フォームというのはとても自由度の高いマテリアルですから、従来のフライタイイングの概念に縛られない独創的な発想で
思いっきり遊んでしまうことをお勧めします。
そうは言っても…という方の為に、簡単ではありますが幾つかのタイイングを掲載いたします。
このままコピーされてしまっても、そんな事は大いに結構なのですが…こんなタイイングを通して少しでも遊び心が目覚めて来たら
是非ともそれを具現化して見て下さい。
フライフィッシングの楽しみが、また一つ広がることは確かです。

●使用するフックは、使用環境を考えると丈夫な太軸がおすすめ。
ここではTMC100BL(♯8〜12)。
※バーブレスは基本ですよね。
スレッドはダンビル6/0。下巻きはシッカリ行います。

●BUG BODIESを使います。
前処理として、カッター(ここではコーテリー)で溝を彫っておきます。

●かぶせた状態
溝無しですと、シャンクの上にフォームが乗るカタチになり、スレッドで頑張って留めようと思ったら、相当巻き込まなければなりません。

●ボディーの側面にレッグを取り付けます。スレッドワークは2回程度で充分です。

慣れてくれば、反対側のレッグも同時につけてしまいましょう。

●インジケーターはエアロドライウィング(各色)を使います。コームがあればソレで…なければピックアウト用金ブラシなどを使って、取り付ける前のファイバーをよく梳いておきます。

●レッグを取り付けた同軸上に挟み込んでフィニッシュ。

●裏面に瞬間接着剤を滴下して出来上がりです。
シャンクに、あらかじめレッグを取り付ける方法もあります。

前処理をしたフォームを上からかぶせると、シャンクに直づけしたレッグが挟み込まれて…

●こんな「脱力感」溢れる?ビートルなんかも作れます。
つづく