2008年 04月 15日
![]() 水の色はご覧の通りに回復しました。 随分と水量が…と思われる方も多いと思いますが GW前の渡良瀬は基本的には常に減水状態。 このくらいの水量は、そんなにビックリするような量でもありません。 それにしても、渡良瀬川の足利地区も 今年はたいぶ流れが変わってしまいました。 流れのぶつかるテロラの際は、相変わらず深く流れでえぐられていて 例年よりも随分と深そうです。 こういった太くて強い流れが、結果として渡良瀬の本流ヤマメを育てていくことになるのでしょう。 ![]() まるで洗濯槽を連想させるような、こんな荒れた流れの中でさえ その気になって探せば、実は結構な頻度でライズを見つける事ができるものです。 ただ…それはどれも「一時的にスイッチが入った」ようなライズがほとんど。 モタモタしていると瞬く間に終わってしまう類いのモノであって ダラダラといつまでもライズが続く事は稀です。 ライズを見つけてから、実際そこにフライを流せる時間は 十数分あるかないか。 こういう早い流れでは、ヤマメはフライを選んで捕食を躊躇する事などは滅多にありません。 フライを見切られると、ついついフライパターンに活路を求めがちな我々ですけど やはり「ドラッグ」を疑うべきなのでしょうね。 ナチュラルドリフトと一言に言っても、その寛容度は人により結構マチマチ。 これはアプローチアングルにもよるのでしょうけど 微細な縦方向のドラッグに関しては 実は投げてる本人が一番気がつき難いもの。 …とはいうものの、この写真のような激しい流れの中に フライを自然に流せる時間など、たかが知れています。 ついつい流れの迫力に圧倒されてしまいそうですが ゆっくりウネルようなスローウォーターでのドリフトなんかに比べたら よっぽど釣りやすい流れです。 今年もまた、GWの渡良瀬行脚に中京地区から仲間がやって参ります。 もちろん、こんな流れもご案内する予定でおります。
by sureyamo
| 2008-04-15 19:00
| river
|
Comments(6)
塾長、こんちわ!
流れの中のライズ。フライを見切られたり出たけど食いそこねで乗らなかったり、 ドラッグが掛かってても出ちゃったりするからフッキングできないとライズも止んでしまって。そんなことよく経験します。 今年は少しだけ滞在といったような渡良瀬行脚になります。 いろいろとお世話になると思いますがよろしくお願いします。
0
![]()
塾長、みゃ~~どじゃにぃ~
先日の本流あまご、このような流れで出ましたよ。 今までは割とフラットな流れで短めのシステムでティペットの存在を消すことばかりに重点を置いていましたが、この前はとにかく長いシステムでフライをレーンに落とし恥ずかしいほどの大きなメンディングでフライ先行型で釣りましたわ。 長良川の達人はやはり今までと同じく、レーンの向こう側にフライを落とし手前に強く引き寄せティペットを沈めて釣っていました。 ただこの流し方ではやはり1mも流せばドラグが掛かり、直ぐにピックアップそしてまた出返し早く・・と言った釣になります。 達人はライズリングそばでフライを処理しますが、私は2~3m上流でフライを処理し流し込む形。 どちらが良いのか迷うところですわ。 その辺、塾長はどう思われるのか 教えて~~~~~ ![]()
塾長、みゃ~どです!!!
うげっ・・・こんな感じの流れ・・・先日の蒲田川のC&R区間、二日目に 嵌ったライズがまさにそれでした。 僕なりには上手く事が運んだつもりで、サカナも実際には食べにきてくれるものの、セットフックできなかったんです。 ラインの先端がこのヨレに揉まれて沈んで・・・・・。とりあえずラインをKTY2で浮かそうとしてみるものの、やはり根本的な解決には至らず、全部のライズをサカナに反応させて取れずに消してしまいました(涙) フライそのもののドラッグフリーも然ることながら、水面に乗ってるライン、やリーダーなど、フライから遠いところにあるものが受けるドラッグにも細心の注意を払わないと、、、ですね。反省。 ![]()
nakadiさん
おはよーございます。 フライ云々よりアプローチやドリフトの融通が問われますね。 ただ、こういう流れは修行次第である程度は克服する事は出来ますよね。 理屈では、それっぽい事は色々言えますけど…結局は場数。 数々の失敗の中から学ぶしかありませんよね。 渡良瀬行脚。お待ちしております。 ![]()
山猿団長
毎度でーす! アチラを立てればコチラが立たず…といった感じですね。 流れが相当に複雑な時や、様々な事情でフライに出る位置が、平常ライズしているポイントよりも下流にもつれ込みそうな場合には、ドラッグフリーの距離を後半に稼ぎたいのでライズギリギリまで操作する時はありますね。 ただし、魚がフライを認知しているポイントは一律ではない(個体差が大きいように思います。)ですし、そのポイントを探る意味で、ライズの前段階のドリフトもお座なりには出来ません。 この「見せるドリフト」と「食わせるドリフト」のどちらの比率を優先させるか…によって、フライを落とす場所は全然変ってきますけど… ラフな水面を上手く隠れ蓑にして、無理矢理1回のドリフトで釣る必要もないと思いますね。 ![]()
Rollyさん
みゃーど! こういう流れは、一度にやらなきゃならない事が沢山ありますね。 ラインもリーダーもティペット…そして当然フライもそうですが、こういう流れは完全に浮かせる事が大前提。 一カ所でも沈む部位があったら操作性、フッキング性能までもガタ落ちですね。 結論から言うと…ヤッパリ長いロッドには敵いません。(笑) |
アバウト
カレンダー
link
175 Design works
down & across second site 美容室KOOL Flux event SST’Sフィールドスケッチ video message silkywood flux 上野村漁業協同組合 kuramochi rod FLY FISHING POST terry's FlyFishing Bar terry's FlyFishing Bar 2nd (続)我流・天声・を・書く shakerの軽井沢 Flyfisher's Life NO FALCONRY.NO.LIFE A’cafe ギフの山猿「フライ日記」 carpediem sako's blog Metropolitan FlyFishing Life 嗚呼!順坊伝 江戸のゴリ松毛鉤釣り 江戸のゴリ松毛鉤釣り 其の弐 CURTIS CREEK情報 Music from River Runs 由井大久商店 D.S気まぐれノート 渓流の近くで一泊 さあいこか! 川の向こうに Kano -FF-Trio ロッドビルダー今日の出来事 トーマスの雑記 2投目 thread work TAKA Qizm From riverside 釣旅ブログ Babie,s FACTORY雑記帳 今日も気ままに 〜 fly fishing 〜 k-style the stream of time 海猫屋 高太郎の箸休め 毛鉤人のViva,FF 気ままにFF&t-made 木曽猿FFブログ いないなの釣り日記 さすらいの釣り馬鹿 いつもいつでもフライフィッシング 丸沼釣り日記 「ON⇔OFF」 台風カレーさんのフライフッィシング・クライミング日記 酒の肴にフライフィッシング 今日もどこかで… まこぶー遊々録 釣造!魚も釣るゾウ! 釣りと食と…趣味の備忘録 makotogarageの仕事と遊び心 フライマンの詩 検索
カテゴリ
全体 River fishing Lake fishing fly pattern fly tying event works item under ♯20 Maniaccs insect human river 海釣り movie JB23w and others G級グルメ tips 未分類 以前の記事
2025年 03月 2025年 02月 2025年 01月 2024年 12月 2024年 11月 2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 記事ランキング
ブログジャンル
最新のコメント
|
ファン申請 |
||