Down & Across

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2007年 01月 18日

コンパラダン

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 今回は、岐阜の山猿さんからのリクエストにお応えして「コンパラダン」です。
コンパラダンといえば、個人的にメッキリ出番が少なくなったフライパターンの一つ。今回のこの機会で、ほぼ二年ぶりのタイイングですから…相当ご無沙汰ぶりなのであります。
引出しの奥の方に追いやられていた「コースタルディア」を引っ張り出し、ヤラセなしの一発勝負で巻いてみました。
 
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 タイイングの初期工程。スタッキングしたディアへヤー、その量とフレアさせる長さ…更にはシャンクに取付ける位置等など…。CDCダンの様に「取りあえず付けちゃってから、シザースでチョッキン!」と言うワケには行かないのがコンパラダンです。タイイングの冒頭から「バランス感覚」が問われるのであります。
このパターンのキモは、全てここに集約していると言っても過言ではありません。納得行くまで…煮詰める価値は充分にあります。
 自分の場合、あくまで感覚的にタイイングしてしまうので、いつもだいたい「こんなモンか?」程度にしか考えておりません。今回も(当然)そんな感じでありますから…参考にはなりませんよ。(笑)
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 テールは過去に、シンセティック・ウッドダック・ムース…等など試したのですが、最終的にはコックを使ったスプリットテールに落ち着きました。このフライの場合、テールの存在は(自分の中では)結構重要なのです。
 何故かというと、この部位がないとフライが半沈みになってしまうからです。

フライが半沈みになってしまうと…当然、それはそれで釣れてしまうのですけれど(笑)カゲロウの「ダン」というステージのハッチマッチャーとして、このフライを選んだ事の意味が薄れてしまうと思うからです。
「ダン」としてのチョイスなら、しっかり浮かせて釣りたい…という、ココの部分は勝手な拘りです。
このブログを読まれる際の注意点として、こんなマニアックな思考回路をご理解して聞いて頂かないと、人によっては釣れなくなるかも知れません。(笑)ご注意下さい。

 話を戻して…そういう視点で見ますと、直に切れてしまうムースは当然適しません。
また、獣毛率の高いフライにシンセティック…というのも、ちょっと?…で、こうなった次第です。

 あとは、取り立てて普通のダンパターンです。特に小技なんか効いてないので(笑)期待していた方が居たら…ご免なさいです(-.-;)。
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★おまけ★
 フローティングニンフとして機能させたいのであれば、こんなパターン…という事でご紹介致します。(…というか、ノって来たので巻いてみました。)
 判りにくいのですが、へヤーの基部の反対側にへヤーズイヤーが巻いてあります。
使用する際には水分を含むまで良く揉みます。へヤーの着水面側の水分だけを拭い取ったら、そこに高粘度のフロータントを塗布して使います。
 ※同様に巻いた「ミッジピューパ」を、以前に一度雑誌に紹介した事がありましたが、先日古くからの仲間が、未だ第一線の現役で愛用しているとの話を聞いて、ちょっと嬉しくなりました。

 タイイングでは、予めヘッド付近に作っておいたダビングボール(ハックルプッシャー)にヘアーを押し付けてフレアさせてます。この方法は、コンパラダンでも当然流用可能です。
ヘアーの基部でフィニッシュするので、ヘッド回りをスッキリ仕上げる事が出来ます!…というのは殆どコジツケで「同じフライのタイイングでも、ちょっと手法を変えて巻くと…飽きない(-.-;)」。
…ただそれだけの理由です。

期待した方…またまたご免なさい。



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# by sureyamo | 2007-01-18 13:18 | fly tying | Comments(6)
2007年 01月 16日

バーサタイル

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 渡良瀬でのライズの釣り。ここ数年振り回しているのはこんな竿です。
ライン指定#3〜#4にして…10ft10in。ダイワ精工“バーサタイル”というモデルです。
市場を探してみると判るのですが、こういった特殊なスペックではロッドの選択肢なんて、ほとんどございません。
 
この長さにして118gという重量。リールをセットしてバランスさせると、尚更軽く感じます。低番手のロングロッドに有りがちな「ドヨヨ〜ン」としたアクション…と言われればそうなのですが、バットは案外シッカリしていて、ティップセクションは意外にも軽快に操作できます。
マニアックなスペックとは裏腹に、全体的には上品なアクションにまとまっていて…そこら辺は良くも悪くも、流石「国内一流メーカー」といったトコロです。
見た目的には、少々口径大きめなで軽量なラージアーバがベストマッチではないでしょうか?

 
 自分が、こんな長いロッドを求める理由は、なにも遠いライズを遠投して釣る為ではありません。無論、通常最も多く使われるであろう8ft前後のフライロッドに比べれば、有効射程は長いのですが…。
 
 自分の場合、今まで使ってきた8ftのフライロッドで狙うライズまでの平均的距離は9ヤード前後。頑張ってもせいぜい15ヤード位と言ったトコロでしょうか。
 仮に、この15ヤードの距離を真面目に流そうと思ったら、メジャーリングとループを整える作業で最低でも2〜3回のフォルスキャズトは必要になってくるのですが、この手のロングロッドを使うことにより、アプローチまで仕事を最短で済ますことができるのです。
 些細な事かもしれませんが、こんな手返しの早さが生みだすアドバンテージこそ…実は自分がこのロッドに求める全てなのです。
 マッチング・ザ・ハッチというのはある意味、限られた時間内での勝負です。
手際の良さ・手返しの早さ…の重要性は、経験を積んだ方ほど、痛いほど身に染みている事と思います。


 ちょっとだけティップを横にスライスさせたカーブキャストか、倒し込んだリーチだけで、スラックは充分過ぎるくらい確保できます。
また、距離に比例して上げざる終えないラインスピードも極力抑えることが出来るので、ミドルレンジのライズに対しても、かなりデリケートなプレゼンテーションが可能になります。リキむあまり、ライズにループを突込ませてしまった…なんて、苦い思いはしなくてすむのであります。
 さすがに至近距離は馴れないと大変かもしれませんが、そういうライズは自ら遠ざかることで対応できます。ロッドが長い分、手元のモーションには気を使いますが、それさえ馴れてしまえば渡良瀬川のような開けた里川では、まさに「魔法の杖」と成りえるのです。

 ただし、問題点はひとつ。
こういうロッドで釣りをしていると、ついつい横着なドリフトが身体に染付いてしまうという事でしょうか。
途中で8ft台のロッドに戻した時に、マトモに流せなくなっている自分に…焦る事もしばしば。

“下手の長竿”を地で行ってしまいそうです。
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# by sureyamo | 2007-01-16 16:43 | item | Comments(4)
2007年 01月 14日

riverwalkersさんの初釣り

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 今日は、ご近所のriverwalkersさんと赤城フィッシングフィールド(AFF)に行ってきました。
自分は今年で2回目の釣りなのですが、riverwalkersさんにとっては今回が初釣りです。現地には朝の8時に到着したのですが、この日は朝から吹き下ろしの風です。体感温度的にも相当の寒さで、たまらずのっけから事務所で暖をとる羽目に…。

意を決していつもの場所に陣取っては見たものの、反応は今ひとつ。
今回秘策だった“しもりマーカー”は、この風でトラブル続発→あえなく廃棄であります。
これは毎度の事なのですが、こういう使えないシステムを作る事に関しては“天性の才”を感じずにはいられません。
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タナを深めに変える前に、目の前で忙しなく動き回っている大きな影にフライを放ってみると…一発で食ってきたのは、こんな魚体。
この凶暴な面構えを見てあげてください。
 この魚をランディングした後、アタリはさらに遠退き…ぶっちゃけ“苦戦というやつ”。
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それとは対照的に、“ラインクラッシャーポイント”で粘るriverwalkersさんは好調のようです。
淡々と釣れる続けているところを見ると…魚がスレにくい小型のフライでも使っているのでしょうか?
パワフルな鱒達を7ftのグラスロッドで受け止めて…実に楽しそう。
今年も、この方の好調ぶりを暗示しているようです。
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自分と違って…釣れてくるニジマスも何気にお上品。
(全然ちゃうやん)

嗚呼、そんな事より…自分も頑張って釣らなければイケマセん。
数釣りが望めないなら、せめてドライで印象的な数匹が欲しいところです。
日が高くなると、それは本当にわずかではあるのですが…風が弱まった間隙を縫うようにミッジのライズが確認できます。
なるべく水面の穏やかなスポットにフライを置いておくと…あっさり!
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今日のお昼は、管理人さんのご好意で「ラム肉のシャブシャブ」。
さりげなく、イベリコ豚の生ハムが脇を固めていたりなんかして…何げに贅沢。
1kgのラム肉が、瞬く間に四つの胃袋に。
さすがに、それだけのだし汁が効いている〆の雑炊は…推して知るべし。

午後は、正直寒さとの戦い。
太陽が大きく西に傾むき、日向は完全に失われます。
相変わらず吹き抜ける冷たい北風に、今すぐでも挫けてしまいそうな気持ちを…魚信だけが繋ぎ止めているようなものです。

午後4時を少し回る頃、俄に高くなった活性に遅ればせながらのドライフライタイム。
お互い寒さを忘れて一喜一憂です。
気がつけば日は暮れ…すっかり冷えきった体を引きずりながらの帰途となりました。

管理人さんと、常連の星野さん。
お世話様になりました。
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そうそう!
riverwalkersさんもお疲れ様でした。(笑)

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# by sureyamo | 2007-01-14 13:52 | event | Comments(10)
2007年 01月 12日

歴代のベスト達

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 今まで着てきたベストは合計7着ほど。
最初の一着は、既にこの世に存在いたしません。(捨てました)
また、その他某一流メーカーの現行モデルも、1シーズン真面目に使って…フライラインとセットにて既に売却済。
そんな訳で、残存しているのは5着となります。
 
 ベストの買替えは、基本的に約7年周期。
これは、別にそう決めているワケではないのですが…気がついたら、そんなサイクルでした。
現場で7シーズンぶっ通しで使いますと、さすがにヨレヨレ。
ロッドやリールなどとはまた違って、自分が身につけた「道具」の思い入れというのは格別なモノがあります。

★オールラウンダーベストはFoxFireの歴史に残る名作。
復刻版が出たのも記憶に新しいトコロですが、これは(もちろん)初版です。
下段は、一見シンメトリーのポケット配置なのですが、実は片側は仕切りがない大容量のポケット。気がつくと、いつもだらしなく口が開いているので仕切り縫い。

★FoxFire-ディープウェーディング(これはType2)モデルは中禅寺湖通いの名残り。
一個の巨大なフライボックスに、ミッジから何から全てのパターンを詰め込んで、後半は渓流のお供にも使ったものです。
使うフライボックスは一つですから、流石に手返しは早かったのですが、コレを無くすと一度に全てを失う…という事に気が付いてからは、こんな事恐ろしくて止めました。

★エントロモジストは…既にお馴染み(笑)かと。
ホイットレーのフライボックスを常に、合計二桁以上持ち歩いていた時代ですから…いま考えるとキチガイ沙汰(-.-;)です。
当然ベストは常にパンパンで…地元で釣りをしているうちは、何処にいても所在がバレていたようです。
総重量では誰のベストにも負けてません。
その時代の釣りは、常に自分にウェイトハンディを課した「修行」のようでありました。

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 そして昨シーズンから、使い続けているのは、この“エキップ”です。
このベストに関しては、ここではあえて多くを語りません。
一度現場で着てみれば、何故自分が7着目のベストとしてコレを着続けているのか…容易に納得できると思います。
 ベストとは、時に釣果を左右させてしまう事もある「釣り道具」の一つであることを、改めて実感した一着です。
 
 色・デザイン・格好・ブランド…といった風に、ついつい「外観」だけで選んでしまいがちなベスト。もちろん、それはそれで決して悪いワケではないのですが…ただ上辺だけの理由でベストの選択肢を狭めてしまっているとしたら、それは勿体無い話だとは思います。

 ベストという以上は“best”なモノを選びたいものですね。

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# by sureyamo | 2007-01-12 12:45 | item | Comments(8)
2007年 01月 10日

続ヘヤーズイヤー

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 先日の新年初釣行の時、一時的ではありましたが爆発的な効果を発揮したヘヤーズイヤー。
効果的だったのは大変良い事なのですが…なにぶんにも、当日相手をしてくれたお魚達が(いつにも増して)パワフルだったものですから、ソレナリの量のフライを献上するハメに…。
 そんな事もあって、今年の“巻きぞめ”は補充を兼ねたヘヤーズイヤーのタイイングです。
 
 このへヤーズイヤーは当ブログにて以前、ちょこっと“触り”だけご紹介いたしました。
その時にアップした写真ですが、意図的に「彩度」を落とした事でフライのイメージが上手く伝わらなかったようです。そこで今回のエントリーは、キチンとしたフライの画像を掲載してみます。
また、そのおまけとしてタイイングなど、少々“おさらい”してみたいと思います。
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 察しの良い方はお気付きだと思いますが、こんな感じのヘヤーズイヤーを巻こうと思うと、使える部位は限られます。部位の拡大と、切り出したへヤーを参考まで…。
こんなへヤーは、片側の耳から(#18サイズでも)せいぜい3〜4本分くらいしか取れません。へヤーズイヤーとしては、かなり贅沢仕様?。

 このフライのように、タイイングがシンプル(かつ、小型のフライ)パターンというものは、ハッキリ言って誤魔化しが効きません。下巻きを含めた基礎作りの手抜きが、最終的な仕上がりに反映し兼ねません。
そういう意味では“個人差が出やすいフライ”となのかも知れません。
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 巻いたウエイトはしっかり寄せ固めた状態にして接着するのは基本です。
これは当然、スレッドがウェイトに食い込むことを嫌っての事。
最小巻数にして、下巻きの段階からある程度のテーパーボディは作り上げておきたいので、こうした土台作りは大切なのです。
 リブ用ワイヤーの取付けも、フライの下巻きに影響が出ないよう、シャンク上部を一直線に這わせます。
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 へヤーズイヤーは、基本的にはマルチグルーを使って、スレッドに必要最小限の量を付着させます。
ボディ部のダビングの時は、スレッドに対してへヤーが直角になるように付着させたモノ(少量)を、そのままの状態(撚らない)で巻き込んでいきます。このとき、下巻きが見えるくらいスカスカで構わないので、一気にフライのセンターまで巻き上げてしまいましょう。
 リブは、そんなスカスカのダビング間を埋めるイメージで3〜4回転も巻き込めば充分。リブの隙間からピンピンのへヤーが突き出ている感じに仕上がればOKでしょう。
 
 次のソラックスは、ボディーとは対照的にボリューム感タップリに仕上げます。
全方向にマルチグルーを塗布したスレッドに、相応量のへヤーを直角に付着さます。
今度はへヤーの着いていない部分のスレッドを、指先で軽く弾くように1回キンクさせます。
 スレッドに付いたへヤーは、撚りを戻してもスパイラル状を保つ(全方向に付着したグルーのお陰で…)ので、それをバラけさせないよう、モリモリッと巻き込んで…終了です。
 
 全行程を終えたフライは、最後に金属ブラシで軽く漉いて完成です。
へヤー自体が短いのでピッキング作業はやりません。

どうでしょうか?
ここで紹介しているへヤーズイヤーは、あくまで自分の中の理想形として紹介して見ました。別にこのフライを目指す必要はありません(笑)
 また、このマテリアルに拘ることなく、他のファーを適度にブレンドしても全然構わないですし…もしかしたら、そっちの方が凄く釣れるかも知れません。
(自分は、あまり試していないだけですので…)

調子良いマテリアルが見つかったら…
その時は、コッソリ教えてくださいね。

ではこの調子で、10本程一気に巻いてみるとしましょうか…。

 

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# by sureyamo | 2007-01-10 12:36 | fly tying | Comments(2)
2007年 01月 09日

吹雪の嬬恋村

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嬬恋村の西端部、長野県境までわずか数キロの田代地区というところでヤマメ、イワナ、マスの完全養殖を行っている“鱒谷養魚場”さんにお邪魔いたしました。
 以前、riverwalkersさんのブログで“イワナの採卵及び受精”のエントリーは記憶に新しいところでありますが、今回は、そんなイワナ達の“その後…”の取材に同行させていただきました。
 折しも、この日の天候は大荒れ。長野原付近でチラツキ始めた雪は、草津・万座の分岐交差点を通過する頃には吹雪きに変わっていました。
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 路面状況が圧雪へと変わって、それまで鳴り響いていたスタッドレス特有のロードノイズが聞こえなくなると、凍り始めたワイパーブレードがフロントガラスを掻きむしる音だけが車内に際立ちます。

 なんとか戸部さんの事務所まで到着。一息ついてから、今度は養魚場まで「雪上ツアー」の始まりです。
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riverwalkersさんとおやぶんさんは四駆の軽トラ。自分は戸部さんのラッセルトラックに分乗します。…と言いましても、このトラック。助手席の足下は除雪装置の油圧ユニットがドカンと鎮座しておりまして、足の置き場なんて当然ございません。それにしても、このトラックのトラクションは特筆ものです。
横滑りしない特殊なチェーンを装着しているそうですが、最近、雪上車の出番が最近あまりない…とのお話も頷けます。
こんな除雪装置の車で、一度で良いから近所の違法な路駐車両を一掃できたら、さぞかし気持ち良さそう…だなんて不謹慎な事を考えてしまいます。
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 道なのか畑なのか…地元の人間でなければ全く分からなくなってしまった白い大海原を、結構なスピードで突き進んでゆきます。戸部さんの養魚場は、事務所よりさらに約300メートルほど標高の高い高原の一角。遮蔽物のない吹きさらしの斜面を駆け下る地吹雪で、視界はホワイトアウト寸前に、正直ちょっとだけビビりました。

 養魚場の倉庫で目的の発眼卵の撮影です。ここら辺の詳細は、riverwalkersさんやおやぶんさんのブログにお任せいたしましょう。そんな我々をよそに、ユンボとブルで養魚場の除雪に…と余念のない戸部さんです。春先に泳ぐ渓流魚達の一部は、こんな方達の苦労の上に成り立っているのですね。本当に頭が下がる思いです。
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 倉庫の中で一番の存在感なんといっても、この雪上車です。いやぁ…かっこいいですね。
和製ハマーといったところでしょうか。一度は乗ってみたいものです。
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こんな感じの撮影も終わり、今度は下山。
上りで掻いたばかりの路面なのに、戻る時には雪原に逆戻り。
でもまぁ、そんな事お構いなしで下りもイケイケの戸部さんなのであります。
(後ろ来てませんよぉぉ〜)

鱒谷養魚場の戸部さんには色々とお世話様になりました。
春先の神流川で釣れるヤマメの一部は、色々なご苦労の上に成り立っている事を思い出して、改めて楽しませて頂きたいと思います。
爆弾低気圧で大荒れの一日。なんとか無事に前橋まで生還する事が出来ました。
運転手のおやぶんさん!ご苦労様でした。

今回は、どうも焦点が若干ぶれ気味ですが(笑)なにぶん寒かった…という事で、ご堪忍ください。




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# by sureyamo | 2007-01-09 00:00 | event | Comments(2)
2007年 01月 06日

2007-初釣り

 今年の初釣りは、赤城フィッシングフィールド(AFF)さんに行ってきました。
この日は朝から穏やかな晴れ模様の、まさに初釣りにはうってつけの日和り。これも、日頃の素行の良さが成せる所業でございましょう。(←それは嘘だ)

 AFFさんには、去年の9月から時間を作ってはマメに訪れておりましたから、鱒達の活性のピークは朝10時頃にくる事だけは分かっていました。
 それに合わせて来ればいいや…と余裕をかましていたのですが、現地に着いてみればいつにない混み具合。すでに、思った場所には入れそうもありません。
 また、年末年始に立て続けに掛けられプレッシャーの後ということもあってか、常連さん達のロッドもあまり曲がっていません。ちょっと…嫌な予感。

 当然、いつものミッジングも芳しくなくて、ただズルズルと時間だけが過ぎてゆきます。せめて初釣りの初鱒くらいは、ドライでビシッと痛快に決めたかったのですが…そんな事より、なんとかして釣らないと…。

 マーカーシステムにすれど、斥候隊ブラッシー班も効きません。
仕方がなく、今期実戦投入仕様のへヤーズイヤーを渋々チョイス。
するとコレがどうした事か“馬鹿当り”…を通り越して“大馬鹿当り”なのです。
マーカーなんてマトモに浮いている時間がほとんどない状態。

 見ず知らずの方に「いったいどんなフライ使ってるんですか?」と、半ばあきれ顔で声を掛けられるまで…当の本人無我夢中。
脳内でヘンな快楽物質が分泌されて“フィッシングハイ”の状態だったようです。
全くもって大人げない(-.-;)

 そんな活性など、所詮は一時的なもの。先ほどまでの当りが遠退くと…虚しさ1000倍なのでございます。
 この日は午後3時まで粘って、なんとか納得のいく「ミッジング」で釣果は出せました。ドンドコ数釣りも良いのですが…やっぱり、コレが一番楽しいんですよね。

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 せっかくですから、この日、相手にしてくれたお魚達を紹介します。
ご覧の通りの立派な♂鱒でございます。
この位のサイズになると(約50センチ)顔つきは“爬虫類”です。
写真では判りにくいのですが、口先部分はワニみたいな歯です。口先ギリギリに掛かったフライでも、とてもじゃないけど素手で外す気にはなれません。
サビで黒ずんだ魚体が、これまた妙にドスを効かしております。
こういう個体を、是非とも川で釣ってみたいものです。


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あれ、この方は…もしや?
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OH〜!! エッグマスター。
※今月号のFR誌-参照


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# by sureyamo | 2007-01-06 13:23 | event | Comments(8)
2007年 01月 05日

あけましておめでとうございます。

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ネット環境変更の為にゴタゴタとしており、年末年始のブログエントリーがままなりませんでした。
この間、せっかく見に来て頂いた方々…ごめなさい。

でも今日から再開です。
またこれを機に、インテル搭載macに移行してみました。
(OS9.2からの飛び石的移行ですので、感覚的に少々手間取っておりますが…)
今年もそんな“down & a cross”を宜しくお願いいたします。

 さて、年が明けたばかりの“渡良瀬川 団地裏”を、早速覗いてまいりました。

 例年、冬期の渡良瀬川はかなり渇水気味になっているのですが、今年はご覧の通りの水量です。
春先の…それこそ何処からでも簡単に対岸に渡れるような“渇水の渡良瀬川”しかご存知でない方の目には、ちょっと圧倒的に映るかも知れません。
さすがにこの位の水嵩だと“団地裏”を対岸まで渡河する事は危険なのですが、本来このくらいが渡良瀬の平均的な水量なのです。

 冬期の減水で川底に堆積する「シルト」や「ヌル」は、川を歩く際にも滑りやすくて危険。
見た目にも汚らしいモノなのですが…なによりも、水生昆虫の卵の上に堆積する事で彼らを窒息させてしまう、とっても厄介な沈殿物です。
 数年前の「ハッチ不発」の年。その前の年の…ちょうど今頃の季節には一部川底が干上がる区間もあったぐらいの酷い減水でした。当然、そのシーズンの川底はおぞましい量のシルトで被われることに…。
あれほど凄かった「ガガンボ」と「フタバコカゲロウ」などのハッチが、以降すっかり影を潜めてしまったのも…そんな事が要因だったのではないかと思っているくらいです。
 
 話は飛んでしまいましたが、今回の出水では、こうしたシルトが洗い流されることになるので個人的に大歓迎なのです。
 これが今期のハッチにどんな影響となるのでしょうか。今は未だ、何とも言えないところなのですが、現状の綺麗な川底を見ている限り、ちょっと期待していて良いかも知れません。
 
今はまだこの水量ですが、春先の解禁を迎える頃には程よく絞られるハズですから、ご安心下さい。

こんな渡良瀬川…今年はどんなドラマを我々に演出してくれるのでしょうね。



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# by sureyamo | 2007-01-05 09:44 | and others | Comments(12)
2006年 12月 28日

良い年の瀬を…

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10月中旬から始めたブログですが
なんとか年内は継続できたようでございます。(-.-;)

 元来“日記”というものは、親兄弟に見られただけでも大騒ぎする「超プライベート」の最たるモノのハズなのですが…いつの間にか、ブログというカタチを借りて不特定多数の人達に公開する事が当り前の昨今。
 モノの概念さえ変えてしまう時代の流れの勢いに、ちょっとした脅威を感じずにはいられません。

まぁ、そんな事は良いとして…
全て「ノリ」と「勢い」で、好き勝手な事をヅラヅラと…書かなぐらせて頂きました。
随分と読みにくかったのではないでしょうか?
来年は、少しは本でも読んで文法でも勉強しなくてはなりませんね。


そんなこんなで2006年も残すところ数日。
年内のエントリーは、多分これが最後です。
今までの記事に対する、ご意見・ご感想…等などございましたら
下のコメントの方にお書き込み頂くと嬉しいです。


では皆様!
良い年の瀬をお迎え下さい。

by inax


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# by sureyamo | 2006-12-28 11:50 | and others | Comments(13)
2006年 12月 27日

アーリースプリング・オミット

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 少々駆け足でしたが“ガガンボ”のマッチ・ザ・ハッチとして主要なパターンに触れてまいりました。
(※この他には“ラーバ”というステージもあるにはあるのでしょうが、個人的に今の段階では「特記すべき事例」があるワケでもないので、割愛させて頂きました。)

 通常であれば、これで殆どのガガンボのケースがカバー出来るハズなのですが…それはあくまでも、魚がスレていない場合でのお話。
有名河川でライズが安定している好ポイントにおいて、本当に無垢なライズに対峙できる事なんて、ハッチの初日から数日間ぐらいなもの。大抵のライズの主は、既にフライの存在を充分認識していて、一筋縄で行かないのが普通です。

 浮力に富んで視認性も高い…誰もが使いやすいフライというのは、当然頻繁に流される事になります。また、こういった類いのフライにありがちな“強い存在感”は、同時に「見限られ易い」という欠点もあります。
 そうなった時に、魚の反応を伺いながら“フライのボリュームを落としていく”のが一般的な対処法でありましょう。

この作業の果てに出来上がったフライが、コチラ『アーリースプリング・オミット』。
(早春から“除外”する…という意味ではなく、早春の省略フライというニュアンスでお願いいたします(-.-;))
今どきのバーチカルアイなどを使ってタイイングしてみました。

 ガガンボのフライを謳う上で許される簡素化は…ここら辺が限界かなぁ、という感じでしょうか。
でも哀しいかな、こんなフライに助けられたケースは数知れず…なのです。
 常連の流すフライを悉く無視した“超嫌らしいライズ集団”相手に、痛快4連続ヒットをお見舞いしたのも、今だから言うけど…このフライ。
(ちなみに、同行の初心者に同じフライを託したのですが、もう…勘弁してってぐらい…掛けてバラしてくれました。(-.-;))
 
 ただ…考える事は同じようで、みんな何処かしら似通ったパターンを使っているようです。渡良瀬には、こんな連中がゴロゴロと普通にいますから…油断できません。

 このフライのもう一つ美味しいトコロは、その汎用性です。
ガガンボは当然のことながら、フタバコカゲロウのイマージャー、コカゲロウのフローティングニンフ、はたまたユスリカ迄、サイズを若干変える事で対応できてしまう事。  
 ライズに追い詰められた時のために、こんなフライを数本ボックスに忍ばせておくと良いかも知れません。
ただ…くれぐれも乱用しないよう。


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# by sureyamo | 2006-12-27 11:51 | fly pattern | Comments(0)