
久々に渡良瀬川の様子見で、桐生まで出掛けて来ました。
まずは桐生地区でも上流部区間にあたる「蕪町集会所前」の流れから見てみます。
この区間の土手には車一台分の道が走っています。
ただ残念な事に、数年前により、土手に車が乗り入れ出来ないようなゲートが設置され、一般の釣師はおろか漁協の放流車まで進入不可となってしまいました。
そんな事が理由で、この区間は漁協の成魚放流ポイントから外されるようになりました。
当然の事ながら、放流を期待する釣師も殆ど来なくなると…そこはもう川鵜の独壇場です。今こうして、この場所に数分立っているだけで、数匹の川鵜が目の前を飛んでいきます。あまり信じたくはないのですが、このロケーションながら…この区間に魚影は希薄なのです。
以前、この時期のこの時間帯であれば、複数のライズは当り前のように見られたのですけれど…川鵜の問題が解決しない限り、何も望めない状況でありましょう。
ちなみに「鵜」がらみのニュースで、良く取り上げられるコロニーとして有名な高津戸ダムは、この流れの僅か数Km先です。

流れ自体は、差してきた大型のヤマメ達が一時期溜まる場所。渡良瀬桐生区間屈指の有望ポイントであることに違いありません。ヒゲナガのハッチが盛んになる頃になると、そんな大型のヤマメ達が挙って水面を賑わせる事になるようです。
トルクのある流れに腹まで使って、いつ流されていいような覚悟で立ち込んで行かないと、ちょっと手が出せないレーンで行われるライズ。川底を熟知している一部の地元常連でないと、なかなか手も出せないようですが…。

写真では見にくいと思いますが(偏光レンズ越しに撮って見ました。)この川底はどうでしょう。
例年、渇水のこの時期は黒褐色の川底なのですが…見たところノロの類いは綺麗に流されていて、イイ感じですよね。

期待しながら…今日はこのまま、少し下流の桐生市民広場前の流れに向って見たい思います。
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