで巻いたんだけど…
魚がコレをどう「受け取るのか」が肝心(笑)

サイズもオリジナルに合わせた#18(のちに#16まで上げることに…)
カワゲラディ_c0095801_20123623.jpeg
そのフライで次に釣れたヤマメのストマックは…
今度はクロカワゲラばっかり(^_^;)


せっかくマッチングさせたはずだったのに…

フライが浮いてるじゃん(←別の意味で)(笑)

たかだか数mしか違わない流れに着くヤマメなんですが
こうも内容物が偏るものなのですね…つくづく勉強になりますね



ライズしている魚のストマックが、この有り様(^_^;)
ドライフライでも釣れはするけど、実際には完全な浮きモノは喰っていない

結果オーライ、釣れれば良し!

なんて…到底納得できるわけない自分としては


水面直下のニンフィング

…で釣らないことには、このステージを制したことにはなりません
カワゲラディ_c0095801_20124666.jpeg
下手なドライフライよりも軽い…こんなニンフを
ショットも使わず「フカセ」ながらライズに送り込む

そんなこと出来るはずがない

…と思われそうだけど、コレが案外そんなこともないです

ただし、ティペットを0.4号以上使ってる方には
流石に無理かな(笑)
カワゲラディ_c0095801_20125026.jpeg

今回はこの釣り方が大当たり

釣れた数のカウント…
もう、そんな野暮なこと言ってる場合ではないです


一言

無限尺上ヤマメ(笑)
カワゲラディ_c0095801_20125266.jpeg
釣れた魚は、釣れてる最中であれば、尚更のこと
一尾残らず撮ったりすることはないんだけど…

今年の尺ヤマメのプロポーションが中々に萌え萌えだから
ついつい撮りたくなっちゃう(笑)から、釣りテンポも乱れがちです
カワゲラディ_c0095801_20125889.jpeg
ひとしきり釣った後は、ポイント変更
興和橋上流の、いつものブッつけへ!

流れがある方がラク……と、までは言わないけれど
誤魔化しが効く、というか

魚側のヤル気次第(笑)

カワゲラディ_c0095801_20125611.jpeg
いきなり良いサイズのヤマメが、ご挨拶に…

此処で釣らないことには
解禁した気持ちになれませんね(笑)




今回は、そんな感じの釣りになってしまったので
タングステンリキッドシンカーのテストは見送りとなりました

試しに一回だけ、流しては見たんですが
なかなか水面張力が破れなくて、すぐに沈んでくれないことが発覚

手持ちの界面活性剤では、全然効かなかったので
次回は台所にある濃い目の中性洗剤を、小容器に移して試してみるつもりです






by sureyamo | 2025-03-12 22:28 | River fishing | Comments(0)


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