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2006年 11月 21日

Old ORVIS

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 知る人ぞ知る、老舗オービスの廃盤となって久しいモデル。
鳴り物入りの“ボロン-グラファイト”を使用した最新モデルとして登場したPowerFlexシリーズで、これは当時、新品で購入した#7ロッドであります。
 
 基本的にはオービスグラファイト特有の“鈍重な”アクションに変わりはないのですが、既存のカーボンモデルよりは全体的に張りを強くした感じであります。
全域「トルクの塊」みたいなロッドでありまして、20ヤード位のフローティングラインを一気に後方へ引き抜く位のパワーは在りそうです。(常人の腕力では、ちょっと厳しい…)
そういう無茶苦茶な使い方?をする人は最近は少ないのでしょうけど…。(昔は稀におりましたが…)
 今風の高番手に比較すると、その性能差は明らかでございます。
いかんせん、二十ウン年前に設計されたロッドでありますから単純に性能比較してしまうのも「酷」ですけどね。

 最近のオービスロッドしかご存じない方もいらっしゃると思うのですが、オービスといえば…誰が何と言おうと「武骨なアンサンドフィニッシュのブランクス&スリーブジョイント」。
そして“バットに燦然と輝く「Orvis」のロゴ”。
ココに全てのステータスが凝縮されている!と言って過言ではないでしょう。

 スリーブジョイントなんかにも妙な憧れがありまして…当時主力として使っていた某メーカーのカーボンロッド・ジョイント部に無意味に黒いビニールテープで巻いて、スリーブジョイント風にしていた位であります。(←馬鹿みたい(-.-;))
 低番手シリーズにおいては、シガーグリップの「巻き上げ」などもオービスたる、アイデンティティーの一つでもありました。

 そんなオービスロッドも、日本でラッピングした廉価版“Mk2”シリーズのお陰で随分と敷居は低くなりましたが、これに伴ってシンボルである「ロゴ」はバット部の上の方に移動。
おまけにプリント仕上というお粗末さ。(爪でコリコリやると削れてしまうとは…これ如何に?)
 その後はこんな“Mk2”も廃盤になり…もはやロッドケースでも見ないと、他のロッドとパッと見の区別がつかなくなってしまいました。

 オールド・オービスのマニアは今も健在なようで、ネットオークションなどでは稀に取引されているようです。
低番手のロッドに関して言えば、今のモデルと比較しても大きな違いはありませんから、充分に現役として使えましょう。
当時の…あの懐かしいアクションは、今なお顕在なのでしょうね。
 自分のお財布が、もぉ少し重ければ…当時のモデルを何本か揃えて見たい気もします。
Old ORVIS_c0095801_10261573.jpg

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# by sureyamo | 2006-11-21 10:25 | item | Comments(6)
2006年 11月 20日

ミッジング修行

ミッジング修行_c0095801_15234734.jpg

 鋭く尖った尾鰭と、ソレを支える締まった筋肉。
そんな彼女達に逢いに…今週末もAFF。

 最近のAFFは、若干混み気味でございます。
どうやらココのこんなサクラマスに魅力を感じているファンが口コミで広まってきている様です。こんな自分もその中の一人ではありますが…。
 毎回毎回、採算度外視で放流を継続し続けてくれている管理人さんには…ホント頭が下る思いです。

 週末の少々遅い到着だと、入る場所もちょっと限られてしまう…そんな感じ。
この日、一通り池を見渡して空いている場所は管理棟の丁度真向かい。
池の中では、最後の最後まで日陰のその場所。
見るからに寒そうなのですが…そこしか入れる場所がないようです。

 両サイドに木が植えてあって、ポジションの上方には枝同士の空間が横2m程しかありません。
そんな場所…フライマンが好き好んで入る場所ではありませんから、空いていて当然といえば当然でありましょう。
ラインの軌道がチョットでも横にブレると、厄介な事になりそうですが…実際の現場に行けばそんな場所ばかりですからね。
あまり神経質になるのも変なお話でありましょう。

 人も少ない為か、目の前の魚も幾分リラックス気味なライズを繰り返します。
この場所が今までマトモに攻められていなかったのかどうか判りませんが、異常な位のペースで釣れ始めました。もちろん、釣れる魚体は見事なサクラマスのオンパレード。
ランディングする度、どれも溜息が出る程の魚体ですからタマリません。

そんな天国が続くのも、せいぜい一時間といったトコロでありましょうか。
ドライフライが水面に取り残されている徐々に時間が長くなります。

所々で起こるライズも全体的に控えめになってきた…と、そう感じたら、この池で育ったミッジのハッチが始っている事の証。
#26以下を対象としたミッジングのはじまりです。

「はじまりです」とか軽〜く言っちゃってますが、終始悪戦苦闘の連続なのであります。

 ごく一般的に河川でのミッジングで使用するフライパターンなど、既に雑誌等で散々紹介されておりますが(紹介しても来ましたが…)こういった止水で、おまけに透明度の高い釣場となりますと、正直なかなか厳しい場面も多くあります。

 割と早い段階でアッサリに見切られるのが、今まで数々の修羅場を共に乗り越えてきた実践的なパターンだったりしたりして…精神衛生上、誠にヨロシクございません。

 成果をあげる事より自信を無くす事の方が遥かに多いような気もしますが…当面の間は、こんな感じの「ミッジ」修行を続けていくつもりです。

 そんなミッジフライの詳細につきましては…また後で。
ミッジング修行_c0095801_1525882.jpg


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# by sureyamo | 2006-11-20 15:24 | under ♯20 Maniaccs | Comments(2)
2006年 11月 17日

クサカゲロウ

クサカゲロウ_c0095801_12421555.jpg
カゲロウと言いましても…コチラはバリバリの陸生昆虫。

クサカゲロウでございます。

コヤツらの仲間であるウスバカゲロウの幼虫は“蟻地獄”で有名ですね。
(それにしても…最近見掛けなくなりましたね)

この個体をフライで表現しようとしたらサイズは#12番。

パターンにすれば、トビゲラ+カワゲラ÷2…って感じでしょうか?

鮮やかなライムグリーンのボディーとレースウイングが印象的。

クサカゲロウの由来は“草色”のカゲロウだから…なんて思っていたのですが

どうも、触ると異臭を発する“臭カゲロウ”から来ているという話です。(ホントかなぁ?)

そんな風な虫には、ちょっと見えないのですけれど…ね。

 フライフィッシングでの関わりとすれば

当然、テレストリアルと同様の扱いという事になります。

 過去の経験でも、クサカゲロウの成虫がストマックから出てきたのは、日光の管理釣場と渡良瀬川桐生地区で1回づつの計二回。

 双方とも、とり立てて偏食されている様子でも無かったので

今現在の見識では一々用意する迄もないフライパターンと言えますが…

期待や予測が裏切られるのは、この釣りでは常でありましょう。

 他のフライで流用できるパターンでもありませんから

保険として1〜2本はあっても良いかも知れません。
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# by sureyamo | 2006-11-17 12:45 | insect | Comments(2)
2006年 11月 16日

腐れ縁

腐れ縁_c0095801_1552167.jpg

 高校2年の頃、祖父に買ってもらったダイバーズウォッチ。
今にして思うと、祖父に何かモノを買ってもらったのはコレが最初…で最後でもありました。
 それから今日に至るまでの25年間、何処に行くにも肌身離さず使い続けて来ました。

最終電車に乗り遅れないように、ライズと腕時計を見比べるようにフライを振り続けた大谷川のイブニング。
朝8時15分キッカリに、歌ケ浜(中禅寺)のブレイクラインに沿って回遊するホンマスの群を待ち続けた中禅寺湖通い…等々。
今まで経験した数々のフライフィッシングシーンで、いつも自分の脇役を演出してくれた…唯一無二の携行品。

ただ…このダイバーズウォッチ。実は「回転ベゼルが逆転してしまう」という致命的な欠陥があります。
ダイバーにとって酸素残量の目安となる潜水時間をチェックするベゼルが逆転してしまうなんて、生死に関わる大問題なワケですが…
でもまぁ、ダイバーでもない自分がベゼルを使うのは、せいぜい「パスタを茹上げる」時くらいなモノですから…。

150m完全防水を謳っているクセに、文字盤の夜光塗料にカビが生えて来ちゃってるなんて…機密性も疑わしいですし、ここ数年は「曜日」表示の歯の噛みあわせが悪いようで、真昼間に平然と曜日が変わったりします。もはや、ダイバーズウォッチ云々というより普通の腕時計としての機能も微妙に危うくなってまいりました。
 
それでも、幾度となく紛失と買替え危機?を乗り越えながらも…今なお飄々と自分の左手首で正確な時を刻んでおります。
「腐れ縁」という言葉は、通常対人関係で、あまり好ましくない関係の場合に使われる言葉ですが…モノに対しても「腐れ縁」というのが存在するのであれば、まさにこの時計がソレに当るのでありましょう。
時計としての最低限の機能を保持してくれているうちは、このお付き合い…当分続きそうです。

最後にベルトを交換してから既に三年目ですから、そろそろ…また切れる頃でありましょう。
今度で何本目になるか、もはや数える気すらなりませんが…。

 ちょっと前に、同じ型の復刻版(オレンジ以外)が販売されたようです。
後日、気になって探して見たのですが…既に完売。根強い人気があるのでしょうか?

# by sureyamo | 2006-11-16 15:06 | and others | Comments(4)
2006年 11月 15日

タングステンソフトシンカー

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 「シンカー」はルースニングやアウトリガーに欠かすことの出来ないアイテムですよね。
大きく分ければ「板」「粒」「粘土」の3タイプがございますが、それぞれの持ち味を活かした使い方をしてあげれば、どれも大差ありません。

そんな中でも圧倒的シュアは、何と言っても「スプリットショット」。
俗に「ガン玉」というヤツですね。
餌釣りに興じていた小学生の頃から、随分と御世話になっております。

最近ではエコロジーの観点から「無鉛」のタイプやゴムでコーティングしたモノまで様々。
 さすがに安いものは、ショットの切り込みがセンターから(思いきり)外れているモノとか、玉のサイズが明らかにバラバラだったり…とか、そのロークォリティーぶりは三十年以上顕在。

そんな安いガン玉錘でも、あらかじめ切込み面にシリコン系の接着材を塗り込んでおくと、ティペットに優しくて、なおかつズレない高級スプリットショットに大変身!
小技好きな方はお試しを…

 仁丹粒くらいのサイズから鹿の糞サイズ?まで、それこそ十数種類のショットが売られている訳ですが、ルースニングでマトモに使える重さは、だいたいいつも決まっていますよね。
一般的なフリーストーンで特殊な事でもやらない限り,せいぜい2〜3種類。それ以上揃えても結局は「ベストの錘」の役目ぐらいしかならないようです。

 フライ専用?として、数種類のショットが専用ケース付きで売られている商品を良く見ますが、内容的にはどれもヘビーウェイト(セットで一番軽い錘で実際にはMAX位)気味な感じを受けます。
川の規模が違うのでしょうが…洋モノ”には特にその傾向が強いように思います。

 今まではそんな感じでショット中心のシンカーだった訳ですが、今年は「粘土型」も併用してみました。
モノ自体はちょっと前に購入してあったのですが、なかなか使うまでには至っておりませんでした。
 装着に関して若干(結構)不安でしたが、実際に良く揉んだ上でシッカリ練り付けてあげると…コレ、全く問題がないんですね。
 シンカーだけ“ぶっ飛んで”行ってしまうという事は、遂には一度もありませんでした。
不安材料があっけなくクリアしてしまいますと、逆に利点ばかりが際立ってきます。
重量の微妙な増加減や手返しの早さは、まさに粘土型シンカーならでは…といったトコロ。
めでたく一軍に昇格でありましょう。

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 こういったアイテムは手返しが重要ですから…こういう場所に付着させておく。この方法は、そのまんま佐藤成史さんの「パクリ」でありますが…かなり使える小技であります。

# by sureyamo | 2006-11-15 10:59 | tips | Comments(2)