
渡良瀬川の桐生地区において、河川工事が行われているのは前回ご報告の通りです。
「川内町二丁目工区」は既に終了し、残すところ“団地裏”真正面の「一丁目工区(写真)」のみです。
河川敷に設置されている告知看板の工期満了日は28日。
漁協サイドからの要望なのでしょう…何としても解禁には間に合わせたいらしく、日曜日にも関わらず、工事は急ピッチで進められておりました。
個人的には、ここまで散々荒らされてしまって…いまさら解禁もないと思うのです。別に、工期なんて5月位までかかっても良いから…キッチリと「元通り」にしてもらいたい。
正直、そんな気持ちで一杯です。

見事な工事現場と化した、団地裏の惨状です。砂塵を巻き上げてトラックが行き来しています。かっての面影なんて微塵もありません。
塞止められた流れは、この土管を撤去したのちに残った石積みを簡単に崩して終了…となりそうな予感プンプン。
いったいどうなるか…見物ですよ。
天下の団地裏も、これでは単なる「水溜まり」ですね。
きっと「カワウ」の独壇場でしょう。先日放流されたヤマメ達の姿は…何処にも見受けられませんでした。

小倉峠側からの展望です。下流側から、ちょうど「団地」を望む感じになります。
右手に切れて見えない部分が「一丁目工区」。すでに新しい消波ブロックが設置済みとなっています。
「二丁目工区」の影響で流出したであろう土砂で、この流れの底石、その大半は埋まってしまいました。
一番の脅威は、何と言っても画面正面に見える中洲。まるでクラウンドでも作る勢いで、去年から(意味不明に)整地されてちゃっています。さほど高低差もない中洲なので、チョットした大水で容易に冠水してしまう事でしょう。
その時、この土砂が何処に流れ出していくのか…小学生でも判りそうな事なのですが、国土交通省はそういう事にあまり感心がないようです。
いっそのこと、この中洲だけ「コンクリートかアスファルトで…キッチリ舗装」してしまった方が良いのかも知れませんね(笑)
もちろん皮肉なんですけど…

悲惨な現状報告ばかりでコチラも辛いのですが…従来通りの顕在な流れも(当然)ございます。
こちらは、追々ご紹介させて頂きたい思います。