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2007年 06月 15日

されどマラブー

されどマラブー_c0095801_105422.jpg

管理釣場の定番フライと言えば「マラブーフライ」
使うマテリアルの90%以上を“七面鳥の尻毛”が占める、このフライ。
よほど変わったセンスの持ち主でなければ、誰が巻いてもソコソコの形にはなるでしょうし、効果の程にもさほど差は出ないのでは…

なんて言うのは大間違い。

「マラブー」と一言で言っても、使う部位によっては水の中の印象が、かなり違ってくるものです。
「テール長」ひとつ取ってみても、フッキング性能、アクション、使い勝手…等々、恐らくそこには、秘められた黄金比があったりするのでしょう。

月並みな言い方ですが
たかがマラブー、されどマラブー…といったトコロでしょうね。

 これは、プロタイヤー 雅子 さんの巻いたマラブーフライ。

流石…女性タイヤーの巻いたコマーシャルフライという事もあって、きめ細やかで上品なフライに仕上がっています。
この位のクォリティーなら、お金を払う価値もあるというものです。

これが単に“見てくれ”だけでなく…実釣性能がしっかりと反映されている(釣れる)フライである事は、ずっ〜とロングセラーを続けている事で立証済みです。

 ちょっと、テールをめくってみますと(笑)ゲイプ絡み防止用の“レインボースレッド”が、控えめに仕込まれていたりして「小技」も効いています。
まぁ、それでもある程度は絡んでしまいますが、有るのと無いのでは「絡む量」に差が出るんですよね。
ここら辺はもはや常識でしょうから、特筆すべき点でもないのでありましょうけど…。

それはともかくとして、全体のバランス感覚と美しさは、改めて見習うべき部分があるようですよ…貴兄。

このフライはネットで購入する事が出来ます。 
「今更マラブーなんて…」そう思われている方にこそ、手に取ってほしい1本です。

詳しくはコチラ
※ちなみに、このマラブーはロングテールバージョンです。


by sureyamo | 2007-06-15 10:06 | fly pattern


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