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2007年 02月 09日

太田頭首工

太田頭首工_c0095801_21154053.jpg

太田頭首工は、利根川と渡良瀬川の間に展開する約6,500haの水田に灌漑を行う為、昭和54年に建設された水門です。
野鳥の観察スポットして、その筋の方達にも知られているようですね。
この土手を挟んだ桐生側(左岸)に隣接した中学校は我が母校。個人的にも色々と思い出深い建造物の一つです。

 対岸側には桐生水処理センターがあって、ここで処理された下水(汚水)は、この頭首工貯水区間で混ざり合う事になります。
そんなこともあって、この境野側の河原では終止、何とも言えない「塩素臭」が漂っています。
ただ、釣りの対象となる広沢側(写真の)では、こんな排水の影響はありません。
太田頭首工_c0095801_2116233.jpg

 頭首工のポイントでの有望ポイントは、なんといっても、この流れ込みです。(頭首工の前後数百mは禁漁区間です。)
見た目以上に底石の状態は良く、壮大なハッチ劇が期待できます。
 ここでは、ハッチの流下に伴って流れに入ってくる数グループのスクーリングライズを順々に狙うような釣りになります。
以前、シロハラコカゲロウのスーパーハッチに遭遇した時、こんなスクーリングライズの捕食対象は、そんなコカゲロウのダンではなく…ガガンボ。
それも水面直下の個体だけ…というタチの悪さでした。
 で、これはこれで私的経験則の…今でも貴重な一体験となっています。

 また、このポイントに限った事ではないのですが…ヤマメのライズがいつの間にか、全てウグイのライズにすり替わってしまう…といった不思議経験(-.-;)も、この場所で経験しています。
ライズ待ちの人盛りはどうも…という方には、こんなマイナーなポイントはどうでしょう。
桐生地区〜足利地区の移動の際にも、簡単に立ち寄れるポイントですから、近くを通ったら覗いてみる価値は充分にあります。
 
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by sureyamo | 2007-02-09 21:16 | river | Comments(0)


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