
仁木俊也
また一人掛け替えのない釣り仲間が逝ってしまった
必ずいつかは訪れるであろう今生の別れだけど
まさか俺よりも若い君が先に逝くなんて…な
鉄鍋会
このイベントのキーマンであり、料理長だった仁木ちゃん…
地元の古くからのフライ仲間の間では
タゴちゃん
という呼び名のほうがピンとくるよね
なんか、この間知り合いになったばかりな感じだけど…もう、20年以上のお付き合いになってたね
ダッチやらないっすか?
最初はそんな軽いノリに付き合って自分もLODGEの12インチを購入したけど
まともに自分で使ったのは最初だけで後は全部…それこそメニューからネタの仕入れ、仕込みと調理までタゴちゃんにお任せだったね
結局、鍋までぜんぶ預けちゃって…知らないうちに立派なブラックポッドに仕上がってました(笑)
もうさ
あんな真っ黒になっちゃったらさ
誰の鍋が誰のか…もはや、わかんねぇー(爆)
時に管理釣り場で、時に河川敷で
鉄鍋会は回を重ねることに、鍋の数も参加者も増え…
男の鉄鍋会
という名称で色々なイベントに呼ばれるまでの大きな会に成長できたのもタゴちゃんが仕切っていたから、成し得たこと
食うことと飲むことが大好きで
それがそのまま、自身の体躯として現れていたけど(笑)
みんなで集まると常に話の中心にいて
ああいうのをムードメーカーっていうんだよね
なんかさ
ここ最近は酒が回ると
ちょくちょくと俺のこと弄ってくるようになってて…
無礼講ってわけでもないのにさ
まぁまぁなことも、よ〜言ってくれちゃってたけどね(笑)
なんかもう
そういうのも聞けなくなったのかと思うと、寂しいと言うか…
もう会えないことが
未だに信じらん

タカに続いて
まさか、次にタゴちゃんが続くなんて………な
釣りだけの付き合いではなく、仕事も色々回してもらったね
本来なら、自分なんか到底相手にしてもらえないような大企業さんの案件も
色々紹介してもらって
本当に感謝してる
お互い外回りの仕事途中で落ち合って
大盛りで有名なお店に案内してもらったときは…

こんなん無理だろ〜(爆)
自分だけは、シレ〜っと別メニュー(^_^;)
普通はこういうの…一緒に付き合うもんだろうよ〜
ハメやがって
スナックの玄関で失禁しながら寝ちゃったり
次の店に行く道中で
電柱によじ登るは、田んぼに転落するわ
〆は国道脇の垣根に頭突っ込んで寝ちゃう…とか
B級映画でもやらないような酔いつぶれ方を、リアルに体現できる人は
そうは居ないね(笑)
あぁ、なんか…君と二度と会えないと思うと
つまらないよ
追記
美味しい鉄鍋料理の数々…本当にありがとう
そしてタゴちゃん含め、県を跨いだフライ仲間の輪は
これからも繋げていくよ
いつかまた、向こうでみんなと揃った暁には
鉄鍋はもういいからさ
三途の川のプールでライズ待ちして盛り上がろうぜ!