
鋭く尖った尾鰭と、ソレを支える締まった筋肉。
そんな彼女達に逢いに…今週末もAFF。
最近のAFFは、若干混み気味でございます。
どうやらココのこんなサクラマスに魅力を感じているファンが口コミで広まってきている様です。こんな自分もその中の一人ではありますが…。
毎回毎回、採算度外視で放流を継続し続けてくれている管理人さんには…ホント頭が下る思いです。
週末の少々遅い到着だと、入る場所もちょっと限られてしまう…そんな感じ。
この日、一通り池を見渡して空いている場所は管理棟の丁度真向かい。
池の中では、最後の最後まで日陰のその場所。
見るからに寒そうなのですが…そこしか入れる場所がないようです。
両サイドに木が植えてあって、ポジションの上方には枝同士の空間が横2m程しかありません。
そんな場所…フライマンが好き好んで入る場所ではありませんから、空いていて当然といえば当然でありましょう。
ラインの軌道がチョットでも横にブレると、厄介な事になりそうですが…実際の現場に行けばそんな場所ばかりですからね。
あまり神経質になるのも変なお話でありましょう。
人も少ない為か、目の前の魚も幾分リラックス気味なライズを繰り返します。
この場所が今までマトモに攻められていなかったのかどうか判りませんが、異常な位のペースで釣れ始めました。もちろん、釣れる魚体は見事なサクラマスのオンパレード。
ランディングする度、どれも溜息が出る程の魚体ですからタマリません。
そんな天国が続くのも、せいぜい一時間といったトコロでありましょうか。
ドライフライが水面に取り残されている徐々に時間が長くなります。
所々で起こるライズも全体的に控えめになってきた…と、そう感じたら、この池で育ったミッジのハッチが始っている事の証。
#26以下を対象としたミッジングのはじまりです。
「はじまりです」とか軽〜く言っちゃってますが、終始悪戦苦闘の連続なのであります。
ごく一般的に河川でのミッジングで使用するフライパターンなど、既に雑誌等で散々紹介されておりますが(紹介しても来ましたが…)こういった止水で、おまけに透明度の高い釣場となりますと、正直なかなか厳しい場面も多くあります。
割と早い段階でアッサリに見切られるのが、今まで数々の修羅場を共に乗り越えてきた実践的なパターンだったりしたりして…精神衛生上、誠にヨロシクございません。
成果をあげる事より自信を無くす事の方が遥かに多いような気もしますが…当面の間は、こんな感じの「ミッジ」修行を続けていくつもりです。
そんなミッジフライの詳細につきましては…また後で。
