Down & Across

inaxff.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

<   2019年 05月 ( 8 )   > この月の画像一覧


2019年 05月 29日

活性の定義

中層〜表層に定位したヤマメ相手のニンフィング

これって、私的に結構昔からのテーマの一つ



水面直下や水面下数センチを流下する水生昆虫を、より好んで捕食している魚に対しては

よく
『フライの直前に目印や極小マーカーなどを撚りつけて釣る』
的な、誰でも安易に考え付くような戦略がありますが


実際に『釣れないか』と言えば、格段そんなこともない訳なんだけど
それじゃぁ〜って使ってみれば、これが結構トラブル(絡む)が多い

サイトで魚の様子が確認できる時に観察してみるとわかるんだけど
フライよりも目印の方を先に意識しちゃう、なんてことの方が多いです


自分の拙い経験の中では、フライから1cmほど上に発泡シートを付けて釣った経験が
ある事にはあるけど、常套手段としては説得力が薄いです



単刀直入に言ってしまうと

急場凌ぎ的で
言われているほどは釣れないシステム

ということ



これはルースニングでも中、表層に定位してしまった魚に対しても
結構似たような傾向が伺えます

ノーウェイトのフライを流し込む
というと、一見ソレっぽい戦略なんですが(笑)

こちらの思惑通りのドリフトになっていないのか、思っているほどは釣れないです



昨日は急遽思い立って、再び神流川のほとりに立ってきました
懲りずに机上の理論で組んだ仕掛けなんてモノは
大体がそんなものであるように

案の定、ほとんど相手にされることはありませんでしたけど(笑)
活性の定義_c0095801_23113501.jpg
僕の考えるルースニングの理想形の一つは

『底波』と『水面』の流速差を利用して、自然と仕掛けを張らせること

流速差の少ない『中層』『水面』間に魚が定位してしまった場合には
この構図が成立しずらい

つまり、シチュエーション次第では
僕のルースニングでは釣れない(釣りにくい)ということになるのだと思います

まぁ、こういう『非』は、早めに認めてしまった方が気が楽です(笑)









通常、僕らは渓流魚全般の活性(捕食への積極性)を

定位する層

で推し量ることが多いわけなのですが

こと、神流川C&R区間で何度も釣られて疑心に満ちたヤマメ達だからこそ、なのかも知れませんが
この考えが当てはまらないことも感じています


少なからず、自分の中でのヤマメ(感)は
早い流れ入っている、表層に近く定位している魚が『一番ヤル気満々』で釣りやすい
と思っているし、同意見の方がほとんどだと思うのですが

ハイプレッシャーの釣り場では
中層付近で浮いて入るものの、食う気が無さそうにホゲーっとしてる魚(笑)も多いです
(視点が定まらずにボーッとしてる人も、身近でたまに見ますけど)

それこそ、流し方や仕掛けを工夫して

何とかなる

という次元ではない気がしちゃいます

活性の定義_c0095801_09524843.jpg

それとは対極で、同じ状況下でも川底に張り付いているような魚
春先だったら『活性の低そうな個体』になるんだと思いますけど

そっちの方を攻めた方が、釣れる可能性が断然高いです
表層付近でヒラヒラと泳ぐヤマメが、ついつい目に付いてしまいますが
そんな時だからこそ、深場に沈んであまり動いていないような魚影を見つけること

そして

その魚影の鼻先にフライを通すようなイメージのドリフトが
この時期をルースニングで攻略する際の、一つのキモになるようです

このヤマメは、役場前のプールにある開きの駆け上がりでベタ底に着いていた31cm
魚の目視とマーカーの、双方を同時に確認しながらドリフトしていたら
一投目で食って来ました


魚がフライを捕食し、違和感を感じた瞬間にとる『平打ち』的行動と
ストライクマーカーの消し込みが、ほぼ同時でした



今月は諸々の事情から『何が何でもルースニング』だったわけですが

その釣り方も、所詮は一手段
ドライフライと同様、臨機応変・適材適所で楽しめれば良いということを
改めて感じた1日でした


そんなわけで、この日のイブニングはヴィラせせらぎ裏にある
猫の額ほどのポイントでドライで連発して来ました

やはりイブニングはドライフライが手返しも早く
強いですね


追記

コマーシャルフライの追加



by sureyamo | 2019-05-29 09:38 | River fishing | Comments(0)
2019年 05月 27日

ルースニング(中級以上向け)講習

ルースニング(中級以上向け)講習_c0095801_07482648.jpg
ルースニング(中級者以上向け)講習を開催いたしました

今回はスタッフ含め5名
少数精鋭かどうか微妙ですが(笑)天気に恵まれ
定刻より早めにスタートとなりました

この日は日曜日の開催にも関わらず
役場前に釣り人の姿はほとんど見られません

では魚がいないのか?といえば、全然そんなことはなく
まぁ少し前に比べれば、幾分散ったのかな?
という感じは受けるものの、魚影的には充分豊富

要は、いくら魚が居ても『釣れない』と来ないという訳です


『魚が居なければ居ないと言って文句を言う』
『魚が居ても釣れなければ来ない』

まぁ釣り人なんて元来、そんな身勝手なモノなわけですが(爆)

こんな状況だからこそ‥‥
むしろ、こんな状況で釣果を上げることにこそ意味がある!

ということでスクール開始
ルースニング(中級以上向け)講習_c0095801_07483371.jpg
魚は朝から、中〜表層をフラフラ

気まぐれ的なライズがあちこちで散見されてますけど

まぁ、これが実に釣れない

『あぁ、これじゃぁ来ないのも分かる気がする』
なんて弱音を吐いてちゃ〜ダメですね!




ライズ無視で、とことんルースニングを突き詰めます

やはり、講習はこのくらいの人数が良いですね
たくさん参加してくれれば、それはとても光栄で
嬉しいのですが

多くなればなったで
個人的なレクチャーの時間は確実に削られるし
中には、聞きたくても聞けないという方が必ず出てきてしまうものです

今回は、講師として『教え切った』感を得る事が出来ました



ノウハウや理屈は、何度もブログに書かせてもらっていますし
すごい頻度で閲覧数のカウントを稼いでいるのですが

そこから汲み取れる真意には限りがあるし、仮に間違った解釈をされても
僕にはフォローのしようがありません

今回の生徒さんに対しては
今の時点で自分の考えていることは
うまく伝えきれたと思いますし、ご理解いただけたようです
ルースニング(中級以上向け)講習_c0095801_07484959.jpg
これはマイクロニンフについても同じこと言えます

単に小さいニンフを結んでいれば釣果が出る

などという単純なことではありません

フライを含め、システム、流し方、操作といった全てが繋がってこそ
釣果という形で実を結ぶということになるのだと思います


そこに行き着くまでには、既存のルースニング理論、実践の伴わない知識、見よう見まねだけで
僕らと同じ釣果を出すことは、実際にはかなり難しいはずです




ニンフの釣りが楽しい

さいごに皆さんに、そう言っていただけたことが、自分にとって何よりのお土産となりました





午前3時間、午後3時間
ドピーカンの実釣で
僕を含めた全員の釣果(イブニングライズのドライは除く)は10匹を超えました

ルースニングとしての数だけ見ると
決して良かったと言えるような釣果ではないのですが

今日の、この状況を加味すると

『大変よくできました(笑)』

でしょう


こればかりは当日を釣った人以外には
なかなかご理解は難しいとは思いますが‥‥‥
ルースニング(中級以上向け)講習_c0095801_07484505.jpg
普通の感覚で釣りをしていたら
オデコでも全然おかしくない状況といえると思います

そんな今回の釣りを通して、新たな課題も見つかりました
少し準備をしたら、(懲りずに)再び神流川の川辺に立つ予定です


by sureyamo | 2019-05-27 08:55 | event | Comments(0)
2019年 05月 24日

崩れるけど壊れない

崩れるけど壊れない_c0095801_21565231.jpg
フライというのは面白いもので

一糸乱れず、黄金比でキッチリ正確に巻かれたフライじゃないと『釣れないのか?』って言ったら
決してそんなことはなく

どちらかというと、むしろ『その逆』

のことが、なんと多いことか


魚にとっても
水面に『凛』とした姿勢で浮いて、いつでも飛び立てる状態でいるカゲロウよりは
片羽根が水面に横倒しになっちゃって、体を捩らせ踠き苦しむ個体の方が、餌としては捕食しやすいワケで
そう考えると、一応理にはかなっているのかな?
※そうは言っても、綺麗なフライで釣りたいって気持ちは僕にも一応あるんですよ(笑




そんな『ちょっとバランスの悪いフライ』と共に

何度も何度も使われ、いい感じにヤレたフライというのも

何故かすごく釣れます


補充もままならない自分の場合、常に『使い回されたフライたち』に頑張ってもらっているわけですけど
いつか限界(ロストか破壊)がやってくるのです



最近フライを巻きながら

『崩れるけど壊れない』

フライタイイングを考えています




仮にマテリアルが緩むなり、切れるなりしても

フライとしての体裁を残す

多分、そんなことを考えながら巻いてる変態タイヤーも
そうはいない事でしょう(爆)





具体的に言うと

テール、ボディ、ウイング、ソラックス‥‥‥などなど
それぞれの作業工程の合間合間に

ウィップフィニッシュを入れる

とかね




もう一つは

コロンブスの卵的発想で

もう最初からスレッドで留めない


フライのマテリアルの大半は、通常スレッドで留まっているわけで
スレッドの破断=フライの崩壊を意味しています



例えば自分の場合
フェザントテールの代替え品として

こんな手抜きフライ
(オリジナルのフェザントテールを1本巻こうとしたら4本は巻ける)
を巻いたりするのですが
崩れるけど壊れない_c0095801_06321624.jpg
このフライで言えば、ボディーのカッパーワイヤーは

直巻きしてあるだけで

あえて固定しない


もちろん使って(釣って)いくとカッパーワイヤーは緩んでズレていくのだけれ
現場での修理が効く、というのがミソ
(ヤレ感を出したければ、そのままで良し)


『壊れにくいように補強する』って言うのも手ですけど
その為にタイイングの手間が増えるのは、自分的には面倒くさくて無理かな




by sureyamo | 2019-05-24 22:32 | and others | Comments(4)
2019年 05月 20日

太田切川での釣り

太田切川での釣り_c0095801_10570591.jpg
週末に駒ヶ根で開催された
『SNOO アウトドア フェスティバル2019』に遊びに行ってきました

せっかくの機会なので、会場のすぐ横を流れる太田切川でロッドも振ってきました

ここでの釣りは実に久しぶり
確か最後にこの川で釣りをしたのは、この区間がC&Rになる前の
C&R招致のためのイベントで、サポーターとして里見さんに呼ばれた時だったと思うから
ざっくり1990年代後半

となると、有に20年以上ぶりになるのかなぁ


川自体の雰囲気は以前のままだけど、細かなポイントはかなり変わっている気がします
気がする‥と言うくらいに当時の記憶も曖昧

対象となるのはイワナとアマゴ

当時の記憶の断片には、段々の堰堤直下でライズする尺アマゴを取ったシーンだったり
サイズはそこまでは行かないまでも、深場から浮上してフライを咥えて戻ろうとする
数々のイワナたちの映像が残っているのですが
太田切川での釣り_c0095801_10570785.jpg
魚の気配が全く感じられません

昨日よりも水位は減少し、水温もやや高めなのが影響しているのでしょうか
もちろん、事前に放流はされているようなので、確実に魚は入っているはずなのですが

まるで『土用隠れ』

岐阜の仲間と、同時に釣り上がって(川幅の広い太田切川だからこそ出来る)みたものの
この日はサッパリ駄目でした

太田切川での釣り_c0095801_10570936.jpg
そうはいっても
気の合う仲間たちとの釣りが楽しくない訳ありません

誰かが下手に何匹か釣れるよりも
全員釣れない時は(全員釣れた時と同じくらい)平和です(笑)

少し遅い昼食を、駒ヶ根の名物『ソースカツ』
『ソースカツ』といえば『ガロ』
太田切川での釣り_c0095801_10570318.jpg
存在こそは知りつつも、その機会に恵まれず
今回は遂に念願の『ガロのソースカツ』を賞味!!

話によると、以前よりはボリュームがダウンしたそうです
確かに、以前拝見した写真は
カツがもっと急角度でそそり立っていた印象だったような‥‥‥

でも、今の自分には、これでも多すぎですけどね

肝心のソースカツは
ミリンの効いた甘く優しい味付けでした



今回は泊まりでなくて日帰り
それも、道中全て下道と決めていたので
イベント終了の4時で解散です

太田切川での釣り_c0095801_10570208.jpg
最後に岐阜の山猿号とツーショット!

ただ、流石に帰りは佐久インターの誘惑?に勝てず
そこから高速に乗ってしまいましたけどね





イベントに参加されていた知り合いの方から
神流川C&R区間が、かなり渋い状況とのお話を伺い

それもあって翌日は、上野村役場上流の瀬に入ってきました

水が少ないということもあって

魚影はあるものの、情報通りなかなか難しい状況でありました

ライズしている魚以外に関しては
フライや釣り方を工夫して、どうにかなるような感じでもないような気がします

2時間もあれば余裕で二桁だったのが嘘のようで
午前中に3〜5匹も釣れれば、むしろ上出来!


まぁそんな中でも

ハイプレッシャー&渇水で釣りにくい日中
誰もが敬遠したくなるような状況を、あえて攻めることで
見えてくる攻略法を僕がまだ元気なうちに(笑)学んでいってください




追記

先月末より左膝の具合が芳しくないので
もしかしたら今期のスクールは、今回が最後になるかも知れません


金曜日朝に締め切りですが
残り1枠です。
興味のある方は是非ご参加ください




by sureyamo | 2019-05-20 12:03 | River fishing | Comments(0)
2019年 05月 14日

ルースニング初級講座

ルースニング初級講座_c0095801_07540610.jpg
Down&across主催のスクールとしては第一回目となる
フライフィッシングスクールが開催されました

当初、会場としてはC&R一般区を企画していたのですが
たまたま『川の駅』特設区の予約枠に穴が空いていたこともあって
急遽、その区間での講習となりました



当スクールでは、午前中のみ

『一つのタックルを全員で使い回す』

という独自の講習方法をとっています



全員が同じスタートラインに並ぶということは結構大事で
こうすることで、まずは個々のタックル(およびシステム)に起因する釣り癖のバラツキを
矯正することができます


道具は一つですから、自分の番以外は必然として
『他の生徒さん』の釣りを客観的に見ることになるのですが
他人に対するアドバイスというのが、実は割と心に残ったりするもので
一番参考になったりするものなのです


自分だけのタックルを持っていると
ついつい、いつもの個の釣りになってしまいます

それが悪いとは言いませんが
せっかく同士が集まる、こんな機会こそ滅多にないのですから
有効に使うべきと考えます


わざわざお金を払って学びに来ている訳ですから
他人に対するアドバイスも聞き逃さないこと

そして

そういう時間(人の釣りを見学する)を組み込むこと

が重要だと考えた末のワンシステム・ワンタックルということです

ルースニング初級講座_c0095801_07142189.jpg
初心者向け、という括りでしたが
今回の生徒さんは優秀で
ルースニングでは『あるある』な、キャスティングによるシステムトラブルが
ほとんど有りませんでした

これも全員で道具を使い回さなければならないという
ある種プレッシャーだったかは、定かではありません(笑)


ルースニング全般に言えることですが
小まめなチェックを一々面倒臭がらないことっていうこと

結局それは、最終的に自分にとって
ご褒美として返ってきます

ルースニング初級講座_c0095801_07141987.jpg
ニンフの釣り

特にルースニングを、単なる『ウキ釣り』と馬鹿にする方に限って
ほとんどニンフで釣った経験がない
という人ばかりに感じます

いや、しっかり釣っている方は
決してルースニングを『ウキ釣り』とは言わないし、馬鹿にはしませんからね


自分の苦手な釣りには、いろんな理由をつけて否定する方も多い中
ある意味、このような講習に(勇気を持って)参加する方には
全力でサポートしていければ、と思います
ルースニング初級講座_c0095801_07142309.jpg
自分のスクールは
僕が釣りを通して魚達から学んできた『無言の教え』を
皆さんにお伝えするだけの役目だと思っています

僕自身が日々の釣りをやめない限り
先生となる魚達からの『教え』に終わりは無く
進化は続きます

逆に、何回開催しても
教える内容に代わり映えしないことの方が『おかしい』話ですけどね


こうしたスクールは、自分の仕事の合間合間になりますので、頻繁に開催することは出来ませんが
もし機会がございましたらご参加いただければと思います

次のスクールはこちらです



お知らせ

この度、新たにミッジフライの販売を行います

僕が巻いたフライではありません
悔しいけど、僕なんか巻いたフライより全然クォリティーが違います(笑)
というか、真面目に自分が使いたいくらいです


近々でセコンドサイトにて公開しますので、チェックしてください








by sureyamo | 2019-05-14 09:50 | and others | Comments(0)
2019年 05月 10日

鼻ツン

鼻ツン_c0095801_16533919.jpg
怒涛の10連休が終わり、静寂が戻った渡良瀬川桐生地区


現着は10時少し前

4月だったら、この時間から再びライズが見込める時間帯だけど
この時期だと流石に厳しい?


平日ではあるものの、見渡す限りで2人釣り人がいるだけの半ば貸切状態
地元のフライマンの大半は、すでにイブニング狙いなのか
いつもこの季節の日中は閑散としています


こんなドピーカンの日中のライズ

それもハイプレッシャーの後となると

それはそれは
一筋縄ではいかなくなって当然



でも

そんなライズだからこそ

取り甲斐もある

というもの


鼻ツン_c0095801_16532889.jpeg
先日の増水で少し魚影が散ったような印象です

ライズ同士の間隔も広くなってます

ただ、どのライズも共通で、なかなか定位してくれません




護岸の高い位置で、魚影が目視できるポジションなら
ある程度は追うことが可能ですが
一旦ウェーディングしてしまうと、その所在は全く不明

ヤマメのライズに法則性が見出せず
さらに、それに追い打ちをかけるごとく、下流からの吹上げの風

その間隙を縫ったドリフトで
ようやく綺麗にフライが流れた時に感じる

『出るぞ!!』

の瞬間



からの〜





『鼻ツン』




いや、どれだけ教育されてるの?


連続10回の『鼻ツン』なんて前代未聞(泣)なんですけど






フライも俺も

かなり舐められてます(笑)

鼻ツン_c0095801_16533055.jpg
でもソコは意地(ぷっ)


ボディだけ水面直下に入るフライで、それも極小サイズのフライを流し込んで
ようやく‥‥というか、たまたま釣れてくれました


ストマックから出てきた内容物は、そんな小さな虫ではないですけど

ほとんどが水面直下

鼻ツン_c0095801_16533382.jpg
フライなんて浮いている限り『鼻ツン』なのも
理解できます
(教育が進む前なら、それでも出ちゃうんでしょうけど)



フックサイズを18まで上げて
一般的によく使うユスリカのフローティングミッジピューパのパターンに変更

フライのフロータントを一旦全部流し落とし


目視ギリギリの状態で水面に落ちた時だけ
フライをレーンにスライドさせ、スラックを追加

そこからライズまで
全ラインシステムをフリーで送り込む!

そして大事なのは、心の中でこう叫ぶこと



(ドラッグがかかる前に)早く出ろ!!』

鼻ツン_c0095801_16533587.jpg
そんな感じの攻略法で
追加4尾のライズを立て続けに取ることが出来ました

(ただこの釣り方は、微細なドラッグが掛かっている状態でフライを食わせることになるので、2匹は手前でバレちゃいました)




フライもよく見てますけど、ドリフトもシッカリ吟味されてます

通常なら2〜3回のドリフトで反応がなければ、速攻でフライ交換なんですが
今回は魚が結構動くことで、魚の視界にフライが入っていないことも考えられました

その分、同じフライでドリフトする時間が多くなり
そうなると当然、失敗ドリフトも魚達に見られちゃうから

そこが何とも難しいところではあります




時間的な制約で、今日は12時半で納竿しましたが
何だかんだと

今年一番楽しい釣り

だったかも知れません
鼻ツン_c0095801_16533754.jpg











by sureyamo | 2019-05-10 20:20 | River fishing | Comments(0)
2019年 05月 09日

レギュレーション

レギュレーション_c0095801_08440463.jpg
C&R区間を釣ってる方なら、こんな魚達を釣ってしまった経験というのは
少なからずあるはず


魚の再放流区間に設けられたレギュレーションは、どこも例外なく

バーブレスフック・シングルフック

の使用が義務付けられています

またドロッパーやトレーラーも、大概はセットで禁止項目に盛り込まれているので
特にウェッターマンは気を付けて下さい




『キャッチ・アンド・リリース』といえば聞こえはいいけど

そこの魚達はそのエリアにいる限り
釣られる度に傷を負わされ続ける運命にあるという現実から
目を背けてはなりませんね

せめて

魚に与えるダメージを最小限に留める

ことぐらいは、ルールとかマナー以前の問題なんじゃないかと思うのです



正直、ここまで痛々しい魚ばかりが釣れてくる状況になると

釣る気が失せる感覚

というのを、生まれて初めて感じました

もうソレくらい、最近酷いです

レギュレーション_c0095801_21532448.jpg
かれこれ18年くらい前ですが

こんな雑誌からの原稿依頼があった折り
バーブレスフックについて書かせてもらったことがあります


内容としては


魚にとって生死を分けるダメージは、ランディング以降の魚の扱い

ということを書かせていただきました

(具体的には、バーブ付きフックでは外すまでに手間取ることが問題ということを唱えています)

レギュレーション_c0095801_21535252.jpg
写真のヤマメですが
バーブ付きフックを、無理やり皮ごと引きちぎらないことには、こういう事にはなりません


また、メディアもメディアで
こういうことの警鐘は、ほとんど鳴らしません

著名人と呼ばれる方々の中にも
C&R区間にも関わらず、バーブ付きフック・ドロッパーやトレーラーでの釣果を
しれっとSNSやメディアに発信・掲載している方達もいらっしゃるようです

仕事柄、掛けた魚は是が非でも取りたいジャンルの方々なので
周りも叩きづらいのかな(爆)




僕らを含めた一般のフライマンは
そんな目先の釣果に踊らされることなく
キッチリと決められたレギュレーションを

正々堂々、守り続けて行きたいものです



by sureyamo | 2019-05-09 07:47 | and others | Comments(0)
2019年 05月 05日

GW後半の渡良瀬川

最後の釣行から5日間ほどサボってしまいましたが
GW後半の渡良瀬川釣行です

少しゆっくり目のスタートが裏目に出て
あたりをつけていた各ポイントは、どこもかしこも満員御礼

しかし


渡良瀬川のフライ黄金期を謳歌した
かつて往年の名ポイント市民広場に来てみると

なんと貸切状態

GW後半の渡良瀬川_c0095801_14535534.jpg
渡良瀬歴17年目くらいのフライマンですと
ご存知ない方が大半でしょう

実は、ココこそ往年の渡良瀬川語る上で
『団地裏』と共に欠かすことのできない名ポイント

『市民広場』

とは、この流れを指していたのです


当時の渡良瀬川でのマッチング・ザ・ハッチは
『日本屈指の高難易度』と囁かれ
首都圏から近いということもあって、全国から腕自慢が続々と訪れていたものです

『ヤマメ1匹の重さ』を思い知る釣り場として
その名はメディアを通して全国区であり

特に当時の『団地裏』における高難易度は
いまだ『アレを超えるモノはない』と言っても過言ではないくらい
極限的な難しさだったと記憶していますし

当時を共に釣った仲間であれば
誰一人として、そのことに異論を唱える者はいないでしょう



2000年の河畔林の伐採以降、一気に川底が埋まってしまい
当時の面影は多少は残っているものの
釣りのポイントとしての価値は急落

釣り人の姿はパタリと途絶えてしまっています

それでもダメもとで覗いてみると‥‥‥
GW後半の渡良瀬川_c0095801_14540479.jpg
あらまぁ、ライズしています


お世辞にも魚影は濃いとは言えないものの
この流れでライズを見るのは、かなり久しぶり!

テンションを上げるな、というのも無理な話



そんな流れの中のライズの割に、結構フライを選んできます

すでに誰かにヤラれているか
それとも
ヤラれた魚が落ちてきたのか?

ちょっとだけ手こずりましたけど
GW後半の渡良瀬川_c0095801_14540026.jpg
こんな綺麗なヤマメがライズの主でした

一つ取ると、また別のライズが始まって‥‥
それぞれを慈しむように

一つ一つ丁寧に釣っていきます





ウイングの浮力に耐えながら、最後の力を振り絞って
産卵のために川中を目指すダイビングスピナー達

目的を達成した末に、力尽き、流され
己のウイングの浮力(気泡)で水面直下まで引き戻されたであろう雌達で
ヤマメたちのストマックは満たされていました

朝のライズの正体は、一部のカディスの捕食を除き
ほとんどがコレなんですよね。
GW後半の渡良瀬川_c0095801_14540230.jpg


GW後半の渡良瀬川_c0095801_14540956.jpg
GW後半の渡良瀬川_c0095801_14540750.jpg
流石に、当時のようなテクニカルなドリフトが求められるような
複雑怪奇な流れではなくなっていて

少し物足りなかった‥‥というのが本音ではありました




その後は、女渕樋管の少し下流にある
皆がよく狙っている?『カタ』に、ライズ二つ発見!
GW後半の渡良瀬川_c0095801_14541140.jpg
『あれ‥‥‥もしかしてスレ掛かり?』
と思わせるほどの強烈な引き味

10xティペットと♯28のフライの組み合わせで掛けちゃった事を一瞬後悔しちゃったけど
下流の瀬に降られたら最後、間違いなく「取れない」ことはわかっていたので
ここはグッと堪えて

‥‥‥なんとかゲット!
GW後半の渡良瀬川_c0095801_14541385.jpg
奥の『カタ』前に出来る『鏡面』で啄ばむようなライズを繰り返す奴は
その時、この流れで一番元気で強い(大きい)魚であることを実証するような

かっこいいオスのヤマメが釣れました

サイズこそ28cmですが、しっかりと体高が出てきた魚体は
かなり強烈にロッドを絞り込んでくれます

この日はこんな感じでライズにも恵まれ

イブ前に7尾のヤマメに遊んでもらいました






明けて翌日も(懲りずに)半日だけ同区間に挑戦

天候だけ見ると、前日よりも断然良さそうが感じだったのですが
ライズの数は激減

1日でこれだけ変わってしまうとなると
事前情報は悉くあてにはなりません

この日は
朝一番もイマイチで

結局は朝8〜10時くらいの
普段なら、あまりよろしくない時間帯が、一番反応良かった気がします
GW後半の渡良瀬川_c0095801_14541444.jpg
GW後半の渡良瀬川_c0095801_14541796.jpg
『時合い』と考えていた時間までに、なんとか5尾まで稼げたものの

それ以降がパッタリ

北の空に雷雲が広がり始め
気圧の急降下に羽化の乱れを期待していたのですが
生憎、ここでタイムアップとなりました

その後は雷雨で増水してしまったそうですが

イブニングは良かったようですね


また少し時間を開けて訪れてみようと思います



告知

上野村神流川においてルースニングのスクールを開催いたします



5月12日(日曜日)の初級・エントリー編

会場は、上野村『川の駅』に決定しました
(実は自分も初めて入ります)

漁協事務所さんの事務所で昼食と座学
その後は『川の駅』‥には戻りません(笑)
C&R一般(激戦区)での実釣ですが、スクールの効果を実際に体感していただきます

まだ空きがございますが、5月9日に締切させて頂きます

ご都合つく方はご参加ください


by sureyamo | 2019-05-05 15:58 | River fishing | Comments(0)