どれも10年くらい前に半分悪ふざけ(半分は真面目)で作ったモノ。
管理釣場の「スプリントレース」を勝ち抜く為のノウハウを盛り込んだ(←ホントか?)競技専用毛鉤でもあるわけなのです。
まぁ、いまこうして落ち着いて見てみますと、反則スレスレなヤツも混じってはおりますが…当時はそれなりに大真面目。
今となってはもう使いませんが、侮れない潜在能力は健在なハズ。
ツボにハマれば、他のフライの追従を許さない………かも知れません。
(↑我ながら随分と弱気…何せ過去の話なので)
なお、このフライに起因するトラブルも当局は一切は関知致しません。
くれぐれも自己責任という事でよろしくお願い致します。(笑)
エントリーには最後まで迷ったけど、もう時効だから…という事で、初っ端はヤバい1本を紹介。
★兎のキ●タマ
フックに通したビーズにマルチグルーを塗布し、そこにラビットファーをマブしただけの…もはや、フライと呼ぶのも痴がましい一本。
投げ続けてゆくと自然と、このファーが取れて行って最終的にはビーズが丸出しになり…お察しの通り、そこからがコイツの本領発揮となる訳です。
そう! このラビットファーは隠れ蓑………最低です。
決して「数釣り主義者」というワケではないのですが、私的に100匹達成再短時間記録を保持しております。こんなのが効くと思うと何だかとっても悲しいのだけれど…ハマる時はそんなモノでしょう。
ただし、コイツが「凄く効く管理釣場」と「効かない管理釣場」が存在するという事をお忘れなく。
また、沈下速度もパンパなく早いので、鱒達にソレを追従するような活性がないと(魚達に気付かれないうちに着底)全くもって効きません。
フックは断然、ガマカツC12の16番。
使うビーズは可能な限り試しましたが、光沢があまり無い(ブラス製)が良いです。
ちなみに今回のは復刻版ですが、この光沢でもチョイと光り過ぎです。
あまり光りすぎるとスレるのが早いというか、効果の持続性がなくなるみたい。
★シラストリーマー
200Rの18番で巻く稚魚サイズのストリーマー。
アイはチェーンボールの一番小さいヤツ。ボディーはサドルハックルのティップを使います。
黒いバリエーションも良く当たります。
ノンストップリトリーブで誘うのですが、良型の鱒が妙に活性が上がっている時に使うと、ひったくられるようなバイトが続きます。
殆どの場合が向こう合わせ。
タイトゲイプが悪いのか、魚のサイズが良いからか…合わせ切れがやたら多いので弾数は必要です。
サドルがゲイプに絡むと、見事なまでにアタりが遠のくのでマメなチェックは欠かせません。
つづく