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カテゴリ:fly tying( 47 )


2020年 09月 24日

ヘヤーズイヤー(スペシャルブレンド)

ヘヤーズイヤー(スペシャルブレンド)_c0095801_21161045.jpg
ニンフのタイイングに、欠かす事のできないマテリアルのひとつが

ヘヤーズイヤー



巷では「ヘヤーズイヤー」という名で
ダビングファーとして販売されている商品は多数ございますが

その殆どが、混ぜモノによる嵩増しで…
別にそれが「悪い」という訳ではないのですが

今まで色んなヘヤーズイヤーを試した(個人的な)結果からして
純度の高いヘヤーズイヤーに勝るものは、ちょっと無いな…
と感じるところではあります




以前であれば、数百円で購入可能だった「耳だけ」の単品販売も
いつの間にか、無くなってしまったようです

結局、ヘヤーズイヤーを入手しようとしたら
「マスク」ごとの購入しかなく


価格的には

実質4倍近い値上がり!

懐の直撃(笑)は結構キツい(^_^;)






僕の使うヘヤーズイヤーは、昔から
地元のフライショップさんに特別にお願いして(笑)ブレンドしてもらっているのですが

この色目に仕上げようとすると
マスク一枚で、これだけ(一袋分)しか取れません

嵩増しの目的で、近似部位のファーを若干ブレンドしてもらってありますが
色目自体が明るくなり過ぎないように注意です
ヘヤーズイヤー(スペシャルブレンド)_c0095801_21160512.jpg
このぐらい暗い色目が理想

これを巻いたフライが水に濡れると、実際にめくった石裏に張り付いた
川虫の持つ色調や質感に、相当近いモノがありますし…

全く同じレシピのニンフでも、使うヘヤーズイヤーの色味や質感が違うだけで
(ヘヤーズイヤーだけのニンフを20年以上使ってきた経験から)
反応には違いを感じます


「ヘヤーズイヤーなんで、どれも一緒」

なんて言う方もおられると思うのですが
逆に、そういう方には是非一度、使ってもらって
その感想を聞いてみたいものです


そんなこんなで
同等の製品が市場に出回ることは、ほぼ無いのですが
どうしても…という方には、購入ルートはお教えしますので
お問い合わせください

結果的には値段は高くつきますが
効果まで考慮すれば…僕は「充分にお釣り来る」と思ってます


by sureyamo | 2020-09-24 22:01 | fly tying | Comments(3)
2020年 07月 28日

SCULPIN HELMET

今回は、以前から気になっていた
タイイングパーツを使ったフライを巻いています
SCULPIN HELMET_c0095801_19385432.jpg
Fish Skull

SCULPINE HELMET

外国人は、こーゆーの大好きですよね(笑)
もちろん
僕もこ〜ゆ〜ノリは大好物♡




フライ用のジグヘッド…みたいなモノですが

初めて見たときは

「ヤラれたなぁ」

と思っちゃいました



“ズル引きリーチにもってこい!”ぢゃないですか(笑)

SCULPIN HELMET_c0095801_19390259.jpg
付属のアイを貼り付けると

なんと愛らしい♡



無論、このままだとキャスト中に「愛くるしいお目々」が
何処かに飛んでいってしまうのは想像に難くなく…

ということで


UVシーラでコーティングがお約束でしょう
SCULPIN HELMET_c0095801_19391153.jpg
眉間に空いた穴は、何の役割なのか不明ですが

ヘッドを固定する際の瞬間接着剤の
注入口?として便利でした(笑)


SCULPIN HELMET_c0095801_19393043.jpg
スカルピン

要は「ヨシノボリ」をイメージしたフライタイイングとなるのでしょうけど

こうしてフライ自体に「頭」が付くと
なんか

楽しいです
SCULPIN HELMET_c0095801_19394720.jpg
就餌に積極的な回遊組のトラウトに対し、即効性が期待できる
見た目も動きも派手で存在感のあるパターンとは対局


この手のフライは、完全に着底させてから
ジワリジワリと引き摺るようなリトリーブで

特定のテリトリーから、あまり動かないような大型鱒の…
それも、散々釣られて百戦錬磨のスレッカラシな魚を

ネチネチ攻めるときに向いてます


SCULPIN HELMET_c0095801_19394906.jpg
「ズル引きリー」同様
完全なキール状態で着底姿勢が安定するので
障害物には割と強い
(…ですが完全ではないです)



また、この手の重量級フライは
現場に出る前に練習で投げておくことをお薦めします

ラインウェイトは♯7以上
キャスティング技術だけで、普通に投げられると思わないほうが良いです




明日の釣り?で、少し試せると良いのですが…


by sureyamo | 2020-07-28 21:30 | fly tying | Comments(0)
2020年 05月 07日

パートリッジニンフのタイイング

フライタイイングの手順なんて言うものは
フライを見れば、おおよそ予想が出来てしまったりするものなので

いちいち改まって解説するのには
どことなく憚かりを感じる気持ちがあるものです

ただ

自分では「当たり前」として理解し、こなしていることが
案外と「当たり前でなかった」りすることも多かったりするので

このような手順は、定期的な記事としてアップしていこうと思います



そんなわけで
前回の記事で紹介したニンフのタイイングの解説です


パターン的にはシンプルなフライですけど

タイイング中でも
一瞬「呼吸を止めてしまう」ほどに緊張感を求められる工程というのが
数カ所あります

1本のマテリアルをフルに使ったタイイングって言うのは
何処か一箇所でもバランスを崩すと、それがフライ全体にまで影響を及ぼしかねないので
そういう意味では、難易度は割と高めです

見様見真似で、最初の一本目から上手く巻けてしまったりもするのですけど
意識した2本目以降から、途端に上手く巻けなくなってしまうのも
この手のパターンに多いですね(笑)

パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11105995.jpg

使用するフックはガマカツのR17-3FT
エクストラファイン(3X)のナノスムースコートで、割とタイイングしにくいタイプのフックです

本番用では♯16前後になるのですが
慣れないうちは♯12くらいで巻き慣れておくことをオススメします

とにかくシャンクはツルツルに滑りますし
強いスレッドテンションではフックも容易に曲がります

このフックで安定して巻ければ、大概は何処のメーカの、どのフックを使っても
余裕で巻けると思います


パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11105641.jpg
使用するスレッドは

ここ最近は
Semperfli Nano Silk スレッド(ホワイト)

オンリーです

価格は通常のタイイングスレッドの3倍近くしますけど
コレに慣れちゃうと他のスレッドは、使う気しなくなります

フライのイメージに合わせて着色しながら使えるので
スレッド色はホワイトがあれば充分


スレッドを何色も揃える手間やコストは必要ありません

使わない色のスレッドが、ゴロゴロ転がっていたり
高価なボビンホルダーを何本も購入しなくてもよいので
無駄買いは減ります


下巻きは最小限で、瞬間接着剤は必ず滴下して下さい
ナノスムースコート・フックでのタイイングでは
お約束の儀式です

パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11105049.jpg
テール用の部材はフェザントテールから切り出します

とりあえず「三本」ほどデバイドしたら
ストークに対して90度まで「立ち上げて」からカット

こうすることで、模様こそズレますが
先端はキッチリ揃います

そしてカット

パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11104790.jpg
テールの長さは、特に決りはないので
ここら辺はセンスで決めて下さい(笑)

テールは切れやすいので、それを見越し
多少多め(数本程度)に付けても良いと思います


因みに、この手のクリンガータイプのニンフのテールは

「本物は二本」


なぜ二本にしないのか…は
仮に1本切れちゃった場合に、何となく水中でのバランスが崩れそうだから…の
敢えての三本(笑)

二本付けにして、使っているうちに一本取れちゃったとしたら
潔くテールは千切っちゃいます


餌釣りでは、テールが取れてしまった「チョロ」でも充分に釣れるので(笑)
僕自身の釣りでは
リアルに本数を意識することは殆どありません


何から何まで本物と一致させなければ「嫌だ」という方は
自由にそうして下されば良いし
そういうのは、僕は全く否定しません

この釣りでは「こだわり」はと〜っても重要だし
リアリズムに関しては、むしろ肯定的です

ただ、僕は基本的に不器用ゆえに
「巻きたくても巻けない」

と言うのと


元々が、セッカチで面倒くさがり
同じ作業の繰り返しが、かなり苦手な性格ゆえ

こうした「パッ」と見た目の直感重視な

一筆書きのようなフライ(爆)

を多品種少量で巻くほうが「性」に合ってるみたいです

あぁ、話が脱線気味ですね(笑)

パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11104439.jpg
その後は、一気にアイまで巻き上げます
アイは付け根ギリギリまで攻めます

ボディーの段差が気になるようでしたら、フェザントテールは巻込んじゃいます

パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11103675.jpg
なるべく、模様がキッチリ出ているパートリッジ(ブラウンバック)を用意します

コチラは裏面

パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11103413.jpg
こっちが表面

根本のウェブは取り除いています

パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11103115.jpg
ストークは、爪で上から押し付けることで
平らに潰しておきます

これで下拵えは完了

パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11102939.jpg
裏側を表面にして

シャンクの真上にセットします

パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11102611.jpg
わかりやすく真上から

こういう作業はロータリーバイスが使いやすいです


この状態から、右側にストークを引っ張っていきます
その際、スレッドは2回転程度の仮止め

これ以上はテンションが掛かりすぎてしまいます
パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11102435.jpg
シャンクの下部にパートリッジが回り込まないように注意します

このフックの場合、特にシャンクが細いので
マテリアルがシャンク(裏側)に回り込みやすいのですね。
パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11102033.jpg
側面のイメージは、こんな感じ
パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11101883.jpg
付け根側のファイバーが
スレッドから抜けてしまうギリギリの線でストップ

この見極めが、このフライ最大の難所と言えます

パートリッジのファイバーが
左右均等、かつ重ならないように付けられるのが理想なのですが

♯16以下のタイイングでは、あまり現実的ではないので
無視して良いと思います

パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11161008.jpg
余分をカットし
再びアイの付け根ギリギリまで巻きあげます


パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11101122.jpg
レッグ用のパートリッジは

余り物で、品質的には、あまり良くなくて充分です

足の長さが調整できなくなるので、基本的にハックリングしません
使用する中間部分のみ

パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11100292.jpg
シャンクの真上

フライの正中線上にレッグ用のストークを乗せ

テール側にストーク(テール材)を引っ張ることで
レッグを窄めさせます
パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11100075.jpg
ちょっとわかりにくいので、斜め上のアングル

先ほどつけたパートリッジの付け根のところで
レッグがデバイドします

位置が決まったら、レッグ用のパートリッジのストークを
テール側に引いて、レッグ長を調整
(引けば短くなる)

パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11095874.jpg
余分なマテリアルをトリミングしたら

最後はパートリッジをオーバーラップさせ

スレッドは後端でフィッシュさせます
パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11095468.jpg


パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11094754.jpg
カット後、更にスレッドでカット面の段差を
最小巻数で巻き埋めて

終了


パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11094625.jpg
パートリッジニンフのタイイング_c0095801_11094306.jpg
使用上の注意としては

ライン等にフロータントを塗布する際に、誤ってフライに付けてしまうと
なかなか沈まないニンフになってしまいます(笑)


ここ最近、ニンフにレッグを付けるようになってから
流れをよく掴むのが良いのかわかりませんけど

コレはコレで、結構良いです



by sureyamo | 2020-05-07 16:30 | fly tying | Comments(0)
2020年 04月 22日

チョロ

釣りに行けないので
久しぶりにタイイングネタでもヤリましょう




今回はフェザントテールニンフを基本構成とした
ヒラタ・シロタニガワカゲロウに代表する
クリンガータイプのメイフライ系ニンフを巻いてみます


俗に言うところの
「チョロ」とか「ヒラタ」ってやつです


幼少の自分でも、石の裏をひっくり返すだけで簡単に捕獲できる
お手軽で身近な川虫であると同時に
フライフィッシングを嗜みようになった頃から…今に至るまで
多分、魚のストマックから採取されるニンフとしては
結構な高確率で捕食されている…そんな印象を受けます



そんなクリンガータイプの特徴をニンフで表現すると

両腕をガッツリと左右に広げた扁平ボディー

とか

ギル

を表現したタイイングをしたくなって来るのですが


そういう風に巻くのって、結構面倒ですし(笑)
ソコまで真似なくても、フライとしては充分に機能してしまうことから
私的には、かなり手抜きなフライパターンになっております




チョロ_c0095801_23140622.jpg
フェザントテールニンフのタイイングって、話を聞いてみると割と個人差があります

テールで取り付けたフェントテールの束(数本)、そのままボディまで
切らずに通しで巻いてしまう方もいらっしゃるようですけど

その付け方だと、ボディー後半のタイイングで
巻き込むフェザントテールが太くなり、巻きにくくなってきますし
巻いた部分の「粗」も目立ちやすくなってしまいます

なので僕の場合には、少し面倒ですけど
テール材とボディで使用するフェザントテールは、きちんと分けるようにしています

テールで使用する細い部分でボディを巻き始めたほうが
キレイに巻き上げられるし、タイイングもかなり楽です

チョロ_c0095801_23472408.jpg
カパーワイヤーは、必ず逆回転でリビングします

あまり説明する方はいませんけど
これは、細くて切れやすいフェザントテールをガードする意味合いと
フェザントボディーと同転では、ワイヤーが食い込んでしまうことで
折角巻いたリブの表現力が落ちてしまうからです


チョロ_c0095801_23535361.jpg
ウィングケース用のフェザントテールは
レッグの長さを逆算して取り付けます

この段階で、レッグは左右にデバイドしちゃった方が
後々が楽です



チョロ_c0095801_23562654.jpg
ソラックスで使用するダビング材は

今回はオポッサムです

マルチグルーを塗布した「タッチダビング」なのですが

コツは撚り付けないこと


下手によりつけると団子になりやすく
タイイングの際に密集した部分がボテッとなりやすいです

オポッサムが多少はパラパラと落ちていきますけど
構わず巻き込んで下さい



最終的に巻き上がったオポッサムは
ピックアウトします

通常はニードルを使いますが
気を付けないとスレッドを引っ掛けて、掻き上げてしまう事もあるので

精密なピンセットで表面を少しづつ摘むように
ピックアウトします

チョロ_c0095801_00005599.jpg

チョロ_c0095801_00005947.jpg
今回は、最後の最後で誤って片方のレッグを切ってしまいました(笑)
巻き直しは面倒なので…勘弁して下さい



パッと見、通常のフェザントテールニンフですが
過度に掻き出したファーを左右に広げ
扁平のイメージを残してます



ウイングケースは
表と裏で色調に変化をつける為に必要に思います


実際の「チョロ」は、表面は基本保護色なんですが
裏側は明るく(いかにも旨そうな)色合いをしています

写真ではわかりにくいですけど
このフライを裏側から見ると、下巻きの白いスレッドとオポッサムの存在が目立って
全体的に明るい印象です

チョロ_c0095801_00053251.jpg

チョロ_c0095801_00053562.jpg
もともと泳ぎの苦手なクリンガーニンフなので
何かの拍子でうっかり水中を流される時は
ヒラヒラと回転して、割りと目立っちゃうんじゃない?

…って考えると
こういう演出は満更でもない気がします


レッグをはなるべく前方に突っ張らせる!
別に無くて釣れるけど(爆)

それを言っちゃぁ〜 おしまいよぉ〜




なんだかんだと…かなり端折ったフライパターンにはなるのですが
タイイングに要する時間も大したことないので(笑)
実弾として躊躇なく使い切れます



by sureyamo | 2020-04-22 00:48 | fly tying | Comments(0)
2020年 04月 20日

オポッサム

オポッサム_c0095801_11022191.jpg
ハーズイヤー(ヘアーズイヤー)ほどメジャーではないけど
ニンフフライのダビングマテリアルとして秀逸なのが


オポッサム


ハーズイヤーに関しては、ファー全般「暗め」のほうが好みなのですが
明るい色調で、透明感のあるニンフをイメージして巻きたいときは
このマテリアルを使用する事が多いです


シンセティックマテリアルでも代替えは効くのですけど
獣毛特有の不均一感…というか
フライとして完成し、水に絡めたときに纏う「シズル感」は
人工的に作られた無機質なものとは違う気がします

オポッサム_c0095801_23160893.jpg


春先から「特殊部隊」ばかり(笑)巻いていたせいもあるのですが
やはりフライボックスには

「定番」

のフライパターンもないと
(使う使わないは別として)
それはそれで寂しいモノです





そこで先日、ニンフ用のフライボックスを
さらに一つ新調!


昔のニンフで使えそうな奴だけピックアップ

空いたスペースは
オポッサムで巻いたニンフで埋めていこうと思います
オポッサム_c0095801_11015951.jpg
昔巻いたニンフでも
ウイングケースをラテックス系のゴム素材で巻いたニンフは
経年劣化で粉を吹いてしまい、殆ど破断していました

巻いた時(当時)は
カッコよかったんですけどね(笑)






非常事態宣言が発令され
「それでも釣り行ける状況にある人は行けばいい…」といっていた張本人ですが

結局の所、クライアント様から毎年頂戴していた
イベント関連の印刷案件が、軒並み中止

外出自粛で
「飛び込み営業」(笑)にも行けやしないという
八方塞がり

もう…

釣りどころではなくなってしまいました(^_^;)







こういう時は
給与が保証されている(ただし、今のところは…ですけど)
サラリーマンは、こういう時は羨ましい限り


孤軍奮戦で頑張る…僕を含めた個人事業主の皆様!!
なんとかこの逆境を、みんなで乗り切りっていきましょう



by sureyamo | 2020-04-20 12:01 | fly tying | Comments(4)
2020年 02月 23日

ライトウェイトニンフ

様々なニンフィング戦略の中で

僕が今、もっとも注目しているのが

「ライトウェイトニンフ」

ライトウェイトニンフ_c0095801_14160651.jpg
こう言うと
「あっ、ノーウェイテッドニンフのことね」と言われちゃうそうですけど

まぁ、当たってるっちゃぁ〜当たってます(笑)






写真では伝わらないのが、なんとも

もどかしい

のですが

実物を手にとって見れば、一目瞭然!

ニンフにしては

異例な軽さ

「ライトウェイト」を通り越して「フェザーウェイト」と言ってもいいくらい









そもそも「ニンフ」というフライパターンは

細部のディティールに拘ったパターンに始まって、曖昧模糊なモッサモサのパターンに至るまで
水中に没したその時点で
魚たちは寛大に受け入れてくれる…というのが

ほぼほぼ一般的な解釈



ただそんな中にあって
何かを工夫すれば、実はもっと釣れるんじゃないか?と考えていくと
既存のニンフパターンというのは、これが結構

突っ込みどころ満載

なことに気が付きます


ライトウェイトニンフ_c0095801_14163262.jpg
(上:モールスキン  下:ハーズイヤー)♯20


まぁ、それはともかくとして(笑)


僕が巻くニンフは
元々、細軸軽量なドライフライフックを基本的に使用するのですが
このフライでは、さらに細いワイヤーのフックを使います


タイイング的には、水の流れが掴めるよう繊細なファー(もしくはハーズイヤー)をダビング
フライ自体は流れに揉まれ、常に不安定な状態で流下することになるのですが

実はここが、結構なミソです


水を掴んだ軽いニンフは、その気(食う気)のある魚たちの口腔深くに
当たり前のように吸い込まれていく
そして「あれ、コレちょっと違うかも」と慌てて吐き出そうとするも
残念なことに(笑)何処かにフッキングしてしまう


そんな思惑通りになってしまっているんじゃないか?
ってくらいの頻度で

これが釣れてしまうのです

だって…そりゃそうですよ!
使用しているフックは「天下のナノスムースコート」3xFINE FORGEDS BARBLESSですから(笑)





こんなフライじゃぁ

「沈まないだろう」

と思われる方も多いと思います


だけどそこは

「女波」を利用するなどして、底波に潜り込ませる!

まぁ、言うのは簡単ですけど
上手く行けば(笑)恩恵は見込めますので

とりあえず

頑張って下さい!




ちなみに小生のスクールでは「課題外」(もう少し実績を積みたいので)ですが
ご希望者には解説致します





こんな細軸のフライでも、ハコスチくらいは取れます
(0.3号:50センチ連続2匹ぐらいまでなら…なんとかイケます)

ヤマメ相手なら、強度的な不安は全くありません

♡あぁ…いまから解禁が楽しみでなりません♡


by sureyamo | 2020-02-23 23:48 | fly tying | Comments(0)
2019年 06月 28日

フォーム加工

フォーム加工_c0095801_15041428.jpeg
久しぶりにフォーム材を活用したフライタイイングです

作ろうとしているのは


『ケバエのボディ』


この『ケバエ』ですけど、その後もネットで色々と調べてみたところ
北海道では、それなりに周知されているフライだということが分かってきました

偏食され出すと、この手にフライでないと釣れない事も多いらしく
そうなると、ますます気になる存在

もう

巻かずにいられない





てな訳で

まずは即興でボディー作り



浮力の持続性と共に
フライのタフさも求められます

なにせ湖で使うとなると、対象となるトラウト達はそれなりに大型で
たいそうご立派な歯をお持ちになられます
数匹つったくらいで壊れてしまってはダメ!!


これらの条件を、ある程度満たしてくれるマテリアルとなると
シンセティック、それもフォーム材の出番です

フォーム加工_c0095801_15042074.jpeg
今回は、数あるフォーム材の中から、こちらをチョイス!

ちなみに、CAPSさんからも(別の商品名で)同じマテリアルが販売されています

このフォーム材の一番の特徴は
すごく軽くて柔らかいです


今回は、虫のサイズが小型になるので
フォーム材でもSサイズ?クラスのモノを使ってみました


まずはニードルで穴をあけ
次に『シマザキホローボディー』を製作するときに使用する治具を流用

ハサミで若干整形します
フォーム加工_c0095801_15041679.jpeg
体節を表現するためのスレッドを入れて

先端のギリギリ手前で、ウィップフィニッシュ

コーテリーで先端を少しだけ溶かしたら
即座に指で馴染ませて終了


フォーム加工_c0095801_15041847.jpeg
黒のマッキーで色を塗ったら出来上がり

何個か作ったら、段々とソレっぽい形になって来ましたよ(笑)


こんなパーツを作り溜めてから、次の作業に移りたいと思います






by sureyamo | 2019-06-28 16:59 | fly tying | Comments(2)
2019年 03月 28日

バーブレス化

バーブの潰し方というのは
人によってマチマチみたいですね

もっとも一般的というか‥‥手っ取り早いバーブの潰し方は
プライヤーやバイスを使って、文字通り『潰す』
やり方になるのかな、と思います

バーブレス化_c0095801_09415145.jpg
拡大すると、こんな感じ

あまり綺麗ではありませんが
十分バーブレスとしては機能するので何ら問題ありません



ただできることなら
バーブレス化_c0095801_09412883.jpg
リューターを使用して、バーブはキチンと削り込んだ処理が
理想ではあります



因みに僕がリューターを使う理由には、もうひとつ理由があって

それはバーブを削るついでに、スピアーからポイントにかけフラットに削り込む事で

なんちゃって『オーナーカット』

化させてしまう、という目論見があるのです


当然、調子ずいて削りすぎてしてしまうと折れやすくもなるので
そこは要注意ですけどね

フッキング性能は段違いですので、これは一度試して見てください



ただ、そこから錆びやすくなるので
早めに使った方が良いです
バーブレス化_c0095801_10121265.jpg



by sureyamo | 2019-03-28 10:17 | fly tying | Comments(0)
2019年 02月 15日

究極のミッジングスレッド

先日、先輩(フライの大先輩)から
『これ、ミッジ用のスレッドに使えるかなぁ』

ということで、お試しに頂戴した糸があったのですが

いや‥‥‥‥これが

凄かった!


何が凄いって

16/0(廃盤)と比較してみれば一目瞭然な
この細さは、もはや変態的と言わざる得ません
究極のミッジングスレッド_c0095801_23061975.jpg
基本的にはナイロンの単線

TMCスレッドに『モノスレッド』と言うのがありましたけど

タイイングの際に少しでもテンションを緩めると
ブワッと戻ってしまったりで
割と巻きにくいスレッドだったのですが


こちらは適度に伸びる!
張りも強くないので、とても巻きやすい!

何よりメチャクチャ細い!!
究極のミッジングスレッド_c0095801_21350793.jpg
♯28のラージアイに巻いてみたのですが

このサイズにして
この巻き数

って、結構凄くないですか?

トンデモナイ素材が手に入ったものです(笑





それにしても、いつも思うのですが
先輩はいっつもこんなモノ、良く探して来るものですよ



自分で見つけたモノではないので
ここで「商品紹介」できないのが、すごーく残念ではありますが

ミッジングの未来が、少しだけ開けたような(笑)気がして
嬉しくって、思わず記事に上げてしまったのでした
究極のミッジングスレッド_c0095801_21351198.jpg
このスレッドを使って巻いた、このフライで
明日はクロカワゲラのライズを狙ってこようと思います





by sureyamo | 2019-02-15 23:26 | fly tying | Comments(0)
2019年 02月 02日

手遊び


長良川というメッカのフィールドがあるから、とは思うのですが

中部地方のミッジに対する熱量は、関東圏のソレより断然高い気がします


ミッジングに関わる新しいアイテム、マテリアルといったモノを仕入れようと思ったら
名古屋周辺のショップやメーカーさんがオススメです
(というか、地元が元気なさ過ぎ〜)

そんな中で、先日仕入れた『ボディーレース』
手遊び_c0095801_17501498.jpg
こちらのマテリアルは、なかなか使えます


正直、値段の方は、長さの割にちょっと『お高い』(笑)


ついつい、この手合いの材料を

100均あたりで探し出す!という方も出てきそうですが(笑)
僕はしっかりお金を出して購入すべき!という考えを持っています


こういうモノは
タイイングマテリアルとしての活路を見い出し
フライ用品として販売したメーカーなりショップなりのアイデアに対する

対価

であり

今後のフライ業界の未来への投資

と考えたいものです


でないと、今後益々このフライ業界は衰退
今まで必要だったモノが次々と廃盤に‥‥‥‥

そうなると一番困るのは、他でもない

自分なのですから






あぁ、話が脱線してしまいましたね

過去には似たようなものは沢山ありましたけど
このマテリアルはとても柔らかく、釣り場で使ってみましたが

実際によく釣れます
手遊び_c0095801_17501813.jpg
捻って

先端を火で炙って


手遊び_c0095801_17502011.jpg
マジックで頭を塗れば

そのまんまですね(爆)



事前に作り置きしても良いのですが

この程度のモノは、一気にタイイングしてしまった方が早いので

仕込む意味は、あんまり無いのかなぁ

手遊び_c0095801_00260452.jpg
けれど、数作っていくと

結構ソレっぽくはなりますね(爆)

手遊び_c0095801_01120707.jpg
必殺『十字』効果(爆)


いやいや、釣れる釣れないの前に

見えません(^◇^;)




by sureyamo | 2019-02-02 18:31 | fly tying | Comments(0)